7027739
ハンドルネーム:
HP(任意):
タイトル:
本文:
撮影地方: view
画像(2枚目は返信で):
編集削除パスワード
 cookie


53678: 教えてください よっちゃん 7月12日(土) 15:03
山口市です。
ウルシ科のハゼノキと思ったのですが、オニグルミの可能性はないでしょうか?
奇数羽状複葉ですが、写真のは、少しずれています。

よっちゃん 7月12日(土) 15:04
葉裏です

よっちゃん 7月12日(土) 15:04
幹です

きいよ 7月12日(土) 16:06
奇数羽状複葉で、葉身が細長く、明らかに葉柄があります。
葉表に毛が無いように観え、葉裏で側脈が大きく突き出ていないように観えます。
ウルシ科ハゼノキに賛成です。
オニグルミは葉柄が殆ど無く、葉身基部が非常に左右非対称です。
小葉がこれほど互生状に付いた個体を観たことが無く一瞬シンジュかと思いました。

通行人C 7月12日(土) 16:51
こんにちは。
果序や果実の形状からウルシ科のようですね。
ただ、葉先の伸び出し加減や質感から、ハゼノキとするには違和感を覚えます。
奇数と見るか偶数と見るか、意見が分かれるところだと思いますが、偶数羽状複葉と見て、ランシンボク(別名カイノキ)を候補にします。

よっちゃん 7月13日(日) 11:38
ご意見 ありがとうございます。
この個体の他の枝の葉は、きちんとした奇数羽状複葉なのですが、写真の枝葉のみ小葉が互生でした。
ハゼノキで整理したいと思います。

クサボケ 7月13日(日) 19:19
ムクロジ、ということはないでしょうか。
ムクロジなら羽状複葉の小葉がズレることはよくありますし、枝の先端が花序になっていること、花序が上向きに立ち上がっていること、などから私はハゼノキを感じませんでした。
53680: この木は inakamon 7月13日(日) 15:42
福島県の里山で見かけました。
この木の名前教えてください。

inakamon 7月13日(日) 15:42
もう1枚添付します。

きいよ 7月13日(日) 18:17
対生葉序でほぼ全縁、小葉は5対程度に観えます。
葉柄基部は大きく膨らみ、冬芽は観えません。葉柄内芽と思います。
ミカン科キハダをご検討ください。
53677: この木はなんでしょうか よっしー 7月12日(土) 12:47
沖縄県 国頭村
結構古い木だと思います
上部は伐採されています

よっしー 7月12日(土) 12:48

よっしー 7月12日(土) 12:51

sanpo 7月12日(土) 19:35
よっしー 様、こんばんは。
クワ科ハマイヌビワをご検討ください。

よっしー 7月12日(土) 20:08
ありがとうございます
近くの人に聞いたりサイトで調べたんですがわからなかったんで
手掛かりがつかめました

くみ 7月12日(土) 21:24
対生葉序に観えます。
クワ科ハマイヌビワは互生葉序と思います。

このきなんのき所長 7月12日(土) 23:53
対生なので、フトモモでしょうね。
フトモモ科の熱帯果樹で、一応食べられる実がつきますが、なかなか結実しない木も多いです。

よっしー 7月13日(日) 05:57
ありがとうございます
そうなんです 詳しくはないですが葉のつき方が対生です
一年ほど見てますが花は咲いてないような気がします
情報ありがとうございます
53672: シオジでしょうか? ヨウアン 7月 8日(火) 22:18
岡山県北東部、海抜900mの沢沿いの登山道です。
樹高10m以上の大木、
樹皮に縦すじがあります。

ヨウアン 7月 8日(火) 22:27
幸い、手の届くところに葉が出ていました。
奇数羽状複葉、対生で
小葉は4対、鋸歯はあります。
葉身長は40cm,小葉の大きいので18cmくらいです。

ヨウアン 7月 8日(火) 22:40
葉裏はほとんど無毛にみえますが、
ルーペで覗くと、脈上に開出毛が確認できます。
葉柄基部は靴のように膨らんでいます。
このあたりは、サワグルミ、ヌルデ、チドリノキなどが群生していますが、シオジと思われるのは、この個体のみで少し自信がありません。
また、岡山県でも希少種ですのでご確認をお願いします。

通行人C 7月 9日(水) 02:03
こんばんは。
『樹木の葉』からの受け売りですが、中国地方に分布するのは、シオジ、ヤマトアオダモ、アオダモ、マルバアオダモで、ヤマトアオダモには小葉柄が有り、アオダモとマルバアオダモは小葉が3対以下で、何れも樹皮は平滑なので、シオジのみがお尋ねと合致しますね。
葉柄基部が膨らんで枝を抱く様子からも、シオジでよろしのではないでしょうか。

ヨウアン 7月 9日(水) 10:39
おはようございます。
通行人Cさん、シオジとご確認下さり、ありがとうございます。
モクセイ科トネリコ属(Fraxinus)から吟味して頂きました。
属名による分類は役に立ちますね。
シオジは和太鼓の胴の材料としてケヤキなどと同様に利用される、
と聞いていましたので、出会えてうれしいです。
行者の道を覚悟してシオジのみを目的に出かけましたが、幸運でした。
It is only by seeking that he will find.

このきなんのき所長 7月 9日(水) 14:04
まさに通行人Cさん仰る通りの理由で、シオジですね。
中国地方ではそう簡単に出会えない渓谷の木です。
和太鼓の材料ですか、大木になりますからね。

最後の英文、ことわざのようにも見えますが、何かの名言ですか?
いい言葉ですね

ヨウアン 7月 9日(水) 22:18
こんばんは。
所長さんからもコメントを頂き、ありがとうございます。
その後調べましたら、シオジはタモ材として乱獲され、現在では保護されているのですね。大切に見守っていこうと思います。

It is only by seeking that he will find.
出典は、たまたま今朝読んで目に止まったもの。トインビー(英国の歴史学者)が、その主要著書「歴史の研究」の中で、サー・アルフレッド・ユーイング(英国の物理学者)が1932年の英国学術振興会の会長挨拶で述べた言葉を引用したものです。西欧文明の前途というテーマで、当時急速に進歩しつつあった機械文明は、果たして人類の幸福な未来につながっていくか?という問題(現在はもっと深刻ですね)に対し、人間の創造的才能を養うことによって、未来への希望を切り拓いて行こう、という前向きな呼びかけの中の一文です。
現代にも通じる重大な尊重されるべき思想を、軽々しく我田引水的に利用してしまって、恥ずかしい限りですが、いい言葉ですね。

このきなんのき所長 7月13日(日) 00:06
そんな歴史のある言葉だったのですね。
急速な機械文明の発展が、今の地球の状況に繋がったとも言えるでしょう。そして次は、急速なAI文明での進歩でまた劇的に変わるかもしれません。

AIに探させていては、答えは見つけ出せないかもしれませんね。
53669: コナラ属をナラ属と呼ぶことについて このきなんのき所長 7月 6日(日) 15:20
樹木好きな皆さんにご意見を伺いたくて投稿します。
ブナ科コナラ属の名称について、サクラ属やツツジ属などと異なり、コナラ属だけが総称ではなく固有の種名が属の和名になっていることを以前から疑問に思っており、「ナラ属」という呼称を私の図鑑で提案したいと思っています。属の和名は、内包する種の総称であることが望ましいからです。

これについて、賛否の意見があれば聞かせていただけませんか。

ガリー 7月 6日(日) 16:10
そもそも

「コナラ属」

という命名になった経緯がわからないのでなんとも言えません。
その経緯がおわかりであれば教えていただきたい。
個人的にはコナラ属でも気になりません。わざわざ変更することの方が煩わしいとも感じます。

sanpo 7月 6日(日) 19:33
所長様、皆様、こんばんは。
ブナ科の属について、今まで深く考えたことはなかったのですが、言われてみれば、クリ属はクリ1種のみ、ブナ属、シイノキ属、マテバシイ属は2種ずつなのに対して、コナラ属は落葉あり常緑ありの20種ほどの大所帯です。
しかも、所長さんがおっしゃるように、コナラという種名が属名になっているのも、確かに違和感がありますね。同時に、コナラ属だけ大雑把なのではと思ってしまいました。
所長さんは既にご存知かと思いますが、下記のようなQ &Aがありました。
属の命名は慣習のようなものなのでしょうか?
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=4923

あかね雲 7月 6日(日) 21:28
所長さま 皆さま sanpoさま こんばんは
ナラノキという木を見たこと無いので「ナラノキってどういう木」と夫に尋ねました
この地の里山の多くの先代の人たちは落葉樹の林を利用を生業としていました 夫もそれなりにこの地に植生の木のいろいろは広く浅くですが知っているので尋ねました
すると「ナラノキという木は無い この地でナラノキといえばコナラのこと ミズナラや交雑のナラ類やクヌギもあるけどナラノキといえばコナラのことだよ」と言いました
sanpoさんの紹介されたサイトにも『代表的な種の和名を使っています ナラ ナラノキという種はありません』と書かれてあり納得いたしました
そしてsanpoさんの仰るようにコナラ属は落葉樹と常緑樹が似ていないものも同じ属というのも大雑把で違和感ありますね
ナラ属に代えるのに賛成かコナラ属のままで良いか どちらかに賛成の判断ができませんのに僭越な意見を失礼いたしました


sanpo 7月 7日(月) 10:16
皆様、おはようございます。
「コナラ属」という属名につきましては、確かに突っ込みどころが多く、どうしてこうなったのか疑問に思います。
その上で、所長さんの新しい図鑑で「ナラ属」を採用されることへの賛否を問われるなら、現時点では、私は「否」です。図鑑の生命線である信頼性に、少しでも疑義が差し挟まれることがあってはならないと思うからです。
属名に関する問題提起は、然るべき学会で行われるのが最善ではないでしょうか?
失礼の段は、お許し願います。

あかね雲さん
夫に先立たれた身として、ご夫婦の素敵な会話が羨ましく思いました。

このきなんのき所長 7月 7日(月) 11:10
皆さんご意見ありがとうございます。
コナラ属のままでいい、というご意見も多いようですね。

sanpoさんが記されたURLに書かれているように、コナラを属の代表種として選んだのでしょうが、その名付けた方はむしろ例外で、サクラ属、ツツジ属、ヤナギ属、キイチゴ属、カエデ属のように、種名ではなく総称名で属の和名を名付けるのが大半です。

これらを、ヤマツツジ属、シダレヤナギ属、モミジイチゴ属、イロハモミジ属などと呼ぶのはおかしいでしょう? コナラ属だけがその状態です。

クマシデ属、という名称も以前は使われていましたが、最近はシデ属という呼称が定着しています。

種名が不明のサクラの木があった場合に、「サクラ」「サクラの一種」「サクラ類」のように属名を使って呼べば、総称にもなるので間違いにはなりません。

ところがコナラ属の場合のみ、「コナラ」「コナラの一種」「コナラ類」と呼ぶと、おかしなことになります。ですから、他の属名と基準を揃えて、総称に適した属の和名を提案したいと思っていますが、いかがでしょう?

たろ 7月 7日(月) 14:51
本筋から外れるのですが、いい機会なので教えてください
学名は命名規約がある一方、和名(標準和名、地方名)は、なにやら命名者の思い入れだけで決まるようですね
(納得できない標準和名が山ほどあります)

だとすれば、学名の変更は難しくても、(混乱や周知性を無視すれば)和名を変えることは可能とは考えます。
そこで質問ですが、学名の属名を替えないままで、それに対応している日本語の属名の変更は可能なのでしょうか?

このきなんのき所長 7月 7日(月) 19:06
たろさんご指摘のように、和名には規約やルールはありません。よって、標準和名、というものも植物では定義されていないはずです。

なので、学者や命名者が和名を決めても普及しないケースも多々あるし、園芸業者がつけた呼称が定着するケースもあります。

属の学名はそのままに、対応する属の和名を変えて提案することは可能でしょうが、分類を定義するのは分類学者の専門領域なので、その和名を学界の外から勝手に提案すると、反発があるのかなと感じています。

ちなみに分類学者の間では、いろんな人がいろんな呼称を提案しています。たとえばAPG分類で誕生したサカキ科は、ペンタフィラクス科、モッコク科、サカキ科が使われましたが、サカキ科で定着した印象があります。

sanpo 7月 7日(月) 23:31
皆様、こんばんは。
どうやら、私は、樹木の学名や属、標準和名の命名について、何もわかっていないことに、やっと気づき始めています。
こういうものは全て、学会などしかるべきところで定めたものと思い込んでいたために、学校のテストで、例えば「クヌギは何科何属ですか?」という問題があった場合に、「ブナ科ナラ属」と書かれた図鑑で覚えた生徒は間違いとされてしまうという単純な発想でした。済みません。

業者による園芸種の命名が定着して結果オーライという世界であれば、多くの図鑑を出版された所長さんなら、なおのこと、よりふさわしい属名を提案される適任者と思われます。
というわけで、前言を撤回し、「ナラ属」という呼称を所長さんの図鑑で提案されることに「賛成」に乗り換えます。

K-ichi 7月 8日(火) 04:11
>園芸業者がつけた呼称が定着するケースもあります。
クレマチスとかシンビジュームとかハイビスカスとかでしょうか。

あかね雲 7月 8日(火) 10:54
所長さま 皆さま おはようございます
身近な馴染み深いコナラ属のことを学び直すことができました
コナラ属に落葉樹と常緑樹が一緒なのは古代はドングリが主食でありそのことからドングリが生る木を一属にということで理解しましたしました
クリはクリ属なのはドングリでは無いからでしょうか
コナラ属をナラ属に変更という 族への所長さまの想いがよく解り小さな一票ですが賛成いたします

sanpoさんもご主人さまとの想い出を大切にされているのでしょう
この地に住んで夫と樹木のいろいろな話しができるのは嬉しいことですね
ありがとうございます

通行人C 7月 8日(火) 13:22
皆さん、こんにちは。
所長さんのご説は一理あると思いますが、少々疑念もあります。
「ナラ」と云う呼称が、「サクラ」や「モミジ」のように一般的に使われているかという点です。
私だけかもしれませんが、コナラは、西日本の暖温帯に住む者にも身近な存在で、「コナラの仲間」と聞けば直ぐにクヌギやカシワから、アラカシやシラカシの樫類までも連想できるのですが、「ナラ(楢)の仲間」にはあまりなじみがなく、ミズナラやレッドオークなど北方系の樹種で、ウヰスキー樽や北欧家具のイメージが強く、樫類迄はパッと浮かんできません。
「コナラ属」が定着しているのは、そういう一面があるのではと考えています。

「種名ではなく総称名で属の和名を名付けるのが大半」という所長さんのお考えには反しますが、属の和名は代表する種名が用いられることも多いように思います。
サクラ、カエデ、ヤナギ、キイチゴ、ツツジ、など総称名を属名にしているのは、古来から日本人になじみが深く、園芸種も多く、古くから総称が用いられていた樹種の集団があったからではないでしょうか。
古くからの総称が無かった「ウメ」や「モモ」はスモモ属(Prunus)が使われていますね。
逆に言えば、和名の種名の○○ザクラ、○○カエデ、○○ヤナギなどは、総称があったから名付けられたとも考えられます。

古くからの総称はあったけれども、落葉樹類には「楢」、常緑樹類には「樫」が使われていた「現コナラ属」を「ナラ属」にひっくるめてしまうのは無理があるように感じます。

sanpo 7月 8日(火) 17:20
皆様、こんにちは。
今回、素人なりにコナラ属について考える機会をいただき、常緑樹も落葉樹も“十把一絡げ”と思ってしまいましたが、通行人Cさんがおっしゃることを踏まえて、落葉樹をナラ属、常緑樹をカシ属と分ければ、スッキリするのではないかと思えてきました。
訳もわからずお邪魔して、大変失礼いたしました。

K-ichi 7月 8日(火) 18:44
>落葉樹をナラ属、常緑樹をカシ属と分ければ、スッキリする
世界標準の学名の分類にも関わる話で常緑か否かで属を分けろ、というのは乱暴すぎでは。

あかね雲 7月 8日(火) 20:34
再々のお邪魔をさせていただきます
先の投稿ではコナラ属をナラ属にということに大賛成ではなく小さく賛成しました
何となく残念さを拭えないからでした
やはり最初の投稿通り ナラ ナラノキ という木は日本には無くナラノキと言えばコナラと言われていること
コナラ属には落葉樹も常緑樹も共にドングリが生る木として同類とするコナラ属の意味を尊重したいと思いました
ナラという日本に無い木を日本の木の属名に相応しいかという疑問も残りました
いろいろ意見を申し上げて失礼いたしました

このきなんのき所長 7月 8日(火) 22:31
いろいろご意見ありがとうございます。
ナラという総称は昔から使われていますし、皆さん「コナラ」に馴染みが強いのは、コナラ属という名称が古くから図鑑で使われてきたのと、みなさんがコナラとカシが多い照葉樹林帯に住んでおられることもあるでしょう。

ちなみに、コナラ属のうち、落葉樹はコナラ亜属、常緑樹はアカガシ亜属という下位の分類群に分類されます。ただし、ウバメガシだけは例外で、常緑樹ですがコナラ亜属に分類されます。どんぐりの殻斗がコナラと同じ網目模様ですね。

ナラ属かカシ属かカシナラ属かコナラ属か、などを十分議論したのではなく、最初に著名な学者が「コナラ属」を使ったので、それがそのまま継承されてきたと推測しています。

故に、しっかり勉強してきた人ほど、sanpoさん仰るテスト的な回答である「コナラ属」を変更することに抵抗をもつのは理解できるのですが、僕はこれから植物を学ぶ若い人たちにわかりやすく伝えることを最優先に考えています。

通行人Cさんが仰る「属の和名は代表する種名が用いられることも多い」という具体例を5個ぐらい教えてもらえますか? 総称があるにも関わらず、代表種の種名が属名に使われているケースは、日本の木本類に関してはなかなか見当たらないです。

通行人C 7月 9日(水) 01:35
こんばんは。
所長さんに教えるなんておこがましい限りですが、ご指名により「属の和名は代表する種名が用いられている」例を思いつくまま挙げてみます。
クスノキ科クロモジ属、バラ科シモツケ属、モチノキ科モチノキ属、モクセイ科トネリコ属、ミズキ科ミズキ属、ガマズミ科ガマズミ属、ツツジ科スノキ属、スイカズラ科スイカズラ属、などです。
先に挙げたスモモ属は、ウメ、モモ、アンズなど代表する種の候補が多くて英名がプルーンのスモモが選ばれた例ではないでしょうか。

「総称があるにも関わらず、代表種の種名が属名に使われているケース」ですが、総称は「カキ(柿)」だが属名はカキノキ属の例はどうでしょうね(こだわり過ぎかな?)

書きながら思ったのですが、ヒノキ属のヒノキ、リンゴ属のリンゴ、イチジク属のイチジク、サンショウ属のサンショウ、などは、誰もが知っているような名称で、改良された品種も多いですが、種として他に似通ったものが無いので、総称ではないですよね?

このきなんのき所長 7月 9日(水) 13:53
通行人Cさん、ありがとうございます。
挙げられた例のほとんどは、総称名とも言えますよね。

クロモジは、ケクロモジ、ヒメクロモジなどの総称とも言えるし、トネリコも、シマトネリコ、ツクシトネリコ、セイヨウトネリコ、アメリカトネリコなどの総称と言えます。

カキノキは、総称なら確かにカキ、とすべきかもしれませんが、まあ違和感は感じないです。ヒノキ、リンゴ、サンショウもどれも総称として使えます。セイヨウヒノキ、ヒメリンゴ、カラスザンショウなどの同属の別種が多数あるからです。イチジクだけは、同属他種には「〜イヌビワ」の名がつく種が大半で、やや例外ですね。

ただ、コナラ属だけは、「〜コナラ」という別種は基本的にないので、総称のナラがあるのに、固有の種名が使われている唯一の例外と言えると思っています。

このような例が他にあるなら、知りたいのです。

たろ 7月 9日(水) 16:44
再度の投稿で失礼します。
当初感じたのは『なぜいまさら?』ということでした。
それはあたかも、APG体系により分類を見直す戸惑いに似たものでした。
要は、それまでの自分の慣れ親しんだ和名・知見を修正しなけれなならないことへの困惑とでもいえます。

しかし、所長の思いは『これから植物を学ぶ若い人たちにわかりやすく伝えることを最優先に』とのこと。
まさに 目から鱗の思いです。
単に和名を替えるということではなく、学名の属名に対応する和名の変更は分類学者からの反発は必至との所長の見解。
困難さが予想されますが、所長の図鑑によりそのことが実現できたらと思うとワクワクします。

このきなんのき所長 7月13日(日) 00:03
たろさん、コメントありがとうございます。

危機的な森林生態系の崩壊、里山の荒廃、地球環境問題を抱えている現代だからこそ、属和名に限らず、多くの若い人が分かりやすく植物や自然を学べることを第一義に、今後も務めていきたいと思います。

なお、今回の図鑑では「ナラ属」はすぐに使用せずに、コラム内でナラ属と呼ぶことを提案するにとどめることにしました。秋までに発売できると思います。

他の皆さんもありがとうございました。
53679: 教えてください カノコ 7月12日(土) 18:39
実家の裏山に生えていました。
7月12日現在で、緑の実がなっています。
葉っぱは少し照りがあります。4月ごろに白い小さい花が咲いていたと母が言ってます

くみ 7月12日(土) 19:07
トウダイグサ科オオアブラギリを候補に挙げます。
ご検討ください。
53668: この葉っぱの名前を教えてください リネン 7月 5日(土) 16:41
庭飛び込んできた葉っぱの名前を教えてください。

木本なのか草本なのかもわかりませんがよろしくお願い致します。

リネン 7月 5日(土) 16:42
画像が抜けてしまいました。

リネン 7月 5日(土) 17:07
上の写真の大きい方の葉っぱの長さは8、5pです。

やはり草本でしょうか、、、

リネン 7月 6日(日) 09:41
やはり草本でしょうか?
木本だったら芽が出てきた時から茎がしっかりしますよね。



ガリー 7月 6日(日) 16:07
この芽生えが何かはわからないのですが
木本でも本葉が数枚出ても直径1mm程度でひょろりとしているものもあります。
この状態で草本か木本かは判断できないかもしれません。
私が知っているメジャーな木本の芽生えではないものの
私が知らない芽生えはたくさんあるのでみなさんの意見を待ちたいと思います。

web上に「芽生え図鑑」がありますのでご紹介します。
森林総合研究所のサイトです。

https://www.ffpri.go.jp/labs/mebaezukan/index.html

ガリー 7月 6日(日) 16:13
上記の「芽生え図鑑」ページから検索ページを開けないようです。
私が使っているブラウザーではエラーになってしまいました。
以前は開けていたのですが。

chako 7月 7日(月) 13:29
場所が分からないので何とも言えませんが、
直感でコアジサイを思い浮かべました。
近くにコアジサイがないでしょうか?
コアジサイのある所ではよく実生が見られます。

リネン 7月10日(木) 16:29
ガリー様、Chako様、

今日久しぶりにこのサイトを見まして、まだご検討くださってるとは知らず大変失礼しました。

私の住んでいるところは森の中の地域ですので、樹木は沢山茂っています。野鳥も多いので野鳥の落としものかもとこちらで教えていただこうと思ったわけです。
自宅にも植物が多いですが、この葉っぱには記憶がありませんので、一応見守っていこうと思いました。写真は現在の様子です。大きくなれば分かるのかな?と思います。
本当にありがとうございました。

カイ 7月11日(金) 08:04
遅くなっての参加で申し訳ないのですが、フタリシズカに見えました。
2枚目の画像で、葉先が尖っているのを確認出来たので投稿してみます。

リネン 7月12日(土) 14:29
カイ様
コメントありがとうございました、
一枚目の写真の葉っぱの葉先が丸かったので違うと思いました、確かに次の葉っぱの葉先は尖っていますね。

長年育てて庭の離れたところには種子が飛んで芽生えたことが無かったので、、、
フタリシズカなのでしょう、

皆様、本当にありがとうございました。
草本なのに申し訳ございませんでした。

あかね雲 7月12日(土) 18:35
コメントしようか迷いました
フタリシズカは茎は一本立ちで葉は十字対性で4枚か稀に3対で6枚です
頂部に白い花穂を一本から数本長く立ち上がります
追加画像のように枝分かれの芽を出すことは無いと思われます
ではこの植物は何かとは判りません

53676: 木ではないかもしれませんが エフ 7月12日(土) 11:51
蔵王の稜線で見ました。ミヤマネズの間から出ていました。ミヤマネズの画像を見ましたが似たものはありませんでした。これは何でしょうか?

きいよ 7月12日(土) 13:11
シダ植物ヒカゲノカヅラ科ヒカゲノカヅラと思います。
https://matsue-hana.com/hana/hikagenokazura.html

エフ 7月12日(土) 14:02
きいよ様 ありがとうございます。
ヒカゲノカズラの胞子嚢穂なのですね
53675: 木の名前を教えてください 家庭菜園初心者 7月12日(土) 10:13
昨年から庭に出てきたこの木の名前教えてください。
よろしくお願いします。

くみ 7月12日(土) 13:16
二列互生葉序で、葉柄が短く鋸歯が弧を描いていますね。
ニレ科ケヤキをご検討ください。

通行人C 7月12日(土) 13:32
こんにちは。
お写真では確認しにくいのですが、葉身基部から出る最下部の側脈の葉縁への到達点より下方にも鋸歯があるので、最下部の側脈はさらに外側に分岐しているように思います。
それと、ケヤキなら鋸歯の丸みはもっと大きいような・・・
アサ科(旧ニレ科)のムクノキの方ではないでしょうか。
53674: よろしくお願いいたします しずき 7月 9日(水) 17:13
兵庫県南部の低山の中腹に生えています。
樹高はここでは3mほどです。
前回お願いした ムクノキとは少し違うように思いますので、よろしくお願いいたします。

しずき 7月 9日(水) 17:15
幹の様子です

きいよ 7月 9日(水) 17:31
互生葉序で、重鋸歯、葉柄は比較的短く葉先は尾状に長く伸びてはいないようです。
側脈はほぼ真っ直ぐで平行に並び葉縁に達しています。側脈数は12対程度に観えます。
幹に縦筋が走っているように観えます。
カバノキ科イヌシデと思います。

しずき 7月 9日(水) 20:22
きいよ様、イヌシデ 有難うございます。
葉の様子などを、具体的に丁寧に解説頂き勉強になります。
ここで名前を教えてもらったイヌシデが麓に一本あるのですが、冬芽、花と果穂、中えい ばかりを気にしていて、葉はじっくり見ていませんでした。
今度 重鋸歯などを観察してみようと思っています、お尋ねした樹の方は、葉に手が届かないのですか、何とか一枚でも手にしてみたいと思っています。
【編集・削除方法】
1:編集・削除したい投稿の冒頭タイトル左にある矢印マークをクリックします。
2:切り替わった画面で、ページ最下部の欄に、投稿時に入力したパスワードを入力します。
3:「編集」(返信がついていない最初の投稿のみ可能)か「自分の最後の投稿を削除」か「スレッド自体を削除」を選びます。
4:実行ボタンをクリックすれば編集画面に移るか削除完了します。
※文脈を乱さないために、返信がついた後や古い投稿の編集・削除はできない仕組みになっています。


1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

2024-1

123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031