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『新春記念講演会』

 2月3日大崎市古川のアインパルラ浦島において、新春記念講演会を開催した。経済ジャーナリストの須田慎一郎氏を講師に迎え、「どうなる日本 どうなる日本経済」〜地域経済の明日を読む〜と題し、須田氏は、世のマスコミやエコノミストの専門家が予測する経済見通しが当たらないのは、経済のデータや指標を分析し、GDPの予測を立てていないからだと指摘。鉱工業生産指数がプラスになれば景気は良くなるが、マイナスとなると景気は悪くなる。消費者物価指数・雇用統計・有効求人倍率などの経済データの指標を分析しないといけないが、しかし、これだけでは不十分で、政治と経済は表裏一体。政治の動向が大切と解説。4月頃から個人消費は回復に乗っていく。財政と経済対策を行い、7月の参議院選挙後補正予算を組むことが大切と、参加した聴衆は熱心に聞き入っていた。