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6月24日(土) 17:02
Canon EOS 7D 1/1000sec F7.1 ISO100 -0.3EV 
ハシブトアジサシ(第2回夏羽と思われる個体)
2017年6月24日
葛西臨海公園(西渚北東端水路干潟上空)
後方は葛西臨海水族園のガラスドーム


【2017年6月24日】

※葛西臨海公園(9:45〜13:45)
 本日の午前11時頃の干潮時の潮位はマイナスで、到着時は既に大きく干潟や浅水域が広がっていた。最初にアメダスポイントから渚周辺を遠望した後、鳥類園観察センターに向かい探鳥した。観察センターからの遠望で東渚上空に思いがけずハシブトアジサシを見つけ、その後は水路沿いや正午過ぎからは西渚観察ポイントに回りハシブトアジサシを中心に観察した。水鳥類は種類・数ともに少ない状況が続いており、シギ・チドリ類はほとんど見られなかったが、当地でのハシブトアジサシ確認は久しぶりであった。主なものは次のとおり。

○カンムリカイツブリ                           3羽(東西渚間水路付近や西渚)
○ハシブトアジサシ                            1羽(鳥類園南側水路干潟など。第2回夏羽と思われる個体。午前10時過ぎから午後1時15分過ぎまで断続的に確認できた。午前10時過ぎに観察センターにて東渚方面を遠望していたところ、東渚干潟上を北東方向に下面を見せて飛翔するアジサシ類が見られ、翼下面パターンと短尾の特徴から本種と判断した。すぐにアメダスポイントに急行し、東渚・水路干潟方面を遠望したところ、午前10時半頃には鳥類園南側水路干潟上に降りているのが確認できた。その後、間もなくして飛び立ち、水路干潟周辺で急降下を繰り返す独特の採餌行動を取ったが、水路付近を飛び回った後、東渚方面に飛び去って一旦見失った。その後も、正午前まで断続的に東渚干潟上空や西渚北東端水路側干潟で採餌行動を取るのが遠望できた。午後零時45分頃には再び鳥類園南側水路干潟に出現し盛んに採餌行動を取り、一時的に西渚北東端水路側干潟や東渚北西端水路側干潟にも飛来したが、水路干潟が狭まった午後1時15分過ぎに幾分高度を上げて東渚上空を越え、沖合い干潟上に達した後若洲海浜公園・中央防波堤埋立地方向に飛び去った。最初は成鳥夏羽のように思われたが、初列・次列に褐色味を帯びた羽根がかなり残っており、第2回夏羽と判断した。当地でのハシブトアジサシは久しぶりで、2007年7月22日以来である。また、6月の記録は2004年6月26日の成鳥夏羽以来で2回目である)
○コアジサシ                               3羽(午前10時半頃のカウント数。東渚付近の浅水域上に遠望できたが、干潮時刻以降は確認できなかった)
○ミサゴ                                  1羽(東渚沖杭上)
○ヒメアマツバメ                             2羽(汽水池上空など)
○イワツバメ                               8羽(駅周辺の高架施設付近。巣立ち雛を連れた家族のように思われた)
○シロチドリ                               2羽(渚周辺)                
○コゲラ                                 3羽(鳥類園観察センター付近。続けて移動するのが見られた。営巣した可能性もあると思われた)

以上。


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