蝶の粉 改訂文庫版 浜島直子
2025年10月6日頃発売 ミルブックス 定価770円(税込) ISBN978-4-910215-23-5 C0195 文庫版・256p 装画 ますこえり
「どうしてだろう、私は正しかったはずなのに」 これらは何ら特別ではない、誰にでも起こりうるささやかなこと 大人気を博した浜島直子の名エッセイに新たな書き下ろした作品を加えた、待望の特別文庫版
瑞々しい筆致で綴った19篇の物語。文庫化に際し、著者に起きた奇跡を綴った1万3000文字を超える大作にして名作「けむり」を収録した特別版。巣鴨中学など、これまで3度も国語の入試問題に採用された名随筆「貝殻の音」も掲載。小学高学年から楽しめる本作には、老弱男女の心のひだに触れるあたたかく優しい物語がたくさん詰まっています。
初めて随筆集を出すことになり、真剣に『書くこと』に向き合った二年間でした。 特に趣味も特技もない私には書くべきことがなく、日常を綴っていったのですが、私にとっては日常こそが発見であり試練であり財産だと『書くこと』でわかりました。 これといって事件もおきない平凡な日々の話ですが、読んだ方が自分の家族や故郷の匂いを思い出してくれたら、とても嬉しく思います。 一人でも多くの方に読んでいただけますように。
改訂文庫版の刊行にあたり、新作「けむり」を書き下ろしました。 「それ」が起こり始めたのは、先代犬のピピちゃんが亡くなってから5ヶ月程経った頃でした。 この一編では、実際に私たち家族に起こった不思議な出来事を綴りました。 “すべて網の目のように繋がっているのだとしたら、今目に映り耳に聞こえている音には、どんなメッセージが含まれているのだろう。 どんなメッセージを受け取れる、自分であろうか。” ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
―浜島直子
◎浜島直子(はまじま・なおこ) 1976 年北海道札幌市生まれ。雑誌「mc Sister」の専属モデルとして18 歳でデビュー。以降、様々な媒体でモデルとして活動し、雑誌「LEE」では10 年間専属モデルを務めた。2002 〜2014 年にTBS『世界ふしぎ発見!』にミステリーハンターとして出演した他、NHK『あさイチ』、NHK ラジオ第1『まんまる』をはじめ、多数のテレビ・ラジオ番組に出演。著書に『キドアイラク譚』(扶桑社)、『けだま』(大和書房)、アベカズヒロとの創作ユニット「阿部はまじ」として絵本『ねぶしろ』『ねぶしろとおいしいまる』『しろ』(平澤まりこ・絵/ミルブックス)、『森へいく』(平澤まりこ・絵/集英社)がある。
*サンクチュアリ・パブリッシング扱い
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