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31: 教えてください
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クサボケ 2026- 2-22 Sun 17:38
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岡山県の下蒜山です。撮影したのは2025年5月下旬です。 最初はミネカエデかと思い、岡山県は分布外のため、ナンゴクミネカエデを考えたのですが、いくつかの図鑑でナンゴクミネカエデは岩手県〜近畿地方、四国、九州に分布となっていて、すると中国地方はナンゴクミネカエデも分布外でしょうか?
もうひとつ気になるのは生育環境です。 下蒜山は登山口から5合目(770m)まで樹林帯で、そこから上は笹原です。この木を見たのは5合目より下の樹林帯の中でしたから標高は600〜700mくらいだと思います。 ナンゴクミネカエデにしてはずいぶんと低い気がします。周囲の木々も低山で見られるような樹種でした。
前年に四国でナンゴクミネカエデを見る機会があったのですが、徳島県の剣山、愛媛県の石鎚山、四国のナンゴクミネカエデ自生地は概ね標高1500m以上で、ウラジロモミやシラビソ(シコクシラベ)など針葉樹と落葉樹が混じる亜高山の環境でした。
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クサボケ 2026- 2-22 Sun 17:39 登山道からちょっと離れたところに生えていて手が届かず、ズームで撮った写真しかありません。 |

クサボケ 2026- 2-22 Sun 17:41 もう1枚。 |
通行人C 2026- 2-22 Sun 22:55 こんばんは。 クサボケさんに意見を述べるのは気が引けますが・・・・・ 葉形はナンゴクミネカエデが近いように思います。 問題は、中国地方の下蒜山の標高600〜700mくらいで出現するのかという点のようですね。 林先生の『樹木の葉』では、本州〜九州の冷温帯・亜高山帯にヤヤ稀・・・典型は西日本の標高1500m級の山に多い。とありますので、分布範囲はかなり広いのではないでしょうか。 蒜山は鳥取県境の山で、冬季には積雪も多い場所ですので、見かけられた場所は標高が低くとも冷温帯と考えてよさそうに思います。 この2点から考えて、お尋ねはナンゴクミネカエデでよろしいのではないでしょうか。 |

ヨウアン 2026- 2-23 Mon 10:19 こんにちは。 クサボケさん、岡山県の下蒜山に来られたのですね。 私もやはり岡山県と鳥取県の県境で標高700m〜1000m付近で、コミネカエデにしては、基部の裂片がやや長く、切れ込みの深い葉を見たことがあります。 これは、朝鍋鷲ケ山にあったもの。 |
クサボケ 2026- 2-23 Mon 10:20 通行人Cさん、ありがとうございます。 そういえば5合目を過ぎてササ原に出ると、遠くに日本海が見えていました。 岡山側から入山しましたが、まさに県境の稜線上を歩くルートで、この木は鳥取側(日本海側)の斜面に生えていました。 蒜山は冬に日本海からの季節風が直接ぶつかる山なのですね。
地図を見て気づいたのですが蒜山の北の日本海上に隠岐があります。 たしか隠岐は西日本に位置しながらオオヤマザクラやクロベなど寒冷地の植物が海岸近くの低標高地でみられる不思議な島でした。 植物の分布も、水平分布や垂直分布だけでなく、地形や地質、気象条件、様々な要素の組み合わせなのだと思います。 こうして新しい視点に気づかせていただけるのがこの掲示板の大きな魅力です。 中国地方の山を歩くのは初めてでしたが良い経験ができました。 ご指導ありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします。 |

ヨウアン 2026- 2-23 Mon 10:34 こちらは鳥取県の象山で見たものです。 大きさは5cmくらい、数年前になりますが、こちらの掲示板で質問した時に「オオバミネカエデに近い、が精確な分類は難しい」とご回答を頂きました。 ご参考まで、というか便乗質問になってしまいました。 私は近いので、花や紅葉の色具合を調べると面白いかも知れませんね。 |
クサボケ 2026- 2-23 Mon 15:15 ヨウアンさん、ありがとうございます。 この山域はヨウアンさんのフィールドですね!貴重な実例をありがとうございます。 生育環境的にはコミネカエデが有力と思われる場所でも葉の形からコミネとは思われないタイプ、とても興味深いです。植物の分類にも遺伝子解析が使われるようになりましたから、見た目では悩ましいこの仲間も新しい見解が出てくるかもしれませんね。
花を見れば確実に違いが分かるので、私も関東周辺で見られるオオバミネカエデの花を一度ゆっくり観察したいと思っているのですが、木のある場所はわかっていても花の咲くタイミングは年によって違うので、ちょっと早すぎ(まだつぼみ)とか遅すぎ(若い翼果)とか、ふられてばかりいます。関東周辺で見られるオオバミネカエデは名前の通り葉が大きくて葉身だけで10cm以上あります。 |

ヨウアン 2026- 2-24 Tue 14:31 クサボケさん、度々お邪魔します。 手元の画像の中に、ご質問の葉に似たものを見つけました。 上蒜山の標高1000m位のところ、11月で黄色っぽくなっています。各裂片は幅広く、その先端もあまり尾状に伸びず、葉全体は縦長よりも横幅が広い感じです。 ミネカエデかも?! 分布から外れますが、この近くの大山には、オオバヤナギとかミヤマハンノキが辛うじて自生していますから(そのノリで考えれば、、、) |

クサボケ 2026- 2-26 Thu 20:07 さすがヨウアンさん、豊富なデータをお持ちですね。 私は日本海側の植生に慣れていなくてわからないことばかりですが勉強になります。
上蒜山の黄色い葉ですが、私はコミネカエデのような気がします。 昔作った比較画像がパソコンに残っていたので添付しますね。 コミネカエデは葉先が細長く伸びるのが特徴で(写真のコミネはそうでもないですが)、言い方を変えるとミネカエデは先の方まで幅が広いと思います。
ヨウアンさんの朝鍋鷲ケ山のカエデは裂片の上の方まで幅が広くて切れ込みが深く、私は見たことのないタイプです。 |

ヨウアン 2026- 2-26 Thu 23:21 クサボケさん、貴重な比較画像をありがとうございます。 わたしは、ミネカエデを見たことがなく、コミネカエデとの比較ポイントがつかめなかったので、大変参考になります。 仰るように上蒜山の黄色い葉は、よく見ると葉先が細く伸び出していたのが朽ちて短くなっています。それに秋に黄色くなるから即ミネカエデだと思ったのは早とちりでしたね。コミネカエデの黄葉も時たま見ます。
さて、ご質問のナンゴクミネカエデが中国地方に分布するか、について。この画像は鳥取ー兵庫の県境にある氷ノ山山頂付近、標高1500m、のものです。長さは8cm、ナンゴクミネカエデの典型的な形だと思っていますが、その正否の質問になってしまうかもしれませんね。 |
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