この世界にようこそ
広瀬裕子とアリシア・ベイ=ローレルが描く、この世界の美しさ 作 広瀬裕子 絵 アリシア・ベイ=ローレル
2015年5月13日発売 B5・本文34p・ハードカバー 定価 本体1,100円+税 ISBN978-4-902744-76-7
「いま、この世界にいること ここへ来たこと ありがとう」
ひかりに満ちた物語に寄りそう、優しく素直な絵 ふたりが描くこの世界は、はかなくも、美しい
人気作家「広瀬裕子」待望の新刊! 作家20周年を記念した本書はデビュー作以来となる絵本。絵は、世界中で愛され続け、日本でもロングセラーとなっている『地球の上に生きる』の著者「アリシア・ベイ=ローレル」の完全描き下ろし新作です。親交を深め、想いを同じにしてきたふたりだから描ける、この世界の美しさ。
秋の気配がしはじめたある日、 書きたいと思っていたことを画面に打ちはじめました。 とりあえず、書き留めておこう、という気持ちで。 でも、書きはじめたら「書きたいこと」は、 すこしちがっていました。 キーボードをたたきながら 「そうか、わたしはこういうことが書きたかったんだ」と、 そのとき、はじめて、知ったのです。 季節がめぐるように、いのちもめぐる。 書きたかったのは、そんなことでした。 今回、絵をアリシア・ベイ=ローレルさんにお願いしました。 アリシアさんとは、2011年の夏、数人の友人たちとともに アメリカ・インディアンのホピのもとをおとずれて以来です。 数年後、こんなふうに本をいっしょにつくることができるなんて。 やはり、世界はすてきだと思うのと同時に ひとりひとりの世界も (すでにそうだけれど)「すてきであれ」と思うのです。 ―広瀬裕子
作|広瀬裕子(ひろせ ゆうこ) エッセイスト、編集者。こころとからだ、日々の時間、食べるもの、つかうもの、目に見えるものも、見えないものも、大切に思い、表現している。著作に『HEART BOOK』(PHP研究所)、『できることからはじめています』(文藝春秋)、『まいにちのなかにオーガニック』(地球丸)など多数。
絵|アリシア・ベイ=ローレル 作家、イラストレーター、デザイナー。自然生活の手引書『地球の上に生きる』の著者であり、音楽家、教師、イベントプランナーとしても活動。現在はアリゾナ、カリフォルニア、ハワイ、日本などをめぐり、自身の音楽作品や絵を手がけた洋服を紹介しながら、世界中へ持続性、創造性、同調性を発信している。
*サンクチュアリ・パブリッシング扱い
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