44425
「井の頭公園吟行」結果と寸評 双掌 11月 1日(水) 20:19

俳ソサエティの皆さま

このところ快適な秋晴れが続いて気持ちがはればれしますね。

遅ればせながら、先般の「井の頭公園吟行」の結果と寸評をご披露いたします。例に漏れず、今回もあれこれと誤記をご指摘いただき、どうやら成案をえました。

【登校児の列黙々と秋日影 双掌】

以上、お詫び方々ご連絡まで。

荒人 11月 4日(土) 11:31
 双掌さま、皆さま、井の頭公園吟行では大変お世話になりまして有難うございます。振り返れば、10時半から4時半までの間で、歩いて句会をやて帰路につけるというロケーションは、井の頭公園が唯一無二ではないかと思えます。

 遠方からいらっしゃる双掌さま、申山・輪院ご夫妻のお宅からほぼ中間点にあって、10時半なら何とか集合可能。ご心配・ご苦労を背負っておられるみほ女さまからのお宅とは比較的近距離。

 公園は駅からすぐの距離にあり、直ちに吟行に入って行ける。食事も選択肢が多様。句会会場も至近距離。

 ここなら数回吟行をしても良いのではないかと思いました。同じ所ばかりという難点については、季節を変えることで対応。初秋、晩春、初冬、初春など公園は様々な顔を持っていて、その都度新たな感興をもよおすのではないかと思います。

 句会会場も今回の経験を踏まえて、椅子が10脚並んでいる写真を見つけましたので、机を潜ってトイレに行くことはなくなるだろうと思います。どうぞ皆さまご検討下さい。

吟行会場としての井の頭公園  双掌 11月 5日(日) 07:49
荒人さま
俳ソサエティの皆さま


地理的条件・場所的状況からして井の頭公園は当面、四季を変えて銀行界譲渡するのにふさわしいのではないかとのご意見有難うございました。

例えば、次回は新春がSkypeですから、春季が吟行となります。桜の季節で、十分句想が膨らみそうです。

当方は賛成いたしますが、同人諸兄姉のご意見をお聞かせくださるようお願いしたいところです。

本日は第55回全日本大学駅伝。わが大東文化大にも是非上位に食い込んでほしいものです。
ということになりますが、

きみ女 11月 5日(日) 22:40
荒人さま
俳ソサエティの皆さま

季節を変えての井の頭吟行という荒人さまのご提案、とても良いお考えだと思います。賛成いたします。

双掌さま
全日本大学駅伝、大東文化大7位、みごとシード権獲得、おめでとうございます。

明陽 11月 5日(日) 23:59
井の頭公園吟行

井の頭恩賜公園の春夏秋冬の趣は味わいたい気がします。

4日夕、5年ぶりに参議院調査室OB会が開催され宮本賽亭さんにお会いしました。以前老化現象著しくとの理由で吟行参加を控えられたようでしたが、お元気そうにお見受けしました。
次回1月20日の新春Skype句会にはぜひ参加してくださりようお願いしておきました。

このところ新聞を読むたびに暗澹たる気持ちになります。

  戦争が埋める紙面や秋悲惨  明陽

井の頭公園の桜  みほ女  11月 6日(月) 09:13
井の頭公園は春になると、池にせり出した桜の木々が水面すれすれに花を咲かせていました。今は古木になって切られてしまったかもしれませんが、それは見事なものでした。
久々の吟行。 双掌 10月28日(土) 11:18
俳ソサエティの皆さま

昨日の「秋季井の頭公園吟行」へのご参加、お疲れ様でした。紅葉はまだ淡いものではありましたが、十分「句心」を刺激してくれました。改めてご参加の皆さまにお礼申しあげます。
しかも、今朝は 雷雨もあったことを思えば、われらは幸運だったといえるでしょう。やはり句会は対面での甲論乙駁あってこそ の思いを新たにしました。

久しぶりの吟行。恵寿さまにもご参加いただき、有難うございました。遠路はるばるご出座いただいた申山・輪院ご夫妻にもお礼申し上げます。みほ女さまにはお母上ご不調最中のご参加で恐縮でした。そして、荒人・井静ご夫妻には会場推薦を含め現地を踏んでのご助言、かたじけなく存じます。

今回の画像は園内の「弁財天宮」 (銭洗弁天) の一角。【冬近し貧をはじつゝ銭洗ふ】の駄句をものした泉水です。

この後、園内で撮影した写真を数点順次ご披露したいと思います。恒例の「結果と寸評」については鋭意準備中にて、今しばらくのご猶予を願いあげます。

以上、まずはお礼方々ご連絡まで。

明陽 10月28日(土) 12:12
双掌さま
俳ソの皆さま


昨日の久々の吟行楽しかったです。
お骨折りくださった双掌さまはじめ皆様には感謝の言葉しかありません。心よりお礼申し上げます。
加えて拙句を評価していただき二重の喜びです。ありがとうございました。

  秋なれどさくらの咲くは人新世  明陽

  飛来せし水鳥乱す逆さ紅葉

ワハハ句会  輪院 10月28日(土) 22:19
俳ソの皆様

昨日は久しぶりに2時間笑いっぱなしの楽しいひとときでした。きみ女さん、恵寿さんがいらしたからこそですね。ありがとうございました。 
差配人の双掌様をはじめ、会場や吟行コースなどでひとかたならぬ下準備をしてくださった荒人さまご夫妻にはかんしゃの言葉もございません。
俳句は明陽さんの一人勝ちでしたね。このことに関しては常日頃の努力が足りないことを自覚した次第です。 
お礼もそこそこに、退出してしまい、すみおませんでした。三鷹に住まいする膵臓がんを患っている友人を見舞いたくて大変失礼いたしました。笑えるひとときが持てることの幸いをいたく感じたところです。
みほ女さんは大変な介護をしているにもかかわらず、介護疲れがみられず安心いたしました。
1月にはまた命の洗濯ができますよう、楽しみにしております。

きみ女 10月29日(日) 15:37
双掌さま
俳ソの皆さま

天気にも恵まれ、楽しい吟行をありがとうございました。
広大な井の頭公園の中の、弁才天を囲む池のあたりをウロウロしただけでしたが、100円硬貨を洗ったり、鳥の潜るのを眺めたり、園児たちの賑やかな声を聞いたりしながら、輪院さん、恵寿さんとおしゃべりに花が咲いた愉快な吟行でした。
双掌さまのおっしゃるとおり「対面での甲論乙駁」は良いものですね。
来年も一度は皆さまのご尊顔が拝せますように願っております。

みほ女  10月29日(日) 16:13
双掌さま
俳ソのみなさま

一昨日の吟行では大遅刻にそそくさ退出の失礼を寛大にお許しくださり、まことにありがとうございました。
数年ぶりの吟行で、事前のご準備から後始末まで本当にたいへんでしたでしょう。おかげさまで日々の雑用をしばし忘れて、現実とは異世界の空間に身を置いたかのような浮遊感を楽しむことができました。

母の熱は風邪によるものだか蜂窩織炎(ほうかしきえん)のせいだかよくわかりませんが、ひとまず落ち着いています。蜂窩織炎は血行が悪いと床ずれができて、そこに細菌が感染して起こる病気だそうです。皮膚の下の肉が壊死するので毎日訪問看護師に処置してもらっていますが、なかなか治りにくいものだと聞き、気が重くなっています。
次回は新年20日、また時を忘れる夢のような句会を楽しみにしております。

鳰  双掌 10月30日(月) 20:24
俳ソサエティの皆さま

遅まきながら、井の頭公園吟行中のスマホの画像を見返して、ご披露に値しそうなものがもう一点ありました。

季語としては〈冬〉のようですが、井の頭池で頻繁に見かけましたのでお許しいただいて、カイツブリの親子を詠んだものです。

【親子鳰羽ばたく稽古怠らず 双掌】
恵寿 10月27日(金) 21:19
双掌さま、俳ソの皆様
今日はお世話になりました。久しぶりに皆様にお目にかかりとてもたのしかったです。
ありがとうございます。

公女さま
無事俳ソのホームページにアクセスできました
ありがとうございます。
恵寿
祈る思い 双掌 10月26日(木) 08:07
 
俳ソサエティの皆さま

明日はいよいよ「秋季吉祥寺吟行」
ウェザーニューズでは今日・明日とも晴れのち曇り。降水率は午前10%、午後20%で、まずまずの吟行日和といえるでしょう。

ご体調を整え、お元気でご参加のほど祈ります。
「選句・推敲遊びD」 双掌 10月18日(水) 19:16

俳ソサエティの皆さま

当方、越谷市による後期高齢者健康診断とやらによる一連のガン検査で、胃・大腸・肺の3臓器いずれも「異常なし」の診断がいただけました。大いに安堵しました。

ここにPDFファイルで「読売俳壇」(2023-10-16)を添付します。アイコンをクリックして表示できます。ご気楽にご参加をどうぞ。



「昴」墜つ  双掌 10月19日(木) 10:28
俳ソサエティの皆さま

過日、歌手であり、 卓越した詩人でもあった谷村新司氏が逝去されました。彼の歌の歌詞には得もいわれぬ情感があり、その朗々たる歌声と相まって我らを励まし、癒してくれました。

とりわけ「昴」は、確か 明陽さんの持ち歌でもあったと記憶します。谷村氏は我らからすれば弱冠74歳で彼岸に旅立ってしまったわけで、間もなく傘寿を迎える当方など 「いつ何があってもおかしくない」の思いを強くします。謹んで哀悼の意を捧げる次第です。

【ならふなら月に寄り添へ六連星 双掌】

荒人 10月19日(木) 12:50
双掌さま、皆さま、有能な人がまた去ってしまい寂しい限りです。

 昴は戦雲漂う中東の地ではthurayya(スライヤー)と呼ばれ、彼らの好きな詩の中にしばしば登場します。砂漠に暮らす人々の中には、あの星の群れの中に20個以上の星を識別できる人がざらにいると言われます。すごい視力と空気の清澄さですね。これは余談です。

 私も追悼句を作って、亡き才能を惜しみ冥福を祈りたいとたいと思います。
  再びのアリスかなわず星流る

選句あそび5  井静 10月22日(日) 23:08
双掌さま:3臓器ともご無事で何よりでした。当方も定期検診を受けました。結果はまだです。
選句あそびを以下にいたします。井静

◎ 選 正木撰−−二度揺すり守宮窺い雨戸引く
 状況を共有し、まったく同じ心境です。
推敲 原 宇多撰−半分は空半分は大稲田
  推敲 大稲田空と宇宙を分け合って
推敲 原 矢島撰−鳥海山近寄りて見ゆ秋近し
  推敲 亡き友のふるさと鳥海秋ふかし
 故修さんを思い出しています。もう冠雪です。
  


 

「選句・推敲遊びD」  双掌 10月23日(月) 17:28
井静さま
俳ソサエティの皆さま


健康診断って、必要不可欠ではあるけれど、不安の元でもあり、寿命が縮む思いがしますよね。井静さんも無罪放免であるよう、祈ります。

今回の「選句・推敲遊びD」は、当方の一人遊びになるかと心配でしたが、ご参加いただき、有難いかぎりです。

当方の選句:
 天:宇多喜代子選【手を置きし墓石のぬくみ秋彼岸】
 選:同 利根川を越せばふるさと秋の雲
 選:矢島渚男選【新涼や小さな指と積み将棋】

推敲:
 宇多喜代子選【教室のみんな見ている秋の虹】
 みんな見ているは軽い→誰も見てゐる、か。

 小澤實選:【居眠りの隣起こさず夜学の子】
 居眠りの、には違和感→寝入りたる、か。

鳥海山の句に故・修風さんを偲ばれた由、当方も先般山本武彦氏と会食しましたが、今回も佐藤・斉藤・玉木という酒豪トリオが話題になりました。いずれも強烈な個性の強者でしたからねぇ。
「吉祥寺吟行」のしおり(修正版) 双掌 10月15日(日) 12:50

俳ソサエティの皆さま

本日は昨夜来の雨もあって、晩秋の雰囲気濃厚。

皆さまのご意見・ご助言を得て、「吉祥寺吟行」の進行につきほぼ最終版といえるものが出来たように思い、ここにご披露いたします。

何らご意見・ご疑問などありましたら、いつなりともご一報のほど願いあげます。

 【まず細き臑が告ぐるやそゞろ寒 双掌】

みほ女  10月15日(日) 19:01
双掌さま、
俳ソのみなさま、

修正版のPDFを拝見しました。どうもありがとうございました。
句会会場はすばらしい立地条件の所にあるのですね。安心しました。当日を楽しみにしております。
「秋季吉祥寺吟行」 双掌 10月14日(土) 14:21

俳ソサエティの皆さま

本日は見事な快晴。来る「秋季吉祥寺吟行」にとっておきたいほどです。

その吟行ですが、よくよく考えてみれば、その手順などにつきほとんど予備知識がないといわざるをえず、皆様方のご意見をお伺いして微調整していきたいと考えるにいたりました。

添付のPDFファイルが当方の素案です。二つほど疑問点も加えてあります。それ以外にも、何であれご忌憚のないお考えをお聞かせくださるよう、お願い申しあげる次第です。
ついでといってはおかしいですが、吟行へのご出欠の予定についてもお教えくだされば幸いです。

みほ女  10月14日(土) 19:15
双掌さま、
俳ソのみなさま、

秋季吉祥寺吟行のPDFを拝見しました。ここまでのお骨折り、まことにありがとうございました。

荒人さまのご提案をもとに、時間配分を以下のように考えてみましたが、いかがでしょうか。

A 会場「スペイシー」は北口にあるようですね。立ち寄ると遠回りになるので、待ち合わせ場所からまっすぐ井の頭公園へ行けば、15分位で公園入口に着くと思います。

C 午後12時半 「スペイシー」で昼食(コンビニ弁当)

D 午後1時45分 出句

F 午後2時半 句会

G 午後4時半 散会

「秋季吉祥寺吟行」の進め方 双掌 10月13日(金) 17:01
俳ソサエティの皆さま

今週は、獨協医大でCT撮影、近場の医院で(越谷市による後期高齢者健康診断とやらで)胃カメラ検査と医通いが続き、忙しい思いをしました。

さて、「秋季吉祥寺吟行」までほぼ2週間となりました。まだまだ不慣れで、その進め方についてあれこれ迷っています。

とりあえず今回は、目的地となる井の頭公園の概略図をご披露しておきます。

AIさんに聞いてみたら…  双掌 10月13日(金) 17:22
俳ソサエティの皆さま

★以下は、チャットAIに「俳句吟行ってどんな手順ですか?」と尋ねたことへの回答です。わずか2秒で答えてくれましたが、どんなもんでしょう。

@吟行とは、俳句を作るために、景色の良い公園や名所・旧跡に出かけて行くことです。吟行の3つのコツは以下の通りです。
A植物に名札が付いている公園に行くとネタ選びがしやすい。
Bスマホと歳時記を持っていく。題材をスマホで撮影してあとで調べればOK。
Cまた、吟行では季節を詠む、自然を詠む、一瞬を詠む実感があります。とにかく思いついた俳句をたくさん詠むのが良いです。

みほ女  10月14日(土) 10:54
双掌さま、

お忙しいなか、井の頭公園の略図を載せてくださり、ありがとうございました。検査の結果はいかがでしたか。
この公園は小学校時代に写生会へ行って以来、何回か訪れていますが、周りにこれほど多くの食べ物屋さんができたとは知りませんでした。

吉祥寺吟行  双掌 10月14日(土) 14:17
みほ女さま

小学生時代に遠足でお出かけのご経験ありとなれば、井の頭公園には十分な予備知識をお持ちでしょうから、見所などご助言くだるようお願いいたします。

CT検査・ガン検査の結果については後日さらに医師からの診断を伺いに参らねばなりません。無罪放免を祈るのみです。
「選句・推敲遊び」C 双掌 10月 6日(金) 13:05
俳ソサエティの皆さま。

吟行実施要領と選句・推敲遊びのメッセージが錯綜して、いささか文脈がたどりにくいですね。
ただ、今回は面白い句が多いという印象があります。

当方の選句:
 天:矢島渚男選【敗戦日語り部はみな卒寿超え】
 選:宇多喜代子選【道の駅四方を囲む蕎麦の花】
 同【子の描く月の兎は左向き】

推敲:
 小澤實選:【水溜り嬉嬉と踏む子や台風裡】
 →台風の最中に水溜まりを踏むとは思えぬ。
 むしろ【台風後】ではあるまいか?

 同:【古希の子が酒下げて来る敬老日】
 →古希のとは、古希の本人を子供とおちょくっているのか、古希の人物の子のことか判然とせぬ。【古希連中】とするか。

「秋季吉祥寺吟行」実施要領 双掌 10月 3日(火) 19:19

俳ソサエティの皆さま

いよいよ秋本番の気配が深まって参りましたが、お変わりなくお過ごしのことと思います。

井静さんのお計らいにより、吟行当日(10/27金)のJR吉祥寺駅での集合地点が決まり、皆さまに吟行実施要領をご披露できるようになりました
た。

この後、井静さんにご提供いただいた集合地点の画像をお示しします。

10/27(金)吉祥寺吟行の集合場所  双掌 10月 3日(火) 19:24
俳ソサエティの皆さま

吉祥寺吟行の際の集合地点は=
 JR中央線吉祥寺駅南口(公園口)改札口を出て、駅構内から公園方面に出る公園口のエスカレーター(階段併設)を下りる。下りたら左側に見える茶色い太い柱のあたりで待ち合わせする ( 貼付画像参照)。そこからは道を挟んで正面にみずほ銀行の小さい支店が見えます。また右手前方の建物2階には喫茶室ルノアールが見えます

みほ女  10月 4日(水) 09:53
双掌さま、
俳ソのみなさま、

秋季吟行の実施要領をお送りくださり、ありがとうございました。井静さまが立っていらっしゃる画像で、柱の巨大さがわかります。集合場所に足を運んでくださったり選んだりと、たいへんご苦労をおかけしました。当日を楽しみにしております。

明陽 10月 4日(水) 10:12
双掌さま

井の頭公園吟行の日時及び集合場所を確認し了解しました。
お尋ねですが秋思の兼題句は必ず出句が必要ですか? 以前にも難しい兼題として苦労した思いがありますので念のため。

井静さま、荒人さま
わざわざ吉祥寺まで出向かれた上に集合地点の写真まで送っていただきありがとうございます。これだけしていただくと決して間違うことなく行けます。
当日が爽やかな天気に恵まれるよう祈りつつ、楽しみにしております。

  流星の連なるごとくスターリンク  明陽

一昨日の夜6時40分頃にも西の空を走るスターリンク・トレインが雲間に一瞬見ることができました。あの銀河鉄道777のように。

明陽 10月 4日(水) 17:09
訂正

先に掲載したメールを再読したところ、
銀河鉄道999とすべきところを、数字を見間違って777としてしまっていました。訂正します。
恥ずかしながら歳とともに眼もだいぶ衰えてきたようです。

きみ女 10月 4日(水) 19:44
双掌さま
「吉祥寺吟行」集合地点の詳細と吟行実施要領を送信いただき、ありがとうございました。

井静さま、荒人さま
集合地点の事前調査、ありがとうございました。
当日は遅刻しないようガンバリマス。

選句あそび4  井静 10月 5日(木) 11:36
20231002読売俳壇をもとにした選句あそび4です。

◎ 矢島撰 回転の遅き頭に赤とんぼ
小金井にはなかなか赤とんぼが来てくれません。「回転遅き頭」が沢山あるのに。ともかく、楽しい句でした。

推敲 原句:宇多撰 子供等が風になったよ芒原
推敲:芒原子らの笑声風はこぶ
残念ながら原句の方がイメージが膨らむよい句でした 原句:原句:小澤撰 ガパオライスの屋台出す夢夜学生
推敲:夜学生ガパオライスの夢・屋台


選句・推敲遊びC  みほ女  10月 5日(木) 19:53
今回は、次の3句が気に入りました。

◎ 満月や窓全開の工場風呂

 工場の仕事が終わってほっと一息、お風呂につかって満月を愛でている様子、漢字が並んでいることで武骨な工場労働の雰囲気が伝わってきます。

〇 かなかなの静けさを呼ぶ間合ひかな

 かなかなの鳴き声は妙に物悲しいものですが、それをこんなふうに表現できるのがうらやましい。

〇 彼岸花この辺りかと水を捨つ

 放っておいても彼岸花は毎年必ずお彼岸のころに咲くたくましい花で、わざわざ水をやらなくても捨てる水で充分。でもやはり、今年も咲くかちょっと気になっている様子に共感します。
「選句・推敲遊び」C 双掌 10月 2日(月) 21:25

俳ソサエティの皆さま

本日午後のウォークの帰宅は午後6時過ぎでした。なんと肌寒ささえ覚えました。いよいよ秋ですよ。

ここに、第4回「選句・推敲遊び」をご披露します。表示トラブルを避けるため、PDFファイルのみのご案内です。 

明陽 10月 3日(火) 15:49
第4回「選句・推敲遊び」
【明陽撰の三句】

  ◎新米と大きく書かれ店頭に  星野愛
   →詠み手は多分コメ農家の人だと思いたい。丹精込めて育てたお米に対する愛情と穫れたお米に対する自慢が溢れているように思います。

  ○下総の滴る梨に齧り付く  松原正憲
   →瑞々しい美味しさが口いっぱいに拡がってきます。

  ○CDを身に纏ひたる案山子かな  菊池二三夫
   →昔ながらの風景と進歩した科学技術の取り合わせが面白い。

 【今日の一句】
   短パンとTシャツで過ごす十月かな  明陽

 双掌さんが言われる程の夕方の肌寒さではなくむしろ爽やかな感じがしますが、日中はまだまだ暑く終日夏スタイルで過ごしています。
「選句・推敲遊び」B 双掌 9月28日(木) 19:52
 
俳ソサエティの皆さま

本日は何と本年90回目の真夏日といいます。1年の四分の一が「真夏日」とは異常気象そのもの。地球は決定的に狂い始めたのでしょうか?

さて、今回は讀賣俳壇を素材とする「選句・推敲遊び」Bのご披露です、
いつものように、ごく気楽にご参加のほどご案内いたします。

再送お願いします−井静  井静 9月29日(金) 09:37
昨日、9月25日読売俳壇が掲示板に掲載されました。ところが残念なことに、いろいろ手を尽くしても鮮明な画像にプリントアウトができません。当方だけかも知れませんが。恐縮ですが、鮮明なスキャン結果の再送をお願いいたします。井静

PDFファイル  双掌 9月29日(金) 12:40
井静さま

「選句・推敲遊び」Bの画像が不鮮明とのこと、申し訳ありません。PDFファイルをアップしましたので、アイコンをクリックしてご覧下さい。

明陽 9月29日(金) 17:40
明陽撰の三句

 ◎新涼に赤提灯の灯りけり  高山洋子
   →秋の赤提灯はいっそう風情がある。

 ○同じこと何度も思う夜長かな  梅沢春雄
   →確かに秋の夜長は同じことを何度も。

 ○荒ぶるや火の粉も人も筒花火  安藤三千男
   →勇壮な情景が目に浮かぶ。

【よくわからない句】
  ※黒猫と共に街行く夏の夜
  ※つくづくと己が跣を眺めけり
   →この二句はどう理解したらいいのでしょうか?

【きょうの一句】
 
 栗飯や堪え切れずにもう一杯  明陽

明陽 9月29日(金) 19:01
【推敲】を追加します。

対象句 : 同じこと何度も思う夜長かな

 これはこれでいいと思いますが、後期高齢者の立場からするとより具体的に現したいと思います。

   来し方を何度も思う夜長かな

いかがでしょうか?

文語調  双掌 9月29日(金) 19:59
明陽さま

【来し方を何度も思う夜長かな】の推敲句ですが、この際、文語調に改めることで句調を整えてはいかがでしょう。

【来し方を幾度も思ふ夜長かな】

選句あそび3 井静  井静 9月30日(土) 10:29
双掌さま、みなさま:
残念ながら中秋の明月、見逃しました。

0928第三回選句遊びの結果です。 井静

◎宇多撰 美しい残暑の匂ひ過疎の村
今年「残暑の匂ひ」に随分苦しめられました。
   どう「美しい」のか。謎の句です。でも趣がありますので◎

推敲:宇多撰: 稲架続く鳥海山の裾野かな
推敲 ➧鳥海の裾野に広がる稲架(はさ)の列
宇多撰 缶蹴りの夕焼けとともに終わりけり
推敲 ➧中秋の名月ねらって缶を蹴る

推敲:小澤撰 誕生も死もこの茶の間祖父の秋
推敲 ➧誕生も死もこの四畳半祖父の秋

PDFファイルありがたいです!  みほ女  9月30日(土) 21:03
双掌さま、
俳ソのみなさま、

井静さまと同じく私も画像ではよく読めなくて、今回の選句・推敲遊びをあきらめかけていました。
PDFでの再送でくっきり読めて遅ればせながら、選句をさせていただけました。

◎ 黒猫と共に街行く夏の夜
 
うだるような暑さの夜、黒猫が一匹ひょうひょうと歩いているのを見つけた作者が、その歩みに合わせて歩いている光景がおもしろい。

〇 西瓜採るラグビーのごとパスつなぎ

 みんなで西瓜採りに興じているのが目に浮かびます。旬のラグビーに見立てているのが上手い。

〇 誕生も死もこの茶の間祖父の秋

 お祖父さん、家族に囲まれて一生をすごして幸せな方だったのが想像されます。
 
 

「選句・推敲遊び」B  双掌 10月 1日(日) 19:13
明陽さま
井静さま
みほ女さま


10月の声を聞いて、ようやく秋の入り口という雰囲気になってきましたね。

双掌の選句:
天:宇多喜代子選【缶蹴りの夕焼けとともに終りけり】
選:揚花火水面に写り水に消ゆ
選:小澤實選: 誕生も死もこの茶の間祖父の秋


推敲:
 宇多喜代子選:同じこと何度も思ふ夜長かな
 →「同じこと何度も思ふ」の表現は軽い
 埒もなきことまた想ふ

 同:揚花火水面に写り水に消ゆ
 →水をに置き換える

 小澤實選:外来の藻のはびこれる秋暑かな
 →中七の句調悪し。歯切れよく、川藻はびこるとする。

感触の差  双掌 10月 1日(日) 19:22
明陽さん
【黒猫と共に街行く夏の夜】を「よく分からない句」としておられるのに対して、みほ女さんは
作者が黒猫と歩調を合わせて歩いている光景が面白いとしておられます。

感触の差って面白いものですねぇ。

荒人 10月 2日(月) 12:39
皆さま
 猫と歩くと言えば思い出すのが、耳をすませばというジブリのアニメです。主人公の女子中学生が電車に乗っている猫を発見。あとをつけてどこまでも歩くと、とある不思議なお店の前まで導かれる。あのシーンを含め、このアニメはジブリ作品の傑作だと思っています。ちょっとテーマから外れ、失礼しました。

みほ女  10月 3日(火) 13:59
そういえば『耳をすませば』にそういうシーンがありましたね。猫はミュージカル『キャッツ』をはじめ、人の想像力をかきたててくれる不思議な魅力があります。
きみ女 9月26日(火) 16:05
ご無沙汰しております。
秋の吟行ですが、古川恵寿さまも参加なさらないかなと思い、メールでお尋ねしましたところ、「参加したいと思います」との嬉しいご返事が届きました。
双掌さま、詳細が決まりましたら、恵寿さまにもメール送信をよろしくお願い致します。

みほ女  9月26日(火) 16:28
恵寿さんとは懐かしいですね!最後に新春句会でお目にかかったコロナ禍前以来ですね。楽しみにしています。
「選句・推敲遊びA」 双掌 9月20日(水) 18:56

俳ソサエティの皆さま
前回は「選句と推敲遊び@」でした。

今回のが「選句・推敲遊びA」です。『讀賣俳壇』は毎週月曜日発表ですので、紙面を取り込めるようになって作業が一気に減りましたので、遊びも各週ごとにやってみましょう。

明陽 9月22日(金) 19:15
明陽の選句

 ◎夜業より帰りし父よ火の匂ひ
   →夜遅くまで働いている父への感謝の気持ちが伝わる。

 ○群虫図群れて見てゐる美術展
   →若冲の群虫図だろうか?見事な画に見入っている様がわかる。それに人が群れているのも面白い。

 ○ポリープは良性でした秋涼し
   →大変心配した後の安堵感

【推敲はこちら】
  湖畔まで道は下りや秋旱
   →湖畔まで遠くなりたり秋旱
   ※やはり原句の方がいいかも?

 【きょうの一句】
   電車内右往左往す火取虫  明陽

選句推敲あそび3 井静  井静 9月22日(金) 23:04
双掌さま、同人諸兄姉さま:
3回目の読売俳壇を借りた句遊び、次の通りです。井静

 宇多撰   ◎山門は風の入り口乱れ萩
 推敲の余地ありません。大変気に入った句です。

 推敲:宇多撰 朝夕に色深めけり秋茄子
      ➧ 朝に夕に藍濃くなりて秋茄子
 推敲:正木撰 立ち読みせし本屋無事ある帰省かな
      ➧ 懐かしき古書屋で立ち読み秋深し    

選句・推敲遊びA  双掌 9月23日(土) 18:51
明陽さま
井静さま
俳ソサエティの皆さま


本日は秋雨前線の影響か、一段と秋気が感じられました。早く、抜けるような晴天で天高し・・・などと詠んでみたいものですね。

双掌の選句
 天:矢島渚男選:祭壇の左右に西瓜読経聞く
 選:同:子等居りし頃には買ひし西瓜かな
 選:正木ゆう子選:
 祖父母生きのびて我あり震災忌

推敲
 宇多喜代子選:
 釣り舟の出払っている鯊日和
 中七は風情乏しい→「みな出払って」

 同:朝夕に色深めけり秋茄子
 艶めく色を強調すべく中七は→深まる色や

異論:
井静さんの推敲句の古書屋で立ち読みと中九となっており、語呂が悪くないですか?

みほ女  9月23日(土) 20:10
双掌さま、
俳ソのみなさま、  

きょうはお彼岸、さすがに涼しくなってきましたね。

今回の読売俳壇には難しい言葉が多くて苦労しました。

矢島氏選の二席、「つるび」は「交尾み」なんですね。また、以下の漢字が読めないのですが、教えていただけますか。

宇多氏選の六席、「日和」の上の漢字はなんと読むのでしょうか。

正木氏選の七席、最初の二文字はなんと読むのでしょうか。


漢字の読み  双掌 9月23日(土) 20:24
みほ女さま

宇多選6句目
【釣り舟の出払っている鯊日和】
 →鯊は「はぜ」です。

正木選7句目
【翡翠の歩くところをつひぞ見ず】
 →翡翠はかわせみです。
 宝石の「ひすい」も同じ文字です。

みほ女  9月24日(日) 11:00
双掌さま、

漢字の読み方を教えてくださり、ありがとうございました。
鯊日和という季語があるのですね。それだけハゼ釣りは、身近に釣りが楽しめて人気があるのでしょうね。
翡翠は、その体が瑠璃色に美しいから翡翠という漢字を当てたのかしら。

今回の選句・推敲遊びでは、次の句が気に入りました。

◎ 郡虫図群れて見てゐる美術展
 「虫めづる日本の人々」という美術展がサントリー美術館でこの間までやっていました。
明陽さんのおっしゃるように、絵の中の虫も見ている人たちも群れているというのがおもしろい。

〇 おーいと声縞目に伸びて昆布干し
 呼びかける声が縞目の長ーい昆布にこだましているよう。

〇 高原の駅舎一周鬼やんま
 カンカン照りの駅舎に、でも高原ならではの涼気もあり、そこに鬼やんまが現れたり消えたりしている様子が目に浮かびます。

字余り   井静 9月24日(日) 11:03
双掌さま:ご指摘、ありがとうございました。この推敲は随分むりしたものです。再推敲をやってみましょう。たいして変わりばえしませんが。うまくいきませんね。井静

推敲:正木撰 立ち読みせし本屋無事ある帰省かな
      ➧ 懐かしき古書屋で立ち読み秋深し
再推敲   ➧ ふるさとの書店で立ち読み秋深し

明陽 9月24日(日) 17:36
双掌さま
俳ソのみなさま

急なお知らせです。
今日18時44分頃、北西の空ほぼ真上に
スターリンクが見えるそうです。
見上げてください。

明陽 9月24日(日) 23:01
双掌さま
俳ソのみなさま


今夜のSTAR LINK TRAIN観ましたか?
今夜のは打ち上げ4日後だったためTrainが1230kmにも延びていたため見えにくかったようです。
明陽も確認できたのはほんの少しでした。
画像は今月5日ころに観えたTrainnです。

今日の一句
 
  秋澄むや久しも久し遠き富士  明陽

久しぶりに富士山が浮かんでいました。
暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので、空気も澄んできたようです。テニスをしていても真夏の暑さとは違いましたし、風もいくらか爽やかに感じられました。

Star Link  双掌 9月26日(火) 08:08
明陽さま

当方、イーロン・マスクなる人物に良い感情を持ち合わせておらず、そのため、スター・リンクなる代物にも強い関心を持てませんでした。

他方、富士山には畏れを抱いています。

【遠富士や四季の語り部秋深む 双掌】
「選句と推敲遊びA」 双掌 9月17日(日) 07:58

俳ソサエティの皆さま

選句と推敲遊びの素材作りの際、JPEGファイルだと掲示板に画像本体が表示されますが、鮮明さが不足します。
鮮明さを優先して、精度を上げるとサイズが巨大になり、掲示板が受けつけません。

PDFファイルだとサイズが圧縮されますが、アイコンのみの表示になります。

この度、「読売新聞オンライン」というサイトの実紙面をコピーして利用することで、単純な作業で鮮明な画像を得ることができると判明しました。これもPDF化しましたが、これで「選句・推敲遊びA」のお誘いといたします。今回もお気楽にご参加ください。



みほ女  9月17日(日) 10:08
双掌さま、
俳ソのみなさま、

おかげさまで読売俳壇のはっきりしたプリントアウトを得ることができました。まことにありがとうございます。この紙をちらちら見ながら家事の合間に最新の俳句を楽しみたいと思います。

推敲遊びA0918  井静 9月18日(月) 11:04
双掌さま、同人のみなさま:
読売俳壇09推敲遊びAをお知らせいたします。

 ◎正木選:暑くって死にそうと子のねだるもの
  明解で愉快でこのままがいいと思います。
 *宇多選:影もなき家並の先に夏の海
  推敲➧ 片影の家並みの先に土用波
 *小澤選:夜干しする梅の匂を通りけり
  推敲➧ 四つ辻に夜干しの梅の匂ひ立ち

   

選句・推敲遊びA  双掌 9月18日(月) 18:43
みほ女さま
井静さま
俳ソサエティの皆さま


双掌の選句:
天:矢島渚男選【縁談の後は猥談暑気払い】
 笑う他ない傑作。
 →「縁談」との直結はいかがなものか。むし  
 ろ、上五は「挨拶の・・・」か

選:宇多喜代子選【九十の一人暮しや百日紅】
 →上五は「卒寿なる」が分かり易い


選:小澤實選【捕虫網少年浅瀬渡りゆく】
 →上五と中七の連携がたどたどしい。
 【浅瀬ゆく少年の手に捕虫網】と語順を変える。

明陽 9月19日(火) 12:52
双掌さま

秋季吟行の諸手配ありがとうございます。楽しみにしています。

今回の「選句・推敲遊びA」、明陽の選句は次のとおりです。

◎香取市嶋田吟 一生を一職人や残る虫
 ・一介の職人として生きてきた強い自負と気概が感じられる。

○岩国市藤川吟 部屋の灯を一つ残して秋の夜
 ・夜遅くまで灯火に親しむ姿がはっきりと浮かんできます。

○東大阪市梶田吟 良く売れてリヤカー軽し草の市
 ・いまはほとんど見られないが懐かしさを感じました。

推敲は次の句

大阪府池田吟 拾い上げた蝉から蟻がこぼれけり
・「拾い上げた蝉から」がほかに言いようがないかと思います。
例えば:空蝉を摘まめば蟻のこぼれけり

  立ち漕ぎの裾翻へし秋日和  明陽

みほ女  9月19日(火) 14:25
双掌さま、
俳ソのみなさま、

秋季吟行に会場を確保してくださり、まことにありがとうございました。コロナ禍を経験して便利な世の中になったのですね。驚きました。

さて、今回の選句遊びで気に入った句は、次のふたつです。

◎ ひと夏の経験をした頃の夏

 何もかも初体験で胸躍らせた十代の頃の夏休みがよみがえってきました。でももう二度と戻らない月日の移ろいにせつなくなります。

〇 一生を一職人や残る虫

 こういう生き方をしてきた人をリスペクト。「残る虫」という季語を初めて知りました。人生の終盤と季語が響きあってしみじみとします。
「選句・推敲遊び@」のご案内 双掌 9月 8日(金) 19:03
 
俳ソサエティの皆さま
台風13号の接近中ということで、本日は25℃にも達しない気温で、スーパーの店内では肌寒いほどでした。

さて、今回は「選句」に「推敲」を加味した遊びを提案いたします。わたしならこの句はこう作ると一部を書き換える試みです。上五と下五を入れ替えたり、「かな」を「なり」に変えたり・・・です。

たとえば、小澤實選の9句目
【金山寺みそに採れたてきゅうりかな】→
【金山寺みそに朝穫れきゅうりかな】

これが面倒なら、選句だけでもOKということで。

選句あそび9-推敲 井静  井静 9月 9日(土) 11:54
双掌さま、、各位:
僣越ながらいくつか推敲を試みました。あくまで己が学習のためです。

★貨車で逃げた満洲ジャガタラ花のころ
 このままがいいと思います。91歳の佳作です。
★さやかなる笛の音する村芝居
 ➧推敲:フルムーン笛の音さやか村芝居
★打ち水の風情かき消す炎暑かな 
 ➧推敲:打ち水のたちまち白くかき消えて 
★正座して削る鉛筆涼新た
 ➧正座して鉛筆削る秋学期

原作者に失礼したかもね。井静 

 

これこそ  双掌 9月 9日(土) 13:09
井静さま。
俳ソサエティの皆さま。


これこれ。こういう展開こそ選句・推敲遊びの醍醐味と想定していたものです。
ご参加に感謝いたします。

明陽 9月 9日(土) 23:11
今回、明陽の選句3句は
 ◎鶏卵を小振りにしたる猛暑かな
  ⇒にわとりも猛暑で疲れ切っているのです。
 〇なんとまあ腹の減る子よ夏休み
  ⇒いつもは給食なのでお母さんは苦労しないが、夏休みは食事作りの回数が増えて大変だ。
 〇カーテンを開けて寝ようか盆の月
  ⇒自分もいつもカーテンを開け、寝ながらにしてお月見をしています。

寝ながらにしてスーパームーン良夜かな  明陽

推敲3句
 大阪市今井吟「追憶の五円でありし心太」
  ⇒「追憶」をもっとはっきりしたらどうか?
   若き頃五円でありし心太
 栃木県あらゐ吟「涼しきはベンチの中の記録女子」
  ⇒ベンチが不明瞭
   涼しきはダックアウトの記録女子
 草加市伊藤吟「廃駅の駅舎を描く子夏休み」
  ⇒廃駅で十分?、駅舎は余計では?
   廃駅を画帳に描く子夏休み

NHKで八尾の風の盆を中継していました。それを観ていて

  顔かくす程に美くし風の盆  明陽

選句遊びH  みほ女  9月10日(日) 15:04
俳ソのみなさま、

今回の選句遊びでは、

◎今朝の秋やうやう馴染むヘルメット

 今年から自転車に乗るときは大人もヘルメットをかぶるようにとのことで、私もかぶって運転するようになりました。もともと震災用非常道具のひとつにと買ったのを放っておいたものです。かぶり始めのうちは暑いし何とも仰々しい感じがしてしっくりきませんでした。

〇 鶏卵を小振りにしたる猛暑かな
 今夏の猛暑を鶏卵の大きさで表した目のつけどころがすばらしい。

 ところで、推敲ですが、私も井静さんや明陽さんのようにそのうちできるようになりたいと思いますが、読売俳壇のページを拡大すると文字がぼやけてよく読めないのです。どうすればくっきりした文字でプリントアウトして読めるのか、パソコンの使い方をお教えくださればありがたいです。


『讀賣俳壇』保存と印刷  双掌 9月10日(日) 18:37
みほ女さま

『讀賣俳壇』の画像を保存する手順。
@『讀賣俳壇』画像を右クリックして
A名前をつけて画像を保存をクリック
B保存するフォルダとファイル名を入力して
C表示の下段にある保存をクリック。

次いで印刷の手順
@デスクトップに保存されたアイコンを右クリック
A印刷をクリック

いかがでしょうか?ご成功を祈ります。

jpeg画像の印刷・井静  井静 9月10日(日) 21:19
双掌さま、みほ女さま:
実は私も双掌様から戴いた画像を印刷すると読みにくくて、何回も調整してなんとか最低限読めるように工夫をしているのです。さっきも双掌さまの指示どうりに印刷してみましたが、ぼやけたものしか出てきません。もう一度双掌さまが送るときに別の方式でスキャンをして送ってくださるようにお願いできますか?ご面倒をかけてすみません。明陽さんはいかがですか。スムースに綺麗な印刷が出ますか。もしそうなら、井静およびみほ女の側に問題がある、ということですね。よろしくお願いいたします。

読売俳壇のぼやけ  みほ女  9月11日(月) 10:11
双掌さま、井静さま、

さっそくお教えくださり、ありがとうございます。ご指示通りにやってみました。しかし残念ながら、印刷した画像はやはりピントがぼやけて読むことができません。
井静さんがおっしゃるように、別の方式でスキャンしてアップしていただくことができればお願いしたく思います。

明陽 9月11日(月) 10:14
明陽は「読売俳壇」の画像をプリントアウトせず、画面を拡大してみています。

  翁媼の声賑々し今朝の秋  明陽

このところの明け方の陽気の良さからでしょうか、朝早くからおしゃべりをしながら散歩する高齢男女が一層多くなり、朝寝坊の明陽としては話声がうるさく安眠を妨げられています。

双掌 9月16日(土) 18:53
井静さま
明陽さま
みほ女さま
俳ソサエティの皆さま


選句
天:【なんとまあ腹の減る子よ夏休み】
選:【矛先を向ける当てなき猛暑かな】
同:【金山寺みそに採れたてきゅうりかな】


推敲
【さやかなる笛の音する村芝居】
 →「笛の音する」は「笛が主役の」
【金山寺みそに採れたてきゅうりかな】
 →「採れたて」は「朝穫れ」
画像修正 双掌 9月11日(月) 13:16

井静さま
みほ女さま
明陽さま

「選句と推敲遊び@」に用いた『讀賣俳壇』の画像が不鮮明でご迷惑をおかけしました。
今回はスキャナーの精度を上限いっぱいに上げて、若干画像ソフトで補修・加工した後、サイズを下げるためPDFファイルにしてみましたが、いかがでしょうか?


はっきり読めます!  みほ女  9月11日(月) 13:47
双掌さま、

こちらこそご面倒をおかけし、もうしわけありませんでした。
おかげさまで今回はPDFではっきり読むことができます。たいへんありがとうございました。

綺麗な俳壇がでました  井静 9月11日(月) 13:59
双掌さま:
ありがとうございました。大変綺麗な読売俳壇を見ることができます。今後ともよろしくお願いいたします。

明陽 9月14日(木) 23:09
双掌さま
俳ソの皆さま


秋ですねぇ〜
新しい表紙を見ているとつくづくそうい感じられます。日中はまだまだ暑いのですが。

きょうは阪神タイガースが10何年振りかのセリーグ優勝とか……
明陽にとってきょうはこんな日でした!!

  七十代最後の日なり草紅葉  明陽

行き合いの空  双掌 9月15日(金) 07:38
明陽さま
俳ソサエティの皆さま


明日はお誕生日ですか。お目でとうございます。
 【来し方や明日は傘寿か草紅葉 双掌】

今回のデスクトップ画像は、万歩行途上に撮影した「行き合いの空」。秋の巻雲と夏の積乱雲が混在する移行期の空で、秋の季語とされているようです。とても魅力的です。

 雲のさま白はひといろにて非ず 双掌
選句遊びH 双掌 9月 4日(月) 13:56
明陽さま
みほ女さま
井静さま
俳ソサエティの皆さま


井静さんのご参加がいささか遅かったので、もしや健康不調などありはしないかと心配しましたが、お三方の遷が揃い、安堵いたしました。

今回の結果は、明陽さんは 「共感を呼ぶ句が見つからない」とややネガティブな評価、みほ女さんは 「滑稽な句が多い」とされ、井静さんは 「みなさんお上手」と好評価と三者三様でした。

当方の選句はーー決して皆さんに阿ったのではありませんがーー:
天の句:【島弁の飛び交ふバスや朝涼し】
選:【平織の布目くっきり新豆腐】
【てっぺんを子供に分けてかき氷】

でした。

本日は久々の雨とあって、60日ぶりに真夏日に達せず という、秋の気配を感じさせる日となりました。とはいえ、午前中に雨が降ったり、日が照ったりと忙しい天気で、お天道様の下では結構汗をかっ区ほどの気温ではありました。やはり、秋の涼気が恋しいですね。

【行く夏を惜しむ言霊雲のさま 双掌】
選句遊び9 井静 9月 4日(月) 10:25
双掌さま、会員各位:
本気の雨がやっと降ってきて、涼風が立ってきましたね。秋を待っています。読売俳壇の選句遊び,今回は次の3句に惹かれました。みなさんお上手ですね。井静
   
  ◎平織の布目くっきり新豆腐
      とてもおいしそうで涼やかです。
  〇夕焼けや十三階のイタリアン
    夕焼けを見下ろしながらのディナー、
    結構ですね。
  〇地蔵泥棒のことで持ちきり地蔵盆
    たしか善光寺? 楽しい泥棒でした。
選句遊びH 双掌 9月 1日(金) 08:12
 
俳ソサエティの皆さま。

先週の予報では、9月3日ころには最高気温が30℃程度にまで下がり、秋の始まりかと期待しておりましたが、最近になって、この猛暑は9月第2週ころまで長引くとの予報に変わっています。

ここに「選句遊びH」のご提案をいたします。従来と同様、ご気楽に選句を試みてくださるよう、ご案内いたします。

 【猛酷炎いかに綴らむこの暑さ 双掌】

明陽 9月 1日(金) 18:17
双掌さま
俳ソサエティの皆さま


選句遊びHには共感を呼ぶ句が見つかりませんが、強いてあげれば
  ◎踊りつつ家を出てくる風の盆
が、かつて八尾でみた実景が浮かんできます。
また同じ祭りを詠んだ
  〇まつ白な子の手拭ひや夏祭
も清々しさと初々しさがあってよいと思います。
もう一句は
  〇水鉄砲おれには本気らしい妻
が面白く、笑えます。

昨夜(今日というべきか?)零時過ぎにスーパーブルームーンを眺めつつ、あの名月に行けたらなぁ〜と思いながら呻吟していましたがついに実らず、やっとできた一句が、

  名月を愛でるも一句詠めぬまま  明陽

という駄句。ところが選句選びHの「俳句あれこれ」を読んでいてひらめきました。

  名月やカタビラを掛け登りたし  明陽

明陽 9月 1日(金) 22:46

「カタビラ」でなく「カラビナ」の間違い。

  名月やカラビナを掛け登るかな  明陽

選句遊びH  みほ女  9月 3日(日) 09:45
九月に入ったというのにまだまだ暑いですね。

今回の読売俳壇には滑稽な俳句が多かったような気がします。中でもおもしろかったのは、

◎ 水鉄砲おれには本気らしい妻
 子供たちの遊びに加わった女房が、日ごろの旦那へのウップンを水鉄砲でぶつけている感じ。妻の気持ちも夫の気持ちもわかっておもしろい。

〇 てっぺんを子供に分けてかき氷
 山盛りになったかき氷、親子が一皿注文して、シロップのいっぱいかかったてっぺんを子供に食べさせてやる様子がありありと目に浮かびます。
次回のお尋ねの際には、画像もご一緒にどうぞ・・・


1 2 3 4 5