[戻る]
編集・削除・レス取消
パスワードを入力し、機能を選択して実行ボタンをクリックしてください。
コーヒーと短編
コーヒーによくあう、すこぶる面白い短編18編


コーヒーと短編
庄野雄治 編

2021年10月1日 発売
四六版変形・320頁・上製本
定価(本体1,300円+税)
ISBN978-4-910215-06-8

カバーモデル 安藤裕子
写真 大沼ショージ


コーヒーによくあうすこぶる面白い小説集、待望の第3弾
安藤裕子の書き下ろし短編小説を含む、珠玉の18編を収録


近代文学に造詣が深く、『コーヒーの絵本』の著者で徳島の人気焙煎所アアルトコーヒー庄野雄治が、コーヒーを飲みながら読んで欲しい短編を厳選しました。大好評を博した『コーヒーと小説』『コーヒーと随筆』の姉妹書、本シリーズの第3弾完結編。今作もカバーモデルに、作品に登場する魅力的な女性の象徴としてシンガーソングライター・安藤裕子さんを起用。そして、本シリーズの締めくくりとして安藤裕子さん書き下ろしの短編小説「謀られた猿」を収録。その他、古典落語「死神」の原案になったグリム童話、小学校を舞台にしながら現代社会を描いたような谷崎潤一郎の隠れ名作、多くの著名人も愛読書としてあげる小川未明の童話から随一の傑作と誉高い作品など、すこぶる面白い短編を18作選り抜き、シリーズ最高傑作が完成しました。



◎掲載作品(掲載順)
「桜桃」太宰治、「越年」岡本かの子、「西東」坂口安吾、「死神の名づけ親」グリム童話 金田鬼一・訳、「団栗」寺田寅彦、「蜜柑」芥川龍之介、「水仙」林芙美子、「夕焼け」吉野弘、「耳かき抄」木山捷平、「プールのある家」山本周五郎、「一ぷく三杯」夢野久作、「笑われた子」横光利一、「檸檬」梶井基次郎、「メロン」林芙美子、「赤い蝋燭と人魚」小川未明、「一房の葡萄」有島武郎、「小さな王国」谷崎潤一郎、「謀られた猿」安藤裕子


◎庄野雄治(しょうの・ゆうじ)
コーヒーロースター。徳島県生まれ。大学卒業後、旅行会社に勤務。2004年に焙煎機を購入しコーヒーの焙煎を始める。2006年徳島市内に「アアルトコーヒー」を、2014年同じく徳島市内に「14g」を開店。主な著書に『誰もいない場所を探している』『たぶん彼女は豆を挽く』『徳島のほんと』(福岡晃子との共著)『コーヒーの絵本』(平澤まりことの共著)、編書『コーヒーと小説』『コーヒーと随筆』、短編小説集『たとえ、ずっと、平行だとしても』がある。


 本にはいろいろな読み方がある。小説を読んだ後には、詩が読みたくなる。随筆や童話や評論、全く異なる何冊もの本を並行して読むこともある。短編小説を中心に、随筆や詩や童話などが並んでいたら、それはとても素敵じゃないか。一編一編は短いけれど、強弱とリズムのある自由な一冊。そして、それがコーヒーに合わないわけがない。コーヒーも本も、決まりはなく自由に楽しむものだ。
 有名だけれど意外と読まれていないものがあるし、読んだけれど心が動かなかったものもある。たとえば、国語の教科書に載っていた小説や随筆や詩や童話。教科書に載っているからどうせ面白くないだろうと、端から決めていたふしが私にはあった。だけど、今回選んだ作品の多くが教科書に載ったことがあると知り、自分の思い込みが可笑しかった。いい作品は教科書に載るし、きっと今も載っているはずなのだ。これは有名だからとか、みんな知っているからやめておこうとか、そういうことは一切なし。今の自分が読んで、面白いと思った作品を純粋に選ぶことにした。
 そして、本シリーズのカバーモデルをつとめてくれた、シンガーソングライター・安藤裕子さんの作品を、締めくくりに選んだ。言葉の選び方や構成はもちろん、何より強弱とリズムが素晴らしい。これからきっと、音楽だけでなくたくさんの著作を発表していく方だと思う。本書に、安藤裕子さんの書き下ろし短編小説を掲載できたことを光栄に思う。
 私はずっと、同じことしか言っていない。新しいも古いもない。いいか悪いか、それだけだ。そして、いいものを次へ渡していくのが大人の役目。受けたバトンを次の人に渡す。それが人の使命だ。そして、私がいいと思うものが全てではないし、違うと思う人がいて当然だ。否定でも肯定でもない、たくさんの人のいいものが至るところで渡される世界になるといいなと思う。あなたに、先人たちのバトンが届きますように。
(「はじめに」より)


*サンクチュアリ・パブリッシング扱い
 


くらすたのしみ
他愛ない日々が愛おしくなる、暮らしの愉しみを綴った55の物語


くらすたのしみ
甲斐みのり

2021年4月22日発売
ミルブックス
四六版・並製本・192頁
定価 (本体1,000円+税)
ISBN978-4-910215-05-1

装画 湯浅景子



“普段の暮らしの中にこそ、輝くものがある”
他愛ない日々が愛おしくなる、暮らしの愉しみを綴った55の物語



文筆家・甲斐みのりが、これまでに書籍・雑誌・新聞等に寄稿した〈暮らし〉にまつわる膨大な随筆から厳選し、大幅加筆して再構成。毎日の暮らしを慈しむ愉しみを紡いだ、心が柔らかくなる優しく温かい随筆集です。
愛用してきたものたちへの愛が溢れる〈くらすたのしみ〉、幼い頃から憧れた装いについて綴った〈少女遺産〉、旅で出会ったときめきのかけらを集めた〈旅の中へ〉、本から教えてもらった大切な気持ちを著した〈古本のある生活〉、いくつもの場面で救ってくれた音楽と映画の思い出を描いた〈カセットテープの記憶〉、愛猫と家族とのかけがえのない時間を語った〈猫と富士山〉、そしてなによりも大切な「好き」という気持ちを詰め込んだ〈好き〉。全7章、55篇の随筆を収録。日々の暮らしへの愛が詰まった新たな名作誕生!


暮らしとは私という主語を持つことだ。多くの手本があったとしても真似ばかりではつまらない。少しくらい雑でも、ダメなときがあっても、自分の楽しみを探すことこそ、私が望む暮らしのありかた。迷いながらも衣食住を営み、働き、学び、遊んで、寛ぎ、繰り返す日々の中に、ときどきご褒美みたいな出来事が待っている。(「はじめに」より)



甲斐みのり(かい・みのり)
文筆家。1976 年静岡県生まれ。大阪芸術大学卒業後、数年を京都で過ごし、現在は東京にて活動。旅、散歩、お菓子、手みやげ、クラシックホテルや建築などを主な題材に、書籍や雑誌に執筆。著書は『たべるたのしみ』、『ポケットに静岡百景』、『ジャーナル』、『音楽が教えてくれたこと』(中島 愛との共著)、絵本『ふたり』(福田利之・絵)(ミルブックス)、『アイスの旅』、『地元パン手帖』(グラフィック社) など40 冊以上。『歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ』(エクスナレッジ)が原案のドラマ「名建築で昼食を」(テレビ大阪)の監修を手がける。



*サンクチュアリ・パブリッシング扱い

蝶の粉
浜島直子、待望の初随筆集。瑞々しい筆致で綴った、書き下ろし18篇

蝶の粉
浜島直子

2020年10月2日発売
ミルブックス
四六版 ハードカバー 192頁
定価(1,300円+税)
ISBN978-4-910215-03-7

装画 ますこえり


「どうしてだろう、私は正しかったはずなのに」
これらは何ら特別ではない、誰にでも起こりうるささやかなこと

浜島直子、待望の初随筆集。瑞々しい筆致で綴った、書き下ろし18篇を掲載。


初めて随筆集を出すことになり、真剣に『書くこと』に向き合った二年間でした。特に趣味も特技もない私には書くべきことがなく、日常を綴っていったのですが、私にとっては日常こそが発見であり試練であり財産だと『書くこと』でわかりました。これといって事件もおきない平凡な日々の話ですが、読んだ方が自分の家族や故郷の匂いを思い出してくれたら、とても嬉しく思います。一人でも多くの方に読んでいただけますように。 
―浜島直子


◎浜島 直子(はまじま・なおこ)
1976年北海道札幌市生まれ。「mc Sister」の専属モデルとして18歳でデビュー。以降、様々な媒体でモデルとして活動し、「LEE」では10年間専属モデルを務めた。2002年〜2014年にTBS『世界ふしぎ発見!』にミステリーハンターとして出演した他、NHK『あさイチ』、TBS『暮らしのレシピ』、bayfm『TOKYO GAS Curious HAMAJI』をはじめ、多数のテレビ・ラジオ番組に出演。アベカズヒロとの創作ユニット「阿部はまじ」として絵本『ねぶしろ』『ねぶしろとおいしいまる』『しろ』(平澤まりこ・絵/ 小社)、『森へいく』(平澤まりこ・絵/ 集英社)を上梓している。


*サンクチュアリ・パブリッシング扱い





30日のイタリアン
30の野菜を美味しくするとっておき絶品イタリアンレシピ

30日のイタリアン
相場正一郎・著

2020年10月10日発売
ミルブックス
B5サイズ フルカラー80頁 
定価(1,200円+税) 
ISBN978-4-910215-04-4 

カバーアートワーク 山瀬まゆみ


大人気レシピ集『30日のパスタ』待望の続編! 
人気レストラン「LIFE」のオーナーシェフでイタリアンの達人・相場正一郎がこっそり教える、誰でも手軽に20分で作れる、30の野菜を美味しくするとっておき絶品イタリアンレシピ


イタリア料理修行で一番に感じたことは、野菜の味の豊かさでした。深みのあるイタリアの野菜を使った味を日本の野菜で作ることは難しいですが、ほんの少し魔法をかけることで日本人の味覚に合う、野菜の滋味がしっかり味わえるイタリアンが作れることを発見しました。僕がイタリアで体験したコクのある奥深い野菜の味を、ご家庭でも手軽に味わって欲しいという気持ちで綴りました。旬の野菜が持つ、本当の旨味を感じてください。(「はじめに」より)


相場正一郎(あいば・しょういちろう)
1975年栃木県生まれ。1994年〜1999年にイタリアのトスカーナ地方で料理修行。東京都内のイタリアンレストランで店長兼シェフとして勤務した後、2003年東京・代々木公園駅にカジュアルイタリアン「LIFE」をオープン。全国で4店舗のレストランを運営しており、カルチャーを作る飲食店としても注目を集めている。主な著書に『山の家のイタリアン』、『30日のパスタ』(ミルブックス)、『世界でいちばん居心地のいい店のつくり方』(筑摩書房)、『LIFE のかんたんイタリアン』(マイナビ)がある。二児の父親であり、週末は家族で栃木県那須町にある山の家で暮らす二拠点生活を送っている。


*サンクチュアリ・パブリッシング扱い


たべるたのしみ
永遠に輝き続けるおいしい味の記憶を綴った54の物語


たべるたのしみ
甲斐みのり

2020年9月28日発売
ミルブックス
四六版・並製本・192頁
定価 (本体1,000円+税)
ISBN978-4-910215-02-0

装画 湯浅景子


“私にとって食べることは、生きることだ”
永遠に輝き続けるおいしい味の記憶を綴った54の物語


文筆家・甲斐みのりが、これまでに書籍・雑誌・新聞等に寄稿した食にまつわる膨大な随筆から54篇を厳選し、大幅加筆して再構成した待望の随筆集です。誰もの心の奥にある、いつのかの日の食の記憶を思い出し、懐かしい人や風景が鮮明に呼び起こされます。「たべるたのしみ」が存分に味わえる、あたたかく美味しい随筆集です。



人生最後になにを食べよう。最近ことに考える事柄だ。親しい誰かと話題にすれば間違いなく盛り上がり、好物を並べたてては互いの食いしん坊ぶりに笑いがこぼれる。私にとって食べることは、生きることだ。最後までしっかり意思を持って食べるんだという“人生最後の食” への思いは、生きることへの執着でもあり、誰にも必ず訪れる終わりのときの享受でもある。(「はじめに」より)


甲斐みのり(かい・みのり)
文筆家。1976 年静岡県生まれ。大阪芸術大学卒業後、数年を京都で過ごし、現在は東京にて活動。旅、散歩、お菓子、手みやげ、クラシックホテルや建築などを主な題材に、書籍や雑誌に執筆。著書は『ポケットに静岡百景』、『ジャーナル』、『音楽が教えてくれたこと』(中島 愛との共著)、絵本『ふたり』(福田利之・絵)(ミルブックス)、『アイスの旅』、『地元パン手帖』(グラフィック社) など40 冊以上。『歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ』(エクスナレッジ)が原案のドラマ「名建築で昼食を」(テレビ大阪)の監修を手がける。

*サンクチュアリ・パブリッシング扱い






ねぶしろとおいしいまる
寝かしつけ絵本『ねぶしろ』待望の続編!


ねぶしろとおいしいまる
あべはまじ・さく ひらさわまりこ・え

2020年4月15日発売 
定価(本体800円+税)
165mm×165mm・30p(フルカラー)・上製本
ISBN978-4-910215-01-3 


終わる頃には楽しい夢の中。
よーく眠れる寝かしつけ人気絵本『ねぶしろ』待望の続編!

ネブソクシロクマというクマの仲間がいました。眠ることが苦手で、いつも寝不足です。この子の名前は「ねぶしろ」。ちょっと臆病な男の子です。

ねぶしろが森をおさんぽしながらお母さんの手作りドーナツを食べていると、色々な動物たちがやってきました。仲間たちにドーナツをあげているうちに森の中で迷子になってしまったねぶしろ。しかし、ねぶしろのやさしさのおかげで帰り道を見つけることができました。無事ひとりで家に帰ることができた、その理由とは……。
人にやさしくすることの大切さがじんわり感じられる、心あたたまる物語です。

◎阿部はまじ(あべ・はまじ)
アベカズヒロと浜島直子による夫婦での創作ユニット。著書に『ねぶしろ』、『しろ』(小社)、『森へいく』(集英社)がある。

◎平澤まりこ(ひらさわ・まりこ)
イラストレーター。著書に『旅とデザート、ときどきおやつ』(河出書房新社)、『イタリアでのこと〜旅で出会った、マンマとヴィーノとパッシオーネ』(集英社)、『ミ・ト・ン』(小川糸との共著・白泉社)など多数。

*サンクチュアリ・パブリッシング扱い



山の家のイタリアン
はじめてのイタリアンにぴったりな絶品24レシピと、那須の山の家の暮らし


山の家のイタリアン 
相場正一郎・著

2020年4月10日発売
ミルブックス
A5/128頁
定価(1,200円+税)  
ISBN978-4-910215-00-6 


レストラン「LIFE」のオーナーシェフで、大人気パスタレシピ本『30日のパスタ』の著者、イタリアンの達人〈相場正一郎〉が教える「はじめてのイタリアン」にぴったりな絶品24レシピと、週末を那須の山の家で暮らし始めた理由


本書はタイトル通り、山の家の話とイタリアンのレシピの二部構成になっている。イタリアンのパートでは山の家で作っている四季の24レシピを紹介した。どれもが驚くほど簡単で、はじめてのイタリアンとしておすすめしたいものばかりだ。そして山の家のパートでは、僕の料理武者修行、二拠点生活を選ぶまでのことと、東京と那須の暮らしを綴った。毎日の暮らしを通じて、僕は人として成長していきたいと考えている。それについて悩み考えることも多いが、自分の考える幸せを探り当てるために、終わりなき模索を続けるからこそ人生は面白い、と僕は思う。 (山の家のイタリアン「はじめに」より)


相場正一郎(あいば・しょういちろう)
1975年栃木県生まれ。1994年〜1999年にイタリアのトスカーナ地方で料理修行。東京都内のイタリアンレストランで店長兼シェフとして勤務した後、2003 年東京・代々木公園駅にカジュアルイタリアン「LIFE」をオープン。全国で4店舗のレストランを運営しており、カルチャーを作る飲食店としても注目を集めている。著書に『30 日のパスタ』(ミルブックス)、『世界でいちばん居心地のいい店のつくり方』(筑摩書房)、『LIFE のかんたんイタリアン』(マイナビ)がある。


*サンクチュアリ・パブリッシング扱い

マーキュリー・シティ
永井宏が、音楽・映画・アートへの憧れを綴った名著、復刊

マーキュリー・シティ
永井 宏・著 

2019年10月7日発売
B6・192p
定価 本体1,000円+税 
ISBN978-4-902744-98-9 

解説・直枝政広(カーネーション)


美術作家・永井 宏が、音楽・映画・アートへの憧れを、愛に満ちた筆致で綴った1988年の名著、待望の復刊

美術作家・永井宏が雑誌「BRUTUS」の編集者としても活躍した80年代に、深い知識に裏付けされた名文で、青春時代をおくった60年代から80年後半までの音楽・映画・アートへの愛を綴った名随筆。多くの人々に多大な影響を与えた、サブカルチャーという言葉が一般化する前に発表された、元祖サブカル・エッセイといえる名著。30年後の未来を先取りしていたような内容は、驚きの連続。人々の関心が多様化したこの時代にこそ読むべき、温故知新の名作。


「過去に輝いていたことは、僕はいつも未来だと思っています」
ときどき60年代の全てが夢のなかのことのように思えてきて、過ぎ去った昔を懐かしんでいる自分に出会ってしまうが、今まで気がつかなかった60年代の何かを、現在のなかに探している自分にも気づくのである。水星に都市などないと解っていても、あると信じていたほうが良いといまだに思っている自分は、60年代の「何か」の呪縛のなかでこれからも暮らしてゆくことに間違いないだろう。(「はじめに」より抜粋)


◎本書内に登場するキーワード(のほんの一部)
音楽 ☞ ザ・ビーチ・ボーイズ、ローリング・ストーンズ、キンクス、ラヴィン・スプーンフル、ボブ・ディラン、ビートルズ、PP&M、キングストン・トリオ、トム・ウェイツ、ウッドストック、ニール・ヤング、NRBQ、ブライアン・イーノ、R.E.M.、ラ・バンバ
映画 ☞ ヴィム・ヴェンダース、デヴィッド・リンチ、デニス・ホッパー、フェリーニ、アメリカンニューシネマ
アート ☞ ロバート・メイプルソープ、ダイアン・アーバス、エルスケン、リチャード・ブローティガン、アンディ・ウォーホル、クレス・オルデンバーグ、デュアン・マイケルズ、リー・フリードランダー、デイヴィッド・ホックニー


永井 宏(ながい・ひろし)
美術作家。1951年東京生まれ。80年代「BRUTUS」(マガジンハウス)などの雑誌編集に携わりながら、美術作家として活動。90年代に葉山に居を移し生活に根差したアートを提唱、1996年まで同地にてサンライト・ギャラリーを開設。誰にでもものが作れるという「ネオ・フォークロア」と自身が名付けた考え方をもとに創作を続ける。1999年「12 water stories magazine」を創刊し新しい雑誌のあり方を示す。2003年出版レーベル「WINDCHIME BOOKS」を設立。2011年4月12日、59歳で永眠。著書に『雲ができるまで』(リブロポート) 、『カフェ・ジェネレーションTOKYO』(河出書房新社)、『夏の仕事』(メディアファクトリー)、『ロマンティックに生きようと決めた理由』『モンフィーユ』(アノニマ・スタジオ)など多数。



*サンクチュアリ・パブリッシング扱い


フレグラントフラワーカタログ
世界でいちばんやさしい花の香りの本



フレグラントフラワーカタログ
服部あさ美・著

2019年9月20日発売
A5変形・本文88p  
定価 本体1,200円+税
ISBN978-4-902744-97-2  

桑山佳織・監修


豊かな香りが楽しめる50の花と、花の香りの味わい方の基本を
わかりやすくまとめた、世界でいちばんやさしい花の香りの本

普段の暮らしの中で、豊かな良い香りを楽しんで欲しい50種類の花を厳選し、それぞれの香りの特徴や楽しみ方、その花の魅力や特性をわかりやすく紹介。緻密で優しく柔らかな表現で定評があり、「無印良品」のエッセンシャルオイルのカタログの植物の絵も話題の人気イラストレーター「服部あさ美」が丁寧に花を描きました。香りの基本や、手軽に暮らしの中で楽しむコツを、愛らしい絵とわかりやすい文章で仕立てた「花の香りの絵本」も収録しています。
緻密で繊細ながら、あたたかい花の絵は眺めているだけで、心がほっと休まります。絵本ページは愛らしく実用性も高く、これを読めば花の香りの基本がしっかりと理解できます。大人気のロングセラー『ハーブカタログ』の姉妹書です。


服部あさ美(はっとり・あさみ)
神奈川県生まれ。ROCKET(cap+RCKT)のギャラリースタッフを経て、1998 年からイラストレーターとして活動をはじめる。書籍、雑誌、広告、雑貨、CD を中心に国内外で数多くのイラストレーションを手掛けている。水彩や鉛筆を用いた、緻密で繊細かつ優しい表現に定評がある。著書に『ハーブカタログ』(ミルブックス)、『おさんぽわくわく』(WAVE 出版) などがある。

監修 桑山佳織(くわやま・かおり)
鹿児島県生まれ。2008 年よりアロマセラピーや調香に携わる。湘南を拠点に「note.」の名で、オリジナルのフレグラントミストの制作や、ホロスコープから個々人に合ったフレグランスを提供するイベントなど、香りにまつわる様々な活動を行っている。日本アロマ環境協会認定アロマセラピーインストラクター。


*サンクチュアリ・パブリッシング扱い


たぶん彼女は豆を挽く(新装版)
ささやかだけれど役に立つ、コーヒーが楽しくなる本


たぶん彼女は豆を挽く(新装版)
庄野雄治・著

2019年7月7日発売
A6・196頁
定価 本体600円+税 
ISBN978-4-902744-96-5 

イラストレーション 佐々木美穂
解説 岩間洋介(moi)

コーヒー豆を挽く、コーヒーをいれる、どきどきしながら味をみる。
わが家に香ばしいコーヒーの香りが漂うようになった。
ー堀井和子(フードスタイリスト) 

2010年に発表した名著に50編の書き下ろしエッセイを加え、コンパクト新装版で待望の復刊!「コーヒーって興味はあるけど難しそう」と思っている皆様に、全国に数多くのファンを持つ徳島のコーヒー焙煎所・アアルトコーヒーの庄野雄治が簡単に、楽しくコーヒーの魅力を伝えます。堀井和子との美味しく誰でもできる超簡単なハンドドリップ講座、長谷川ちえとのお店を続けていくための対談も掲載。ささやかだけれど、とっても役に立つ、コーヒーがもっとずっと楽しくなる本です。


◎庄野雄治(しょうの・ゆうじ)
コーヒー焙煎人。1969年徳島県生まれ。大学卒業後、旅行会社に勤務。2004年に焙煎機を購入しコーヒーの焙煎を始める。2006年徳島市内にアアルトコーヒーを、2016年同じく徳島市内に14gを開店。主な著書に『誰もいない場所を探している』『徳島のほんと』(福岡晃子との共著)『コーヒーの絵本』(平澤まりことの共著)『たとえ、ずっと、平行だとしても』、編書に『コーヒーと小説』『コーヒーと随筆』がある。


*サンクチュアリ・パブリッシング扱い



イールプロダクツ
EEL Productsの31の服の物語


イール プロダクツ
EEL Products

イールプロダクツ・著 

2019年5月10日発売
A5・128頁・上製本
定価 本体1,500円+税 
ISBN978-4-902744-95-8 


鮮やかなブルー地に白い裏地のスプリングコート〈サクラコート〉や愛らしいショート丈のゆるやかなデニム〈砂浜デニム〉をはじめ、数多くの新しい定番服を生み出し続ける人気のファッションブランド〈イールプロダクツ〉。これまでに作ってきた膨大な服から31を厳選し、それぞれのアイテムが誕生するまでの秘話を豊富な写真と共に紹介。専門的な勉強も、デザインの経験もないままブランドを立ち上げて試行錯誤を繰り返しながら洋服を作り続けてきた16年間の物語。ファッションに興味がある人はもちろん、何かを始めたい人にヒントになる役立つ話がたくさん!

「こんな洋服があったら楽しいから作ってみよう」という発想でブランドを立ち上げた。僕は服飾の学校も出ていないし名のある師匠がいる訳でもないから継続できる根拠はなかったが、情熱は負けないと思っていた。ここに綴ったのは、泥臭く試行錯誤を重ねた、服ができるまでの格好よくない物語と、僕たちが考える格好いい服の姿である。(「はじめに」より)

◎イールプロダクツ
2003年高橋寛治により設立されたファッションブランド。イール(EEL)は、「伯爵の気楽な暮らし」を意味する〈Easy Earl Life〉の頭文字を取ったもの。「世の中にありそうでなかった服を作る」をコンセプトに、サクラコート、砂浜デニムなど定番となっている数多くの服を生み出し続けている。2009 年東京・五本木に、2013 年中目黒に旗艦店を開店。
チーズの絵本
おいしいチーズのたべ方がよくわかる絵本


チーズの絵本
作・かのうかおり 絵・平澤まりこ

2018年11月1日発売
B6・48頁・上製本 
定価 本体1,000円+税
ISBN978-4-902744-94-1

おいしいチーズのたべ方がよくわかる
世界でいちばんやさしいチーズの絵本

絶品チーズケーキが大人気の「カオリーヌ菓子店」主宰・チーズ研究家のかのうかおりさんが、チーズの基本から楽しみ方までお話仕立てでわかりやすく丁寧に教えます。イラストレーター・平澤まりこさんのかわいらしくほのぼのとした絵とともにチーズのお話が展開するので、美味しいチーズの楽しみ方が本当によーくわかります。「チーズはいつも6ピースやとろけるチーズだけ」という方にもおすすめです。

◎かのう かおり
長崎県生まれ。会社員として働くかたわら、フランス菓子の学校に通い、チーズへの関心を深めていく。チーズについて学ぶため渡仏し、チーズ作りから農家での研修、販売までを経験。帰国後、カオリーヌ菓子店を始め、チーズケーキを中心とした小麦粉を使わないスイーツを販売。フランスチーズ鑑評騎士、J.S.A.ソムリエ。著書に『カオリーヌ菓子店のチーズケーキ』(主婦と生活社)がある。

◎平澤 まりこ(ひらさわ まりこ)
イラストレーター。東京生まれ。広告、雑誌、装画などを手がける他、国内外問わず気になる人や街を訪ね、絵と文章を用いて本を制作している。著書に『旅とデザート、ときどきおやつ』( 河出書房新社)、『イタリアでのこと〜旅で出会った、マンマとヴィーノとパッシオーネ』( 集英社)、『ミ・ト・ン』( 小川糸との共著・白泉社)、絵本『ねぶしろ』、『しろ』( 阿部はまじとの共著・mille books)など多数。


*サンクチュアリ・パブリッシング扱い


Password:
 cookie
1 2 3 4 5 6 7 8 9