2017 04月 26日

プライドラベル



ぱん屋時代 保健所から

対面式販売のぱんには原材料を明記する必要ありませんと説明された

しかしアレルギー体質のお子さんを抱えられたお客様から

色んなご質問をお受けしたとき解る範囲でお応えしなければと

ショーケース近くに原材料の総てを張り出した

身体に優しいぱん作りを目指して

安心をお届けするために

一個一個の袋詰めしたぱん袋に貼った原材料ラベル

命を紡ぐ食べ物の作り手に課せられた使命は

入れる必要のない物は一切加えない

原材料を見せてくださいと言われたらすぐにお見せできるぱん作り

真っ直ぐに生きたら真っ直ぐに生きている人と出会える

それを教えてくれたわたしのプライドラベル


可能な限り手に入れられる安心材料

少量しか使わないけれど精製されていない素のグラニュー糖

自然塩  自然卵  国産小麦  オーガニック材料   

食材探しは作り手の気質も問われた

幸せなことに日高には

オーガニック食材の日本総代理店「アリサン」の本社

放し飼の新鮮たまご  近くの牧場には新鮮な牛乳  無農薬野菜農家さん

ぱん作りに必要なものが総てそろっていた

そんなことは何にも知らずに転居

招かれてこの地でぱん作り

師匠が常におっしゃられておられた

「腕が未熟な分 いい器械といい食材に助けて貰いなさい」のお言葉

誠実にぱん生地に耳を傾け命を繋ぐ物作り人目指して

ゆっくりゆっくりのぱん作りです
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