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53923: これはウリハダカエデでしょうか?
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ちゃらんぽ 11月21日(金) 13:01
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お世話になります。 阿蘇・根子岳の登山道に落ちて間もない感じの紅葉です。 林将之さんの『紅葉ハンドブック』(旧版)をにらめっこすると、ホソカエデの可能性もあるのかなと悩んでいます。 ご教示くださるとうれしいです。
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ちゃらんぽ 11月21日(金) 14:44 きいよさん、コメントありがとうございます。
裂片の伸びる向きや葉柄と葉身の長さ比較など、判断材料が写真1枚に実はたくさん含まれていることを気づかされました。 もう少し勉強しなければ、と良質の刺激をいただきました。 感謝いたします。 |
ちゃらんぽ 11月21日(金) 14:48 なぜか、2通目の投稿をした瞬間に、きいよさんのコメントが焼失してしまいました。 誤操作してしまったかもしれません。失礼しました。 |
通行人C 11月22日(土) 00:09 こんばんは。 お写真を見ながら、きいよさんの挙げられた特徴を考えました。 葉柄の長さ:確かに長めだが、葉身と同程度というほどではなく、葉身長の2/3以下のように見える。 葉柄の赤味:部分的に赤みを帯びるが基調は緑色のようだ。 鋸歯の粗さ:ウリハダでもホソエでもありそうな粗さにみえる。 葉身基部の形:確かに心形とは言い切れないように見える。 裂片の先の伸び出し:ウリハダでもありそうな長さで、ホソエにしては少し短めに見える。 葉裏の脈腋の膜:左端の葉に2か所白っぽい部分はあるが、右下の2枚の葉では確認できない。
私の判断はウリハダカエデで、理由は次の通りです。 葉柄の長さは長めだが個体差の範囲内のように思われます。 紅葉した葉では葉柄の赤味は考えられますし、ホソエカエデなら葉柄全体に赤みが有るように思います。 ホソエカエデを決定づける葉裏の脈腋の水掻き状の膜ですが、無いだろうと判断しました。 その他の特徴は、ウリハダカエデとホソエカエデとを判別する材料にはならないように思います。 何といっても、今のところ文献ではホソエカエデは九州には分布しないとされており、カエデ類のような大型の葉を持つ樹種が見過ごされる可能性はかなり低いと考えます。
もし、再訪して葉裏を確認する機会があり、脈液の膜が見つかるようなことが有れば、大発見ですが・・・・・
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