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1044: 春よ来い 6 亀さん 2月28日(水) 22:46
 続きです。

 4551(429x2407)です。


亀さん 2月28日(水) 22:48
 4546(ピグマエオケレウス・ローレヤヌス)です。


亀さん 2月28日(水) 22:50
 4541(3158x3029)です。


亀さん 2月28日(水) 22:51
 4508(3368x3479)です。


亀さん 2月28日(水) 22:52
 4204(2504x925)です。


ウォーターメロン 3月 1日(金) 15:28
かくたすさん、みなさん、こんにちは。

亀さん
4551=429広瀬の朝(=2パープル×127グラウカム系底黄花種)×2407広瀬の薫風(=503広瀬の輝き×429広瀬の朝(=2パープル×127グラウカム系底黄花種))は素晴らしいですね。
やはり、429広瀬の朝 と 503広瀬の輝き は、花や形が素晴らしいだけでなく、遺伝子的にも優良株ですね。

ところで、先に、
>Echinopsis huaschaファスチャは、過去ヘリアンソセレウス属、コスマンタ属、ロビビア属などに入っていたりして、多くのシノニムが存在します。それらの属がエキノプシス属に併合され、「Echinopsis huascha」となりました。
 基本種は、紫紅色の美しい花ですが、色々な花色のタイプがあり、「美女丸(びじょまる)」「桃源丸(とうげんまる)」といった和名が付いています。
と書きましたが、日本の伊藤分類では基本種は湘南丸Cylindrobivia huascha Y.Ito, 1967 で黄花になっています。
同じ黄花ですが、この品種がカクタスエクスプローラの文のLobivia huascha var. robusta と同じものであるかどうかは不明です。
同じ現地のものを見ても、極論すれば分類学者の数だけ分類名は存在してしまいますし、基準種の取り扱いも違ってきます。伊藤先生はよく同僚の奥一氏から現地も見ずに学名を決めていると揶揄されましたが、自生地を見てなければなおさらのことでしょう。
Echinopsis huascha (F.A.C.Weber) H.Friedrich & G.D.Rowley の過去のシノニムは以下の他にも色々と多くあります。
Cereus huascha F.A.C.Weber・Helianthocereus huascha (F.A.C.Weber) Backeb.・Lobivia huascha (F.A.C.Weber) W.T.Marshall・Salpingolobivia huascha (F.A.C.Weber) Y.Itô など多数です。
Cereus huascha としての最初の記述は、1893 年にフレデリック・アルバート・コンスタンティン・ウェーバーによって発表されました。 種小名の huascha は、孤児を意味する地元のアルゼンチン語に由来するそうす(スペイン語ではないみたいです)。 ボリス・O・シュルンプベルガーは2013年にこの種をSoehrensia属に分類しています。 さらなる命名上のこの間の同義語は、年代順に追えばTrichocereus huascha (F.A.C.Weber) Britton & Rose (1920)、Lobivia huascha (F.A.C.Weber) W.T.Marshall (1938)、Helianthocereus huascha (F.A.C.Weber) Backeb (1951)、Salpingolobivia huascha (F.A.C.Weber) Y.Itô (1957)、Cylindrobivia huascha Y.Ito, (1967)、Echinopsis huascha (F.A.C.Weber) H.Friedrich & G.D.Rowley (1974)等、 他にも多数の同義語があります。

昭和54年(1979年)発行の伊藤芳夫著の「サボテン」によれば(伊藤分類)、
キリンドロビビア(円柱麗花サボテン)属Cylindorlobivia Y.Ito, 1967 は初めに細長くなり、古くなると群生。稜はやや鋭形。刺は針状で密生。花は頂生か、横斜め生で、頑丈な花筒を有する漏斗状か、ラッパ状蛾がったもの。花筒・子房には多くの羊毛がある。果実は大きく獎果。種子は小さく、多量。自生地は北部アルゼンチン
大まかな品種群として
湘南丸類:稜は多数で低い、縁は鈍形。刺は針状で、帯黄褐色。
湘南丸 Cylindrobivia huascha Y.Ito, 1967 黄花
桃源丸Cylindrobivia huascha var. roiiflora Y.Ito, 1967 湘南丸桃色花変種
美女丸 Cylindrobivia huascha var. rubriflora Y.Ito, 1967 湘南丸暗紅花色変種
美焔丸 Cylindrobivia huascha var. rubriflora Y.Ito, 1967 湘南丸火焔花色変種
幡竜丸 クリーム色花 は、湘南丸類の項目の記載で、他に、巨黄竜 白色花
須美丸 帯黄色花、扶桑丸 血紅色or朱紅色花 が、挙げられています。

添付写真は、幡竜丸 です。


ウォーターメロン 3月 1日(金) 15:38
続きです。

コスマンタ(装飾花サボテン)属Cosmantha Y.Ito 1967.
初め細長くなり、古くなると群生。稜はやや高く、鋭形。刺は瘦刺状で、細く短く黄褐色。花は側生か横斜め生で時としては頂生で、広漏斗状で、深紅色か桃色。
花筒、子房にはわずかに羊毛と剛毛。
Cosmantha grandiflora Y.Ito 1967 巨麗丸 はじめBritton & Rose両博士によりロビビア属に入れられていた(Lobivia grandiflora Britton & Rose 1922)が花筒・子房の特徴により分離して伊藤分類ではこの属を設けています。

ソエレンシア(砲弾サボテン)属Soehrensia Backeb. 1938.(Magalolobivia Y.Ito,nom.nud.1950)
大抵が単幹で、はじめ扁円状で短円柱状となり、南米ものとしては珍しく巨大になる。稜は多数、縁は顎状突起。花は頂生か、横斜め生で、頑丈な花筒を有する漏斗状。花筒・子房には羊毛がある。果実は大きく獎果。種子は小さく、多量。
自生地は南西部アルゼンチン。
大まかな品種群として
湘陽丸 Soelensia bruchii Backeb, 1938 深紅色花
緋陽丸 湘陽丸緋橙色花変種
巨壮丸 湘陽丸長刺変種
鋭芒玉 Soehrensia korethroides (Werderm.) Backeb. 1951 桃色花
麗刺玉Soehrensia formosa (Pfeiff.) Backeb. 1959  黄金色花
秀麗玉
が、挙げられています。

外国の分類では
Echinopsis huascha (F.A.C.Weber) H.Friedrich & G.D.Rowley I.O.S. Bull. 3(3): 95 (1974).
: 高さ 1.6 m までの直立した、または広がった茎を持ちます。 刺は黄色がかった色から茶色がかった色で、最長のものは 5 〜 6 cm になることがよくあります。 花は赤から黄色、オレンジ色で長さ7〜10センチ。 分布: アルゼンチンのカタマルカ州とラリオハ州。
Echinopsis huascha var. grandiflora= Lobivia grandiflora Britton & Rose 1922
:標準的なEchinopsis huaschaよりもはるかに短い赤みがかった刺 (長さ約 1 cm) と明るい赤い花を持っています。 分布:アルゼンチン、カタマルカ州。
Echinopsis huascha var. grandiflora f. herzogii =Lobivia grandiflora var. herzogii Rausch 1987
: 矮性植物に暗赤色の花を持つ小型の品種で、おそらく自然交雑種です。 分布: アルゼンチンのトゥクマン、フフイ、サルタ、カタマルカ州。
Echinopsis huascha var. purpureominiata = Lobivia purpureominiata F.Ritter 1980
分布: シエラ アンバト (ラス ジュンタス イ ラ プエルタ)、カタマルカ州、アルゼンチン。
Echinopsis hyalacantha (Speg.) Werderm.: しっかりとしたとげのある存在感と大きな黄色い花が特徴です。 分布:アルゼンチン、ピンチャス。

というのもあります。
学名だけ見ると、趣味家にとっては無縁の長物に見えてしまいます。

添付写真は、巨麗丸 です。


ウォーターメロン 3月 2日(土) 07:19
かくたすさん、みなさん、おはようございます。

上記の、湘南丸(添付写真:わが家のものでたぶんが付きます) 部分の追記です。

湘南丸類:稜は多数で低い、縁は鈍形。刺は針状で、帯黄褐色。

湘南丸 Cylindrobivia huascha Y.Ito, 1967 稜は12〜18で低い、外刺9〜11本で長さ約1.5cm灰色、中刺は1本で長さ約3cm灰色、花は長さ約8cm径約7cm黄色

桃源丸Cylindrobivia huascha var. roiiflora Y.Ito, 1967 湘南丸桃色花変種、他は湘南丸に同じ

美女丸 Cylindrobivia huascha var. rubriflora Y.Ito, 1967 湘南丸暗紅花色変種(小豆色がかった紅色)、他は湘南丸に同じ

美焔丸 Cylindrobivia huascha var. rubriflora Y.Ito, 1967 湘南丸火焔花色変種、他は湘南丸に同じ

湘南丸及びその変種の説明部分は、昭和45年発行(1970年)発行の伊藤芳夫著の「花サボテン新種作出法」から引用です。


亀さん 3月 4日(月) 19:05
かくたすさん みなさん こんばんは

ウオーターメロンさん

 E.huaschaに関する記事を興味深く拝読いたしました。Hualfin(スペイン語では
Hはサイレントなので、ウアルフィンとなります)の周辺にはE.huascha(これも現地ではウアスチャとなります)が多くみられます。

 これはウアスチャの大株ですが、時期が悪かったのか花が咲いていません。


亀さん 3月 4日(月) 19:10
 あちこち歩き回った末にようやく黄花の蕾にであいました。


亀さん 3月 4日(月) 19:15
 このウアルフィンにはアカントカリキューム属のグラウカムの群生地があります。
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