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手編みのセーター みずえ@管理人 5月11日(火) 13:04
 
今年は、春になっても寒い日がいつまでも続きました。
ふと思いついて、ずっと昔に編んでいたけれど、少し高価な毛糸だったので、大切に
しすぎて、殆ど着ないでいたセーターを着てみるチャンスかも知れないと思いました。
昔、かぎ針編みで、何枚かのセーターを編んでいましたが、他は引越の時に処分して、
1枚だけ大切に持って来たものです。

さっそく、それを着て、駅の待合室に座っていると、横の女性に声をかけられました。
「私は、長年洋裁を教えていて、編み物もやっていましたが、こんなに、編み目が揃
っているのを見たことがありません。手が良いですね.相当編んだ方だと思います。」
そして、「かぎ針編みは豪華ですね。」と言われました。

私は、嬉しくなりました。
そういえば、私は、中学生ぐらいから、編み物をやっていましたので、相当編んだ
人だと言われたら、そうかも知れません。
私の編んだおしゃれな袋物等を見た人から、自分にも編んでくれと頼まれて、断り
きれずに編んであげたことが、何度もあります。

これを編んだ時は、職場の休憩室で、棒針編みの編み物が流行っていました。
当時の仲良しメンバーの中の二人が棒編みで編んでいた毛糸の質感といい色といい、
何とも素晴らしかったかったので、肩こり症の為、編み物は長らく止めていた私も
真似をして、同じ毛糸を買いました。そして、私は得意のかぎ針編みで編みました。
(といっても、私は、かぎ針編みしか出来ません。棒針編みは慣れていないので、
肩こりが、倍になりますから。)


みずえ@管理人 5月11日(火) 13:05
その時編んだのが、このセーターです。
少し大きめに編んでいたので、ダブダブだろうと思っていましたのに、今回着てみ
てびっくり、ピチピチとまでは行かなくても、ぴったりでした。
おかしいな?そうか、自分が太ったからだと思っていると、クリーニング屋さんに
勤めている友人が、教えてくれました。
「毛糸は、洗わなくても、ただ置いているだけで、年々縮んで行くのよ。」とのこと。
へ〜? そうか、25〜6年も置いていたので、相当縮んだ訳ですよね。

その時の2人に電話してみますと(当時の仲良し5人組は今も付き合っています)、
一人は、あのセーター確か編んだよね。でももうどこに行ったか分からないと言い、
もう一人は、気に入っていたので、最近まで着ていたけど、さあ、どうしたかな、
もう無いかもしれないと言っていました。
二人共懐かしそうでしたが、私も遅れて編んでいたことは、全く知りませんでした。
私が、かぎ針編みが出来ることさえ、知らなかった模様です。
型紙を取って、それに合わせて編んで行くので、私は自宅で編んでいたのでしょう。
それで思い出しましたが、先月のお墓参りの時,これを着て行きましたが、兄も
兄嫁も、驚いていました。私が、まさか編み物が出来るとは知らなかったと…。


私が高校生の時、母に、編み物をしたいので毛糸を買って欲しいと頼みましたが買
って貰えず、母は、白い毛糸が古くなって黄色っぽい灰色になり、沢山繋ぎ目のある
(昔はそれが当たり前でした)、ちりちりの毛糸の玉をくれました。

私は、それでも喜んで、松編みの見事な袋物を編み上げました。
母がそれを見て、「すまんと思う。」と、胸を突かれた様にひとことだけ言ったのを、
思い出します。
そう言えば、その袋物は、素晴らしい編み目だったのを、はっきり思い出します。
でも、編んだだけで満足したのか、又は、さすがにみすぼらしかったからか、持つ
ことはなかった様に思います。後で、母の持ち物の中に、見た様な気がします。

でも、今回専門家に言われる迄は、自分が編み物上手だとは思っていませんでした。
専門家に言われて、そう言えば、私も、なかなかの腕だったのだと納得しました。
引越の時に、大切にこの1枚を持って来て良かったなと、しみじみ思いました。





ひらの 5月15日(土) 02:55
専門家から声をかけられるとは、よほどすばらしい出来上がりなのでしょう。
みずえさんは、私が編みました、とは答えられなかったのですか?
かぎ編みは私の母も昔やっていて、私にセーターなどを編んでくれました。たしかに、棒編みのベーシックな風景に比べて、豪華な絵のように編めますよね。
みずえさんのお母様の、「すまんと思う。」という一言・・・・高価な毛糸に匹敵する上手い手に、粗末な毛糸しかあげられない母のつらい心ですね。それをこうした謝罪の言葉であらわすとは、お母様は謙虚で優しい方ですね・・・・


みずえ@管理人 5月15日(土) 09:35
ひらのさん
褒めて頂いてありがとう。
>みずえさんは、私が編みました、とは答えられなかったのですか?
いえ、褒められた最初から、「ありがとう。そうでしょうか?嬉しいです。」とか、
答えていて、話の流れから、私が編んだと言うことは前提でした。

>高価な毛糸に匹敵する上手い手に、粗末な毛糸しかあげられない母のつらい心ですね。
その時は、買う余裕がなかったと言うよりも、私が、お遊びで途中で放り出すものと、
母は、決めつけていたのだと思います。
なのに、以外にそうではなく、まさかの仕上がりで、それで、母は、かわいそうなこと
をしたと思ったと思います。
私自身に、いろいろ途中で放り出す性格があったのは事実ですから、仕方ないですね。^^
母が、気の毒かも。(よ〜く考えたら、私の因果応報ですね。^^)


Howard 5月19日(水) 00:57
ウァ、みずえさん、セーターはきれいです。
私がChristeenに見せました。(彼女も昔、編むものでした。)
ホントに編み目が揃っている、ね。
"Tell her she did a really good job" と言いました。
「よくやった」と言って、と言いました。
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