2018年3月28日 (Wed)

米粉ぱん


日高の町中いたるところで桜も満開の季節

風に乗って近くの中学校の桜花びらが舞う長閑な景色

本日は米粉を使った蒸しぱん作り

ベーキングソーダー、ベーキングパウダー使用なので

簡単に早く出来上がるのも楽しみ

プレーンなものやお野菜&ベーコン入りなど

トッピングを変えれば一度に何種類もの蒸しぱんが出来るところも魅力的

課題はいかにふわふわと蒸し上げるのかなので少しづづ配合調整

二段の蒸籠でプリン型8個分

我が家の24cmの蒸籠はフル回転

もう少し大きな蒸籠にしておけばよかったと後悔しても後のまつり

これから購入される方は置ぜひ28cm(実際の蒸し範囲は24cm)をお勧めです
2018-03-28 14:08 in | Comments (2) #

2018年3月25日 (Sun)

新潟産極上米



新潟県魚沼産 こしひかり極上米の贈り物

旅先でとても美味しかったので

粉粉さんにも食べていただきたいのでお送りしますと

ぱん屋時代のお客様から頂戴致しました

早速土鍋で炊き上げたつやつやごはん


炊き立ての白米が

お櫃で水分を飛ばしている間に

ちょうど友人が持ってきてくれた自家製無農薬野菜で即席白和え作り


なんとも贅沢な夜ごはん

お米と一緒に添えてくださったお漬物

お野菜を細かく切って作った「きりざい」という郷土漬物

昔 祖母がよく作ってくれたくれたことを思い出し

ぬくぬく優しいお味に気持ちもほろり

いつもいつもお気遣いをいただき本当にありがとうございます

故郷の味はどこにいても懐かしく元気をいただけるものなんですね。
2018-03-25 17:06 in | Comments (2) #

2018年3月21日 (Wed)

名もなきシェフの仕事



思いつきは神のささやき
(旅するシェフの4000日)

365日の200日は閉まっている小さなレストラン
「きまぐれや」シェフ 吉田友則氏の物語

シェフ 吉田友則氏は包丁ケースのみを抱えて
空を飛び 数百キロの道をひたすら車で走る出張シェフ
20代でホテルの厨房で料理の師匠となる人と運命の出会い
「吉田君 料理以外のことを知らなきゃ、本当に美味しいものは作れないよ」
そう語る師匠の背中がカッコよかったと綴られている
苦悩しつつ己の道を模索し
引っ越し屋  長距離トラックの運転手  夜のレストランでのアルバイト
自分が生きていることを証明する作業に明け暮れたという
30代で人様のキッチンを借りて料理を作る出張シェフの道を選び
出張していない間だけ開店する「きまぐれや」

・・・ふと一人深夜の厨房で震える理由は山ほどある
「今の自分のスタンス 間違っていない?」
心の中で自問自答する日々は果てしなく続く
いくら怖くてもそれが自分自身でつくった仕事
一皿に込められた想い、料理の背景にある物語。
思いつきの神さまがささやいた ・・・・・(本書より抜粋)


美味しいものを作るシェフは本当の怖さを知りつくし
時代に流されず 流行に流されず 華やかさに彩られた料理ではなく
老若男女 食べる人に合わせて作る料理は
食べてくれる人のためにあるのだと教えられた  

最後に綴られていた吉田氏の言葉に
「考えてみれば 今の自分にとって無駄なことなどひとつもなかった
自分の身に起こったすべての出来事は最後に自分のもとに帰ってきた」
とありました

吉田氏が受け取ったものは名誉や代償ではなく
食べてくださった人々の笑顔だったり
人の心の温かさだったのだと
手にしたこの一冊に心が震えました
2018-03-21 16:38 in | Comments (2) #

2018年3月18日 (Sun)

休日


久しぶりの休日

花粉で黄色に染まった車を洗い

普段使う鍋磨きに半日を費やし

お酢と重曹を混ぜて作った最強クレンザーでピカピカになった鍋たち

午後は溜まっていたぱんとお料理のレシピ整理

大好きなテレビの劇的ビフォーアフターも見終わって

思考力も体力もストップしたまま

あとはすることがないので家中をうろうろ

陽が射す縁台に干した保存瓶を取り込んだら


本日の 「すること」 は全部おしまい

夜は米粉を使ったぱんレシピに全力投球

夢中になれる仕事があるって本当に幸せです
2018-03-18 15:15 in | Comments (2) #

2018年3月14日 (Wed)

ミモザの香り



先日のレッスンに生徒さんが持ってきてくださったミモザの花束

ご自宅の庭に苗を植えたものが大きくなり

春の香りのお福分け

我が家も鉢植えにしてみたものの根が張らず

花芽も出なかった今年のミモザ

やはり地植えのミモザは香りも花も元気なんですね

思いがけないプレゼント

玄関の自転車の籠に入れ春の香りを楽しんでます
2018-03-14 17:44 in | Comments (2) #

2018年3月11日 (Sun)

苦肉の策



毎日のように出番の多い18cmの蒸籠

使っては風通しの良い場所で乾かしまた使うので

キッチンの定位置に片付ける間がない

ならばもう出しっぱなしにと思っても

なせ狭い我が家のキッチンには定位置が見当たらない

ふと見上げた空間はに空いた壁面発見

長めの画鋲を斜めに差し込んで一時置き場に 。。。。苦肉の策

それが功をそうしてなかなか使い勝手も良く

ミニ蒸籠の住所が定まりました


こちらは24cmののお教室用蒸籠

10年近く使用していたものが昨年の暮れに底が抜けてしまい

慌てて身と蓋を一組づづ購入

しっかりした檜で作られているけれど

蒸し器として使える容量は22cmと少々小さめ

ならばもう一段必要とようやく二段そろって一安心

お野菜も副菜もぱんもデザートにも大活躍してくれる蒸籠たち

こちらは18cmよりも出番が少ないのでひとまず棚の中が定位置に

「お道具一つ増やしたら三個は潔く手放す」

ときどき決心がゆらゆら揺らぎ

自分で決めた決まりごとはどこへやらですが

家中うろうろ物色の休日です
2018-03-11 16:17 in | Comments (2) #

2018年3月7日 (Wed)

ずっと変わらない味



ずっと以前に

金沢にいる友人から頂いて以来我が家の定番のお茶

我が家の食後はいつもこのお茶で締めくくる

お煎茶のようにお湯の温度を気にすることもなく

沸かしたてのポコポコ湯を大きな急須に注いで蒸らすだけ

本日のおやつにお抹茶やお煎茶がなんだかよそよそしいと感じるとき

どんな場にも対応してくれる頼もしいお茶

はたまたお土産にも喜んでいただける重宝なお茶

いつもは袋入りの物を購入ながら

昔から変わらないシンプルな缶入りを一年に一度買い求めて袋から詰め替える

若かりし頃 お煎茶道を少しかじってみたものの

お茶の道は性に合わず5年ほどで道半ば

以来 棒茶とほうじ茶がお菓子の友

何はともあれお茶の時間は楽しい

おやつは常時あるとは限りませんが

お茶のみ来訪大歓迎です
2018-03-07 21:22 in | Comments (2) #

2018年3月4日 (Sun)

うららかな日



日高は少しづづ寒さも和ぎ日中は暖房も必要なしに

ぱん酵母もゆっくりゆっくり熟成されて出番待ち

普段はお食事ぱんがメインの粉粉ぱんたち

春の訪れと共にメニューにも新しいものも加わっての賑やかさ

食ぱん 田舎ぱん 餡バターぱん ひよこ豆ぱん クリームぱん チーズぱん

作るぱんはその都度作り手の気分次第

発酵時間も成型も焼成温度も

ぱん生地に合わせたスローペース

蒸して美味しいぱん

オーブンで温めて美味しいぱん

カリカリにトースト向きのぱん

それぞれに仕込みや配合が違うので気は抜けないけれど

最初の仕込みから最後のフランスぱんの仕上がりまで48時間

ぱん生地と作り手とゆっくりのんびり対峙時間

楽しい食卓を思い描きながら春の粉粉ぱんのお届けです
2018-03-04 15:54 in | Comments (2) #