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本が繋ぐ

本が呼び起こす記憶と、続いていく日々を巡る28の物語



本が繋ぐ
木村綾子

2025年10月27日頃発売
ミルブックス 
定価 1,200円+税
ISBN978-4-910215-24-2 C0095
四六判・192p
装画 酒井駒子


「本をひらけばまたそこに私を動かす言葉がある」
本が呼び起こす記憶と、続いていく日々を巡る28の物語


本に真っ向から真摯に向き合い、長年に渡り本にまつわる文章を綴ってきたコトゴトブックス・木村綾子。
雑誌、新聞、ウエブなど様々な媒体に掲載された随筆から選りすぐった24編を改稿し再編集。さらに、本書のために書き下ろした新作4編を加えた全28編を収録。
装画は人気絵本作家・酒井駒子による描き下ろし。著者が幼少期に大切な本と出合ったその瞬間を、美しく繊細な筆致で表現。
本を読むことでしか得ることできなかった自身の経験を赤裸々に正直に描きながら、本の魅力を再発見させてくれる文章の数々は、読書離れが叫ばれる現代にこそ必要とされるものである。本をひらけばいつだって、あのときの記憶が蘇ってくる。一度でも本に救われた経験のある全ての人におくる、暮らしと本を巡る物語。




祖母に手を取られながら初めて自分の名前を書いた雨の日。
守りたかったのに傷つけてしまった同級生の女の子。
なにもかも秘密にしておきたかった幼い恋と冒険。
生まれる場所を選べないなら生きる場所は自分で選びたいと出てきた東京の街で、出会った人、ひらかれた未来。
本が繋ぐ数多の記憶と、本がなければ知り得なかった世界と人、自分自身について──。
〈本をひらけばまたそこに私を動かす言葉がある〉
これは、一冊の本が呼び起こす記憶と、続いていく日々を巡る28の物語。



【本書に登場する書籍(一部抜粋)】
『ピノッキオ』佐藤春夫 編/『はてしない物語』ミヒャエル・エンデ/『さきちゃんたちの夜』よしもとばなな/『彼女たちの場合は』江國香織/『人間失格』太宰治/『ここは退屈迎えに来て』山内マリコ/『檸檬』梶井基次郎/『おおきな木』シェル・シルヴァスタイン/『東京百景』又吉直樹/『おらおらでひとりいぐも』若竹千佐子/『春のお辞儀』長嶋有/『ゆうべの食卓』角田光代/『雨滴は続く』西村賢太/『世界99』村田沙耶香/『ショートケーキは背中から』平野紗季子/『ことばの食卓』武田百合子/『くるぶし』町田康



◎木村綾子(きむら・あやこ)
1980年静岡県生まれ。大学進学を機に上京。在学中、読者モデルやタレントとして活動しながら評論、エッセイなどの文筆業も始める。2009年『今さら⼊⾨ 太宰治』で作家デビュー。下北沢の「本屋B&B」の⽴ち上げから関わり、多数の本にまつわる企画を⼿掛ける。2021年、オンラインで本を売る「COTOGOTOBOOKS (コトゴトブックス)」をスタート。本と作家、読者を繋ぐ、さまざまなイベントを企画している。出版レーベルも⽴ち上げ、これまでに『⻄村賢太追悼⽂集』、町⽥康『くるぶし』を刊⾏。


*サンクチュアリ・パブリッシング扱い