管理人
間もなく今年も終わろうとしています。
新型コロナウイルス拡大のため、2020金生山姫螢は中止。この他にもソニーαアカデミーの中止が続きました。
私はといえば、1月にソニー名古屋で講評会、2月にソニー銀座でアカデミーで講座を担当させていただいた後は中止が相次ぎました。 春に予定されていたソニーストア名古屋でのギャラリーが中止となり、アカデミー講座もいくつもが中止のやむなきに至りました。
今また感染再拡大の情報に接し、果たして来年はどうなるのかと尽きぬ心配が続きます。
今年は13年目を迎えるはずだった「金生山姫螢」も、ソニーαアカデミー「金生山ヒメボタル撮影講座1・2」も共に中止となり、私自身の生活も目処が立たなくなり途方に暮れました。
半ば意地で続けた、金生山ヒメボタルの観察・撮影は今年だけで40日間144時間。これまでと合わせて11年で350日以上の生態観察を行ったことになります。 金生山ヒメボタルについては成虫の発光活動を知り尽くしたとはとても言えないまでも、観察に長い時間を費やすことができた結果、これまでの「常識」にとらわれない新しい知見を加えることができたのではないかと思います。
ヒメボタル撮影では、広く一般的に行われている比較明合成による大量コンポジット処理によらない、1枚画像による緊張感あふれる発光活動、すなわち生態の記録への足がかりを開いたと自分では思っています。
中止になったギャラリーにつきましては、ソニーストア名古屋様のご厚意で8月29日から9月11日まで「篠田通弘作品展『山岳星景とヒメボタルの世界』 −北アルプス登山20年、ヒメボタル撮影11年−を開催させていただくことかできました。
また、岐阜放送様のご厚意で12月19日から2021年1月31日までぎふチャン・アートギャラリーで写真展「篠田通弘 星空写真展」を開催させていただくことができました。
初日の岐阜新聞には半5段の大きな広告を出していただいただけでなく、ぎふチャン・ラジオではPRをしてくださいました。車のラジオからいきなり私の名前が聞こえてきて、面食らいました。 また、12月23日にはぎふチャン(岐阜放送・ラジオ)本社スタジオから生出演させていただき、写真展の紹介をさせていただきました。 岐阜新聞12月30日付朝刊では記事としても取り上げていただきました。
アートギャラリーで在廊させていただいていると、お客様とお話しする機会があります。 隣の高層ビル上層階に暮らしていらっしゃるという年配の男性の方は、「ギャラリー見学の一番の楽しみは同じように見に来ている人と話をすることです」とおっしゃっておられました。 地域コミュニティーの場として利用していただけるとしたら、大変嬉しいことです。
春の中止となった福岡県鞍手町のヒメボタル講演会も半年延期の後、10月にうかがうことができました。 ヒメボタルを通して、全国各地の皆さんと交流ができることも大変嬉しく思っています。
ソニーストア名古屋で最初の写真展・トークショーをさせていただいたのが2017年7月、αアカデミー講座を初めて担当させていただいたのが2018年1月。 それ以来、αアカデミー名古屋校を中心に、福岡天神校、銀座校で講座を担当させていただくようになって来年で4年目を迎えます。 ご参加下さいます皆様には深くお礼申し上げる次第です。 新しい受講者の方も増え、皆様とお会いできることを何よりの楽しみにしています。
皆様へのご恩返しは講座でさせていただくしかありませんが、心許ない私自身の健康状態に気を配りながら果たして行く他はないと思っています。
来る年もどうぞよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、皆様にとりまして幸多い年となりますようお祈りしています。 篠田通弘
画像はJR岐阜駅前。 マスク姿の信長像。
管理人 1月 2日(土) 22:51 1月2日。
年末年始寒波で昨年暮れから4時半起き、6時半まで除雪の毎日。 除雪車が動く前に、落ちた屋根雪や埋もれた車を掘り出さないと大変なことに。
ただ、降る雪はベタベタの重い雪。 いつ電線が切れてもおかしくないような湿った雪に、閉口。 来週末の寒波は、こんな生やさしいものではないと、覚悟を決めて。
食料が乏しくなったので、午後から町へ。 ぎふチャン(ラジオ)を聞いていたら、15時30分頃に私の名前とギャラリーの案内が流れてきてびっくり。 録音ではなくて、その日のパーソナリティーが読んでくださっているよう。
年を越しても案内をしていただいていることに感謝しかありません。 来週末の大雪前に、在廊日を作りたいと思ってはいるのですが、、、 |
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