なんの木か教えてください。
プランターに突如生えてきました。鳥が運んできたのかも。
将来大木になってしまうのか、教えてください。
sanpo 9月19日(金) 11:59
なんなん様、こんにちは。
葉が右右左左とつくコクサギ型葉序で、葉柄が短く、枝に狭い翼のような稜があります。
ミソハギ科サルスベリをご検討ください。
ところで、一昨日、所長さんの『山溪ハンディ図鑑 樹木の葉 第3版 実物スキャンで見分ける1390種類』が発売されました。
所長さん、おめでとうございます!
早速入手できましたので、増補改訂版と見比べて楽しんでいるところです。
野生種も園芸種も日本本土で見る樹木のほとんどを網羅、掲載種を約90種類追加、写真を約400点追加され、一言で言えば集大成ですね。
追加されたのは、園芸種や外国産樹木ーーーグレヴィレア、バンクシアなど、日常目にする樹木を網羅したいという所長さんの心意気が伝わってきます。
ユニークな視点として、異常に増加した鹿の食害で特定の樹種が激減・激増している森が全国的に増えている事から、鹿の好き嫌いが顕著な樹木も解説に追加されています。全国の森をくまなく歩いた人でなければわからない危機感であり情報発信なのでしょうね。
皆さんも是非、お手に取ってご覧くださいね。
https://www.yamakei.co.jp/products/2825070480.html
なんなん 9月19日(金) 14:28
snapo様
ご返答ありがとうございます。
近くにサルスベリがあるので、そうかもしれません。
枝がツルツルしているイメージでしたので考えもしませんでした。
参考にさせていただきます!ありがとうございました。
このきなんのき所長
9月21日(日) 23:28 サルスベリそのもののようですね。
sanpoさん、拙著のご紹介ありがとうございます。
第1版を発売して10年になりますが、世の中は次々と新しい外国産種や園芸種が流通するので、流行を追いかけるのも大変ですが、グレヴィレアやバンクシア、アカシア、ユーカリなどの特異な姿の木はやはり気になるので、代表種のみ紹介しました。
しかし、これらはいずれも半砂漠のような乾燥地帯を好むものが多く、それが流行っているということは、日本の庭が「都市砂漠」のようにコンクリや舗装だらけの環境が増えているという風潮も感じます。
猛暑で乾燥した都市部に育つ木が増えるよりも、大きな木をたくさん増やして、都市全体が緑に囲まれて涼しくなればもっといいのですがね。

このきなんのき所長 9月21日(日) 23:32
『樹木の葉 第3版』(林将之著、山と溪谷社刊)
9月17日に発売になりました。
Amazon、ヨドバシ、楽天などでご購入いただけます。
https://amzn.to/3Is1P8e