田中 克彦 2007/ 8/22(水)
数ヶ月以上持続する口唇の腫脹と頚部・顔面の発疹及び数週間前からの微熱症状がありますが、これらの症状全てに関連があるようですと心配な状況です。しかし、化粧品に対するアレルギーが判明し、発疹の症状は軽快しているようですので発疹の症状は除外できそうに思います。
微熱に関しては当コーナーの23番目の「微熱」の質問に返事がありますのでそれを参考にしてください。口唇の腫脹は、膠原病・内分泌疾患で出現することがあります。他に、薬剤(リウマチの治療薬やアスピリン製剤や抗真菌剤・抗生剤など)の使用などで副作用として出現する可能性もありますが、扁平苔癬や他の口唇部炎症性疾患の可能性も充分に考えられると思います。
まず、皮膚科で口唇腫脹の治療をしっかり行い、口唇腫脹に変化がない場合、または、微熱が持続するような場合は、微熱・口唇腫脹を合併する可能性のある内分泌疾患や膠原病などの検索を行うか、現在罹っている皮膚科の先生に相談し、必要があれば紹介してもらうのが良いでしょう。
のんこ 2007/ 8/23(木)
ありがとうございました。
よく調べてみたいと思います。
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