田中 克彦 2008年 3月12日(水)
自分のつらい症状が、なかなか医師に理解してもらえず、医師の対応が不十分なため、医療を受ける側として不満が徐々に募ってしまうという状況は、残念ながら少なからずあります。多くは医師が軽症と判断し、放置しても支障ないか、もしくは放置しても直に治ると判断し、このような状況になる事が多くなると考えられます。
「ちばさん。」の口唇の症状は、確かに重症ではなさそうですが、病悩期間が長いため、不安が大きくなっている状況は非常に良く理解できます。
良医にめぐり合うための10か条のなかで、鎌田先生は良医とは「話を良く聞いてくれる」「患者の苦しみつらさ、悲しみを理解し共感してくれる」を条件のなかに挙げています。また、日野原先生は、「良いかかりつけ医のめぐり合うことを偶然に任せてはいけません」と「生き方上手」の中で説明されています。
「ちばさん。」の症状のつらさを理解し、それに、しっかりと対応してくれる医師は必ずいると思います。あきらめず、自分の一番つらい症状をしっかり説明し、それに取り組んでもらえる先生に診察してもらうためにも、もう一度、医療機関の門をたたくのが良いと思います。
ちば。 2008年 3月14日(金)
お忙しい中ご回答下さり、有難う御座います。
当たり前の日常生活が送れなくなった辛さを理解して頂けず、症状についての話しをしている際に涙が出そうになったことも多々あるのですが、一向に快方の兆しが見えない不安を良く理解出来ると言って頂けて、少し気持ちが楽になりました。親身になって下さる先生と出会う為、もう一度病院に足を運んでみようと思います。
有難う御座いました。
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