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岐阜県立本巣松陽高等学校吹奏楽部定期演奏会 管理人 5月 8日(日) 20:40
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表題の演奏会を聴いた。
一昨日まで寝込んでいたのでふらふらの体だったが、最後までなんとか体はもった。

吹奏楽はおろか音楽には門外漢の自分だが、ひとつだけ「あっ」と思ったことがあった。
コンクールの課題曲などを取り入れた第1部に続く第2部のこと。
最初の曲が1979年に西城秀樹がカバーした「YOUNG MAN (Y.M.C.A.)」。曲に合わせて楽しそうに部員が踊るダンスの「YMCA」という振り付けは、昔のままだった。

今の高校生がこの曲を、ましてや振り付けなど知っているとは思えない。
そう、彼ら彼女らの保護者が子ども頃に流行った曲。
いったい誰の選曲なのだろうか。
そういえばあの頃の子どもたちはみんな歌って、踊っていた。徳山小学校塚分校に勤務して2年目の年だった。

この曲は映画『ふるさと』のラスト近くの学習発表会のシーンで歌われた曲だった。にぎやかに子役の子たち(徳山村の子もいた)が踊って、それを長門裕之さんや樫山文枝さん、樹木希林さん、前田吟さんと一緒になって見る徳山村の人たちの笑顔がいっぱいあふれていたシーンだった。

その後、唱歌「ふるさと」の合唱でお別れ会の幕は下りていった。
「YOUNG MAN (Y.M.C.A.)」を聞くと、それに続く「ふるさと」の唄を思い出す。
あれは今は廃校となった杉原小中学校でロケが行われたシーンだった。
増山たづ子さんをはじめ徳山村の人もたくさんそのシーンには出ていた。
後に増山さんはそのシーンについて次のように記している。

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村人がみんな集まって、『ふるさと』を唄うところがあったんけどな、うさぎ追いし・・・と唄ってるうちにな、本当にみんな泣とったな。イラも、頭の上しか写らんかったけど、顔をようあげられなんだ。
 スタッフの人がな、「徳山の人たちは役作りがうまいもんだな。本当に演技が渋いな」って感心しとるからな、バカなこといっとるってイラは怒ったで。本当に泣いとるんじゃとな(増山たづ子『ふるさとの転居通知』1985年)。
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今日の定期演奏会は次が「越冬燕」。
森昌子の曲らしいが、そういえばそんな曲もあったかなあという程度で、久しぶりに聞いた曲だ。
「ふるさと」とは似ても似つかない曲だが、この曲を聴きながら不覚にも目頭を押さえていた。
映画『ふるさと』のあのシーンと重なる。

今日元気に「YOUNG MAN (Y.M.C.A.)」を演奏し、踊っていたあの子たちが映画『ふるさと』を観たとしたら、何を感じるだろうか。

一度聞いてみたい気がする。

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