[戻る]
1873: 種子島〜口永良部島 万訪 4月13日(土) 08:05
今、種子島の南種子町にいます。昨年悪天候で断念した旅のリベンジで、今回は最高の天候に恵まれています。
木曜日の最終便で鹿児島空港に着いて空港前のホテルに泊まり、昨日1便で渡ってきました。予約していた地元レンタカー屋さんが日にち間違えてて空港に来ていないなどトラブルがありましたが、それも島ののんびりさですのでご愛嬌(走っているクルマもメッチャ遅い)。島のやや北部の内陸にある空港から、まず最南部の宇宙センターへ行き、内陸と海岸線を混ぜながら時計回りに一周しました。種子島は屋久島と違って高い山はなく全てが丘陵地。そこを開拓した農業の島です。鉄砲伝来やロケット基地などが話題の島ではありますが、集落町並みはいたって地味です。でも、歩いていると味わいがあるし、なんか居心地良さそうな良い島でした。

画像は種子島宇宙センター。景色がすばらしく良いところです。エリアは発射台など重要な敷地以外は閉ざされておらず、いろんな施設が点在しています。JAXAの職員食堂でランチしました。

万訪 4月13日(土) 08:16
中種子町坂井の古市家住宅です。島内で公開されている古民家はここだけ(西之表市にも一軒ありますが期間限定)。桟瓦葺入母屋屋根+板壁が基本形です。島を巡ると本瓦葺や板壁も縦張横張様々です。奄美に見られるトタン葺きやトタン壁はありません。その傾向は、屋久島や薩摩硫黄島も同じですね。本土の大隅半島とも共通と思います。

万訪 4月13日(土) 08:20
西海岸、中種子町岩岡の海岸集落です。種子島の集落は農業なので基本的に台地の上か川に沿った狭い平野(水田)が多いですが、海岸沿いにも多少集落があります。この集落は岩岡の外れにあり、漁業かと思いきや農業だと思います。風が強くドローンは諦めました。

万訪 4月13日(土) 08:25
西海岸、西之表市住吉上能野(よぎの)集落。岬の円弧に沿った集落です。ここではドローン飛ばしていい絵が撮れました。動画編集が楽しみです。


万訪 4月13日(土) 08:30
最北部をグルッと回って東海岸へ。東海岸は主立った街はなく集落が点在しています。画像は、西之表市現和浅川。種子島の中では一番良かったかな。板壁が続くグレーシュな感じが美しかった。

これから島間港より、念願の口永良部島へ渡ります。

七ちょめ 4月13日(土) 13:14
もう2〜3年も前に、鹿児島県南部の島々を訪ねた時に、爆弾低気圧のために鹿児島から船が出ず、種子島を諦めて桜島で過ごしたことを思い出しました。その後種子島は縁が遠いです。
天気が良さそうで、最高の探訪日和でしょう。楽しんで下さい。

孫右衛門 4月13日(土) 19:40
種子島の探訪ですか。屋久島は町並以外の目的も含め訪ねる可能性はあると思いますが、種子島は予定にありません。ただ農業の島とはいえ、石垣や板塀など島の集落らしい佇まいですね。
口永良部島は最近活発に火山活動がありますので、お気をつけて。

太泉八雲 4月13日(土) 22:54
種子島。一度は行ってみたい島です。

辰巳屋 4月14日(日) 07:09
種子島には、薩摩藩の外城(麓)があります。
西之表市の中心地で榕城小学校が仮屋で種子島博物館周辺が麓のようですよ。武家門も残されていると分かりやすいのですが。本源寺の周辺も種子島氏の城下のようです。このあたりの石垣には珊瑚の石垣も残されているようです。しかし、麓の形態としては、はっきりとしていないとも思えます。
まだ、行ったことはないのですが、薩摩藩の外城(麓)を廻ろうと集めた情報です。

Kさん 4月14日(日) 07:10
これまた凄いですね。

私の近況報告2件。
先日、スケッチ会で大和郡山市の元遊郭・東岡町へ行きました。10何年かぶりでしたが、遊郭の建物がすっかり取り壊され、ほとんどが普通の住宅に建て替えられていました。数少なく残っている元遊郭の3階建ては無残な姿をさらしていました。
昨日は滋賀県のかやぶきの里・マキノ町在原へ。8年前に13軒あった茅葺きのうち、半数が焼けてしまいましたが、残っている家も崩れるに任せているところが多く、寂しい思いでした。

万訪 4月14日(日) 10:17
皆さま、反応いただきありがとうございます。
画像は昨日探索した口永良部島の本村集落です。2015年に大噴火があり、全島民が7ヶ月屋久島へ避難した後戻られて、現在は平常の暮らしが営まれています。民宿の方といろんなお話をしましたが、やはり避難の7ヶ月によって島民の方々に色々な影響があったようです。物資というより精神的なもの。

口永良部島の本村集落は良かった!星3.5というところ。噴煙をあげる新岳を背景に、石垣石塀+入母屋板壁の景観が素晴らしかった。

万訪 4月14日(日) 10:19
本村集落

万訪 4月14日(日) 10:25
寝待温泉
ここは本村とは島の反対側にある場所で、とても泉質がいいことから、島の方々が湯治に使う別荘のような建物が並んでいて、一番奥に温泉があります。ところが昨年の台風で土石流が発生し、家々のわずかを残して崩壊していました。それでも温泉はかろうじて助かっており、土砂崩れの上を歩いていくことができます。電気が絶たれていますので、昼しか入ることはできません。

万訪 4月14日(日) 10:35
口永良部島の道は細くて険しいです。最東端の湯向(ゆむぎ)地区まで結構かかります。そこにも温泉があり入りましたが、泉質はとても良かった。
画像は本村から湯向へ行く途中の田代地区にある民宿くちのえらぶ。44年前に東京から移住されたご夫婦が自ら建てた建物です。ご主人は昨年お亡くなりになり、奥様が営業されていますがとてもいい宿でした。息子さんも娘さんも島で暮らしていて、島の中心的役割を果たされています。トカラ列島もそうでしたが、新たな住人が島を守っています。

西之表では段丘の上に麓集落を感じさせるエリアがありました。沖縄の島旅は完結しましたが、鹿児島はまだまだ続きます。
pw126035133045.25.panda-world.ne.jp
Name:
Email:
Homepage:
Message:
Icon: view
Photo: 7MB
Color:
Password:
 cookie