シオジでしょうか?
ヨウアン 7月 8日(火) 22:18

岡山県北東部、海抜900mの沢沿いの登山道です。
樹高10m以上の大木、
樹皮に縦すじがあります。

ヨウアン 7月 8日(火) 22:27
幸い、手の届くところに葉が出ていました。
奇数羽状複葉、対生で
小葉は4対、鋸歯はあります。
葉身長は40cm,小葉の大きいので18cmくらいです。

ヨウアン 7月 8日(火) 22:40
葉裏はほとんど無毛にみえますが、
ルーペで覗くと、脈上に開出毛が確認できます。
葉柄基部は靴のように膨らんでいます。
このあたりは、サワグルミ、ヌルデ、チドリノキなどが群生していますが、シオジと思われるのは、この個体のみで少し自信がありません。
また、岡山県でも希少種ですのでご確認をお願いします。

通行人C 7月 9日(水) 02:03
こんばんは。
『樹木の葉』からの受け売りですが、中国地方に分布するのは、シオジ、ヤマトアオダモ、アオダモ、マルバアオダモで、ヤマトアオダモには小葉柄が有り、アオダモとマルバアオダモは小葉が3対以下で、何れも樹皮は平滑なので、シオジのみがお尋ねと合致しますね。
葉柄基部が膨らんで枝を抱く様子からも、シオジでよろしのではないでしょうか。

ヨウアン 7月 9日(水) 10:39
おはようございます。
通行人Cさん、シオジとご確認下さり、ありがとうございます。
モクセイ科トネリコ属(Fraxinus)から吟味して頂きました。
属名による分類は役に立ちますね。
シオジは和太鼓の胴の材料としてケヤキなどと同様に利用される、
と聞いていましたので、出会えてうれしいです。
行者の道を覚悟してシオジのみを目的に出かけましたが、幸運でした。
It is only by seeking that he will find.

このきなんのき所長 7月 9日(水) 14:04
まさに通行人Cさん仰る通りの理由で、シオジですね。
中国地方ではそう簡単に出会えない渓谷の木です。
和太鼓の材料ですか、大木になりますからね。

最後の英文、ことわざのようにも見えますが、何かの名言ですか?
いい言葉ですね

ヨウアン 7月 9日(水) 22:18
こんばんは。
所長さんからもコメントを頂き、ありがとうございます。
その後調べましたら、シオジはタモ材として乱獲され、現在では保護されているのですね。大切に見守っていこうと思います。

It is only by seeking that he will find.
出典は、たまたま今朝読んで目に止まったもの。トインビー(英国の歴史学者)が、その主要著書「歴史の研究」の中で、サー・アルフレッド・ユーイング(英国の物理学者)が1932年の英国学術振興会の会長挨拶で述べた言葉を引用したものです。西欧文明の前途というテーマで、当時急速に進歩しつつあった機械文明は、果たして人類の幸福な未来につながっていくか?という問題(現在はもっと深刻ですね)に対し、人間の創造的才能を養うことによって、未来への希望を切り拓いて行こう、という前向きな呼びかけの中の一文です。
現代にも通じる重大な尊重されるべき思想を、軽々しく我田引水的に利用してしまって、恥ずかしい限りですが、いい言葉ですね。

このきなんのき所長 7月13日(日) 00:06
そんな歴史のある言葉だったのですね。
急速な機械文明の発展が、今の地球の状況に繋がったとも言えるでしょう。そして次は、急速なAI文明での進歩でまた劇的に変わるかもしれません。

AIに探させていては、答えは見つけ出せないかもしれませんね。



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