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「選句と推敲遊びA」 双掌 9月17日(日) 07:58

俳ソサエティの皆さま

選句と推敲遊びの素材作りの際、JPEGファイルだと掲示板に画像本体が表示されますが、鮮明さが不足します。
鮮明さを優先して、精度を上げるとサイズが巨大になり、掲示板が受けつけません。

PDFファイルだとサイズが圧縮されますが、アイコンのみの表示になります。

この度、「読売新聞オンライン」というサイトの実紙面をコピーして利用することで、単純な作業で鮮明な画像を得ることができると判明しました。これもPDF化しましたが、これで「選句・推敲遊びA」のお誘いといたします。今回もお気楽にご参加ください。



みほ女  9月17日(日) 10:08
双掌さま、
俳ソのみなさま、

おかげさまで読売俳壇のはっきりしたプリントアウトを得ることができました。まことにありがとうございます。この紙をちらちら見ながら家事の合間に最新の俳句を楽しみたいと思います。

推敲遊びA0918  井静 9月18日(月) 11:04
双掌さま、同人のみなさま:
読売俳壇09推敲遊びAをお知らせいたします。

 ◎正木選:暑くって死にそうと子のねだるもの
  明解で愉快でこのままがいいと思います。
 *宇多選:影もなき家並の先に夏の海
  推敲➧ 片影の家並みの先に土用波
 *小澤選:夜干しする梅の匂を通りけり
  推敲➧ 四つ辻に夜干しの梅の匂ひ立ち

   

選句・推敲遊びA  双掌 9月18日(月) 18:43
みほ女さま
井静さま
俳ソサエティの皆さま


双掌の選句:
天:矢島渚男選【縁談の後は猥談暑気払い】
 笑う他ない傑作。
 →「縁談」との直結はいかがなものか。むし  
 ろ、上五は「挨拶の・・・」か

選:宇多喜代子選【九十の一人暮しや百日紅】
 →上五は「卒寿なる」が分かり易い


選:小澤實選【捕虫網少年浅瀬渡りゆく】
 →上五と中七の連携がたどたどしい。
 【浅瀬ゆく少年の手に捕虫網】と語順を変える。

明陽 9月19日(火) 12:52
双掌さま

秋季吟行の諸手配ありがとうございます。楽しみにしています。

今回の「選句・推敲遊びA」、明陽の選句は次のとおりです。

◎香取市嶋田吟 一生を一職人や残る虫
 ・一介の職人として生きてきた強い自負と気概が感じられる。

○岩国市藤川吟 部屋の灯を一つ残して秋の夜
 ・夜遅くまで灯火に親しむ姿がはっきりと浮かんできます。

○東大阪市梶田吟 良く売れてリヤカー軽し草の市
 ・いまはほとんど見られないが懐かしさを感じました。

推敲は次の句

大阪府池田吟 拾い上げた蝉から蟻がこぼれけり
・「拾い上げた蝉から」がほかに言いようがないかと思います。
例えば:空蝉を摘まめば蟻のこぼれけり

  立ち漕ぎの裾翻へし秋日和  明陽

みほ女  9月19日(火) 14:25
双掌さま、
俳ソのみなさま、

秋季吟行に会場を確保してくださり、まことにありがとうございました。コロナ禍を経験して便利な世の中になったのですね。驚きました。

さて、今回の選句遊びで気に入った句は、次のふたつです。

◎ ひと夏の経験をした頃の夏

 何もかも初体験で胸躍らせた十代の頃の夏休みがよみがえってきました。でももう二度と戻らない月日の移ろいにせつなくなります。

〇 一生を一職人や残る虫

 こういう生き方をしてきた人をリスペクト。「残る虫」という季語を初めて知りました。人生の終盤と季語が響きあってしみじみとします。

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