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「選句・推敲遊びA」 双掌 9月20日(水) 18:56

俳ソサエティの皆さま
前回は「選句と推敲遊び@」でした。

今回のが「選句・推敲遊びA」です。『讀賣俳壇』は毎週月曜日発表ですので、紙面を取り込めるようになって作業が一気に減りましたので、遊びも各週ごとにやってみましょう。

明陽 9月22日(金) 19:15
明陽の選句

 ◎夜業より帰りし父よ火の匂ひ
   →夜遅くまで働いている父への感謝の気持ちが伝わる。

 ○群虫図群れて見てゐる美術展
   →若冲の群虫図だろうか?見事な画に見入っている様がわかる。それに人が群れているのも面白い。

 ○ポリープは良性でした秋涼し
   →大変心配した後の安堵感

【推敲はこちら】
  湖畔まで道は下りや秋旱
   →湖畔まで遠くなりたり秋旱
   ※やはり原句の方がいいかも?

 【きょうの一句】
   電車内右往左往す火取虫  明陽

選句推敲あそび3 井静  井静 9月22日(金) 23:04
双掌さま、同人諸兄姉さま:
3回目の読売俳壇を借りた句遊び、次の通りです。井静

 宇多撰   ◎山門は風の入り口乱れ萩
 推敲の余地ありません。大変気に入った句です。

 推敲:宇多撰 朝夕に色深めけり秋茄子
      ➧ 朝に夕に藍濃くなりて秋茄子
 推敲:正木撰 立ち読みせし本屋無事ある帰省かな
      ➧ 懐かしき古書屋で立ち読み秋深し    

選句・推敲遊びA  双掌 9月23日(土) 18:51
明陽さま
井静さま
俳ソサエティの皆さま


本日は秋雨前線の影響か、一段と秋気が感じられました。早く、抜けるような晴天で天高し・・・などと詠んでみたいものですね。

双掌の選句
 天:矢島渚男選:祭壇の左右に西瓜読経聞く
 選:同:子等居りし頃には買ひし西瓜かな
 選:正木ゆう子選:
 祖父母生きのびて我あり震災忌

推敲
 宇多喜代子選:
 釣り舟の出払っている鯊日和
 中七は風情乏しい→「みな出払って」

 同:朝夕に色深めけり秋茄子
 艶めく色を強調すべく中七は→深まる色や

異論:
井静さんの推敲句の古書屋で立ち読みと中九となっており、語呂が悪くないですか?

みほ女  9月23日(土) 20:10
双掌さま、
俳ソのみなさま、  

きょうはお彼岸、さすがに涼しくなってきましたね。

今回の読売俳壇には難しい言葉が多くて苦労しました。

矢島氏選の二席、「つるび」は「交尾み」なんですね。また、以下の漢字が読めないのですが、教えていただけますか。

宇多氏選の六席、「日和」の上の漢字はなんと読むのでしょうか。

正木氏選の七席、最初の二文字はなんと読むのでしょうか。


漢字の読み  双掌 9月23日(土) 20:24
みほ女さま

宇多選6句目
【釣り舟の出払っている鯊日和】
 →鯊は「はぜ」です。

正木選7句目
【翡翠の歩くところをつひぞ見ず】
 →翡翠はかわせみです。
 宝石の「ひすい」も同じ文字です。

みほ女  9月24日(日) 11:00
双掌さま、

漢字の読み方を教えてくださり、ありがとうございました。
鯊日和という季語があるのですね。それだけハゼ釣りは、身近に釣りが楽しめて人気があるのでしょうね。
翡翠は、その体が瑠璃色に美しいから翡翠という漢字を当てたのかしら。

今回の選句・推敲遊びでは、次の句が気に入りました。

◎ 郡虫図群れて見てゐる美術展
 「虫めづる日本の人々」という美術展がサントリー美術館でこの間までやっていました。
明陽さんのおっしゃるように、絵の中の虫も見ている人たちも群れているというのがおもしろい。

〇 おーいと声縞目に伸びて昆布干し
 呼びかける声が縞目の長ーい昆布にこだましているよう。

〇 高原の駅舎一周鬼やんま
 カンカン照りの駅舎に、でも高原ならではの涼気もあり、そこに鬼やんまが現れたり消えたりしている様子が目に浮かびます。

字余り   井静 9月24日(日) 11:03
双掌さま:ご指摘、ありがとうございました。この推敲は随分むりしたものです。再推敲をやってみましょう。たいして変わりばえしませんが。うまくいきませんね。井静

推敲:正木撰 立ち読みせし本屋無事ある帰省かな
      ➧ 懐かしき古書屋で立ち読み秋深し
再推敲   ➧ ふるさとの書店で立ち読み秋深し

明陽 9月24日(日) 17:36
双掌さま
俳ソのみなさま

急なお知らせです。
今日18時44分頃、北西の空ほぼ真上に
スターリンクが見えるそうです。
見上げてください。

明陽 9月24日(日) 23:01
双掌さま
俳ソのみなさま


今夜のSTAR LINK TRAIN観ましたか?
今夜のは打ち上げ4日後だったためTrainが1230kmにも延びていたため見えにくかったようです。
明陽も確認できたのはほんの少しでした。
画像は今月5日ころに観えたTrainnです。

今日の一句
 
  秋澄むや久しも久し遠き富士  明陽

久しぶりに富士山が浮かんでいました。
暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので、空気も澄んできたようです。テニスをしていても真夏の暑さとは違いましたし、風もいくらか爽やかに感じられました。

Star Link  双掌 9月26日(火) 08:08
明陽さま

当方、イーロン・マスクなる人物に良い感情を持ち合わせておらず、そのため、スター・リンクなる代物にも強い関心を持てませんでした。

他方、富士山には畏れを抱いています。

【遠富士や四季の語り部秋深む 双掌】

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