Canon EOS 7D 1/400sec F5.0 ISO500 -0.3EV
カラムクドリ(♂) 2017年12月30日 谷津干潟(北側周回路付近)
【2017年12月30日】
※谷津干潟(10:00〜12:20) 久しぶりに湾岸フィールドに出掛けることとなった。まずは、カラムクドリが見られているとのことで谷津干潟に出掛けた。到着時は干潮で、いくらかハマシギ群も飛来していた。カモ類は特に変わった種類は見られず、アオサ除去のせいか例年よりはヒドリガモが少なかった。カラムクドリは引き続き滞在していてくれた。主なものは次のとおり。
○ヨーロッパトウネン 1羽(北側干潟中央部。正午前にハマシギ群中に混じっているのが確認できた。幼羽が残っているようであった。逆光気味で観察条件は良好とは言えなかったが本種と判断した) ○ハマシギ 約400羽(到着直後に干潟西端部に群が集結しており、カウントしたところ388羽であった。他種は混じっていなかったが、青白フラッグ付の個体も確認できた。正午頃にかけて潮位が上がるに伴い、いくつかに分かれて、干潟中央部・東側に移動するのが見られた) ○セイタカシギ 11羽(北側干潟中央部。午前11時過ぎに集結して休んでいるのが見られた。その後は採餌行動を取ったり、コガモ・オナガガモ混群中で休んだりしていた。久しぶりにまとまった数の本種が湾岸フィールドで見られた) ○コゲラ 2羽(後背地。谷津バラ園付近。シジュウカラ、エナガ、メジロと混群を形成しながら移動していた) ○ツグミ 4羽(後背地。ピラカンサの果実に飛来する個体が比較的よく確認できた) ○エナガ 約10羽(後背地) ○カラムクドリ 2羽(いずれも♂と思われる個体。北側周回路西端の展望デッキ付近のピラカンサの果実に間歇的に飛来していた。ピラカンサ・ウバメガシが混じった生垣付近のため小枝が被さることも多かった。採餌後も生垣付近に一時的に留まることもあったが、採餌場所を離脱する際には、ムクドリに似た小さい声をあげた後、アシ原上を飛翔して干潟南側の高速道路近くの落葉したニセアカシア、常緑のマテバシイの植栽地付近飛び去り、マテバシイ周辺で休んでいるようであった。北側周回路や西側周回路にも多くの果実を付けたピラカンサが見られたが、我々の探鳥中は展望デッキ付近のピラカンサにのみ飛来していたようであった)
以上。
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