[戻る]

編集・削除・レス取消

パスワードを入力し、機能を選択して実行ボタンをクリックしてください。

この記事を見て下さっていたら幸いです! 編集長 2022-12-21 Wed

(この記事はホスピタルタイムス12月号に掲載させて頂いたものです)



当院ご利用の柴犬・くうちゃんのご家族様から掲載依頼がありました。

11月23日(祝)の午後7時頃、ご家族はくうちゃんの姿が見えないことに気づきました。

外に出て行った形跡があります。

その晩は雨がザーザーと音を立てて降り続いていました。

くうちゃんは14歳。

心臓病で倒れたこともあり腰痛も持っています。

ぐっしょり濡れた体で歩いていただろうくうちゃんが、どこでどうしているのか不安でたまりませんでした。

不運なことに、たまたま名前と連絡先が書かれた首輪も外していました。

場所はヨークベニマル愛島店付近。

みんなで雨に濡れながら何時間も探し回りましたが見つかりません。

疲れ果てたご家族は「ダメ元で警察に連絡してみよう」と電話を入れます。

すると柴犬が一頭保護されていることが分かりました。

くうちゃんでした。

「警察に届けてくださった方がいる!」

ご家族はホッとしたと同時にお礼を伝えたいと警察に確認しましたが、その方は「連絡などいらないので名前や連絡先は言わないで欲しい」と言い残していかれたそうです。

それ以来感謝してもしきれない思いをずっと抱えたご家族は、「そうだ!あの紙面に載せてもらったら、目に留まるかもしれない。気持ちだけでも伝えたい。」と考えました。


「大雨の中、本当にありがとうございました。お陰様でくうは元気にしています。」


くうちゃんのお母さん、泣きたいほど有り難かったお気持ち、このような未熟な文章で十分伝わるかどうか分かりませんが、どこかで繋がって、この記事がご本人様のお目に留まる事を祈っております。

くうちゃん、暖かいおうちに帰れて本当に良かったね。いつまでもずーっと、ご家族と一緒にね。

Password:

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10