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52540: お教えください。 ryujumihou 4月24日(水) 00:14
標高400mほどの人の家の玄関に植えられていたもの(自生していたもの?)です。背丈は2mほどのもので、新葉の紅葉が見られます。白い花は3〜5弁のようで、サクラにもウメにも似ています。花びらには薄い赤紫の部分があるように見えます。葉質は硬く、表面がテカっていて、ツバキの葉に似ています。葉縁の鋸歯は無いように見えます。
何という樹木の花でしょうか、お教えください。

ryujumihou 4月24日(水) 00:15
全体像です。今のところ2mちょっとでしょうか?
枝が横に広がっています。

ryujumihou 4月24日(水) 00:18
花ですが、一部の花弁が散ったかもしれませんが、3〜5弁見えます。花弁の一部に赤紫色の所があるように見えます。

ryujumihou 4月24日(水) 00:22
葉は4〜5cmほどのもので、若い葉は赤みを帯びているようです。葉を拡大して見ましたら鋸歯は葉の半分末梢に柔らかい感じのものがあります。

ryujumihou 4月24日(水) 00:28
上の写真の部分拡大ですが、テカった葉の縁に末梢側半分くらいに鋸歯があります。

ryujumihou 4月24日(水) 00:30
別の角度からの写真です。どうぞよろしくお願いいたします。

sanpo 4月24日(水) 04:00
ryujumihou様、おはようございます。
沖縄原産のヒメサザンカの交配種で垂れないタイプのカメリア ‘エリナ’ではないでしょうか?
https://www.zoezoe.biz/2010_syokubutu/ka_3_ta/351_tsubaki/camelia/cv_elina.html

ryujumihou 4月24日(水) 09:15
sanpo さま、おはようございます。早速のお返事誠にありがとうございます。

カメリア ‘エリナ’で確認させていただきました。確かに、こちらは、中国雲南省南部産の「カメリア・ツァイ・シナプティカ 「と沖縄原産のヒメサザンカの交配種とあります。

「カメリア ロストルニアナ 'エリナ’」というものもあるようですが、省略して、この名前があるんですかね?
 こちらの方「カメリア ロストルニアナ 'エリナ’」は、中国四川省南部で発見された、まったく新しいタイプのツバキとありました。➡ [ https://www.tokyo-aff.or.jp/site/shinjushu/58893.html ]

いずれにしても、『カメリア ‘エリナ’』で納得いたしました。ありがとうございました。今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

sanpo 4月24日(水) 09:40
ご紹介のサイトでは、「カメリア ロストルニアナ 'エリナ’」は「ピラミッド状の樹形になる。」とあり、お写真を見ますと、枝垂れた結果、ピラミッド状になっているようです。
それに対してカメリア ‘エリナ’は、所長さんの『樹木の葉』でも、枝垂れないことが特徴として挙げられていますね。

Aquiya 4月25日(木) 01:12
カメリア・ロストルニアナ 'エリナ’とカメリア‘エリナ’という2種類の園芸品種があるわけではなく、同じ植物だと思います。
‘エリナ’は農林水産省に品種登録されている植物です。
その申請者ご本人の申請によると、「中国から導入した野生種の変異株」となっています。
また同時にアメリカの植物特許の許諾を受けていて、その資料によると、「ツバキ(Camellia rosthorniana)の新品種として登録」となっています。
‘エリナ’がヒメサザンカの交配種というのは、おそらく間違った情報ではないでしょうか。
なお‘エリナ’も枝が伸びると枝垂れるようになります。
‘エリナカスケード’という別の園芸品種とされるものもありますが、‘エリナ’と‘エリナカスケード’の区別は困難です。

このきなんのき所長 4月25日(木) 11:21
最近よく見かける庭木ですね。
カメリア・エリナと呼べばよいと思いますが、それがどの種に由来するかを正確に調べるにはDNA解析などしないと難しいのでしょうね。拙著「樹木の葉」に記した情報もあくまで一説です。登録品種データベースにある情報がどこまで正確かは分からないし、ヒメサザンカは中国領である台湾にも分布します。

私はカメリア・ロストルニアナの野生品を見たことがないのでわかりませんが、カメリア・エリナは、沖縄のヒメサザンカとよく似た雰囲気を持っているのは確かです。
https://mikawanoyasou.org/data/camellia_elinacascade.htm

Aquiya 4月25日(木) 12:50
所長様、こんにちは。

国際ツバキ品種登録の以下のページに、写真で見る限りは‘エリナカスケード’とよく似た植物が、Camellia minutifloraとして掲載されています。
https://camellia.iflora.cn/Species/Detail?latin=Camellia+minutiflora
この情報と写真が正しいなら、‘エリナカスケード’と‘エリナ’、両園芸品種(?)ともヒメサザンカの交配種ではなく、上記の種内の個体変異なのかもしれないな、と考えております。
*今ちょっと情報源が見付かりませんが、アメリカで登録されている‘Cupid’=‘エリナ’とCamellia minutifloraの関係を記した文章を読んだような記憶もあります。少し探してみます。
なお、Camellia minutifloraはCamellia lutchuensis var. minutifloraのシノニムなので、ヒメサザンカと似た雰囲気を持っているというのも当然かもしれませんね(ヒメサザンカの仲間には、ほかにも似た雰囲気のものがありそうですが)。

ryujumihou 4月27日(土) 21:43
皆さま、こんばんは。
皆さまのいろいろのご検討があり、ありがたいのですが、僕としては難しいですね。
『カメリア ‘エリナ’』で納得することにいたしました。
すいません。
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