2016年11月30日 (Wed)

湯たんぽ



今年のぬくぬくは 「蓄熱式充電エコ湯たんぽ」

お湯を入れるタイプとも電源差し込み式あんかとも違って

20分の充電で8時間ほんわり温かさが持続

寒さが苦手なわたしの冬の必需品

湯たんぽ ネックウォーマー  オイルヒーター ニット手袋と帽子

身体を温める 生姜 レモン はちみつ のど飴

中でも最も大切なのが「湯たんぽ」

ネットで見つけたエコ湯たんぽのお値段 2.820yen

これでお湯を沸かしたり水を捨てたりの手間が無くなり

温かさに包まれて足の冷えも解消 

ぬくぬく幸せな湯たんぽ暮らしです
2016-11-30 23:40 in | Comments (4) #

2016年11月28日 (Mon)

酵母の気持ち わたしの気持ち



23日 21:00に仕込んだ酵母種

ゆっくりゆっくり20℃をキープしながら7日間

酵母種に艶が出て日本酒のようなふくよかな香りが出るまで

酵母とわたしの根競べ

酵母の気持ち わたしの気持ち 

1日のうちに目まぐるしく変わる気温相手に温度計とにらめっこ

酵母菌の良し悪しは恒温器の温度管理とご機嫌次第

性能が不確かで温度を設定しても安心してはいられない

器械を安易に信用せずに二個の温度計で上部と下部の温度を目視で確認

ゆっくり見守る事もわたしの大事な仕事

とはいえこの恒温器がなければもっと大変なことになるので

妥協すべきギリギリのところで決着をつけているのが現状

そんな作り手の気持ちなどお構いなしに

少しづづ少しづづぷくぷく元気な酵母さんになってくれてます


昨日のレッスンの生徒さんが作られたあんぱん

和菓子用の粒餡をたっぷり詰めて美味しそうに焼きあがりました
2016-11-28 00:11 in | Comments (4) #

2016年11月24日 (Thu)

おやつ



クッキー  カステラ  シフォンケーキ  マシュマロ  かりんとう

家にあるおやつをガラスのスタンドに大集合

ひとつひとつが半端でもこうやって集まるとなんだか美味しそうな景色

姪の子供たちはこんな遊びが大好きで

お皿を持って選んでいる姿は真剣そのもの

特別なものがなくってもこんなおやつは遊びのようで大はしゃぎです



キッチンではコトコトひよこ豆が踊ってます

本日のスープはひよこ豆のポタージユ

仕上げにすりおろした生姜を隠し味に

寒い日はスープ日和

何を入れるかは冷蔵庫にあるものしだい

心も身体も休日な一日でした
2016-11-24 00:28 in | Comments (6) #

2016年11月20日 (Sun)

栗の渋皮煮



本日の粉粉ぱん  栗の渋皮煮カンパーニュ

日高産の和栗をコトコト時間をかけて煮る ⇐ 妹です

それを使ってぱんを作るのが ⇐ 姉です

わたし食べる人と嬉々と笑う妹ですが渋皮煮作りだけは得意なようで

自分のほうが上手だからと得意顔ですから姉は手を出しません

悔しいけれどお世辞抜きで美味しいので時々作る人になってもらいます

どっしりとしたカンパーニュはぱんの王様の風格

秋の日高は美味しいものが沢山

もうすぐ訪れる冬に備えて干し柿や大根を軒下に干しているのがあちらこちらに

緑の多いこの町に溶け込んだ美味しい景色に見とれています
2016-11-20 23:43 in | Comments (6) #

2016年11月17日 (Thu)

忘れていた味



新潟のぱん屋時代のお客様から食用菊を沢山お送りいただきました

新潟では「かきのもと」と呼ばれ今の時期にしか食べることが出来ない郷土食

日高では食する習慣がないようでどこのスーパーでも見かけることもなく

すっかり忘れていた故郷の味

軸から花びらだけを抜き取り少量の酢を入れてさっと湯がき

お浸し 辛し和え 酢の物 白和え 天ぷら

新潟に居た頃はこの時期になると食卓が秋色に染まりましたが

郷に入れば郷に従え

山の物も海の物も少ない日高暮らし

そんな暮らしを気遣って新潟の方々が季節の物を

代わる代わる送ってくださり有難く思います

故郷の味を思い出してしみじみ幸せな思いに浸っています
2016-11-17 00:27 in | Comments (4) #

2016年11月13日 (Sun)

雑穀生活



新潟の米どころに育ってお米の良し悪しを叩き込まれたものの

ひと頃の玄米食ブームに乗って家庭用の精米機なるものを手に入れ

玄米 八分づき米 五分づき米 

精米で出た米ぬかはぬか床にと頑張った時期もありましたが

ぱん修業を志してから手に匂いが移るのがどうしても気になって

身体にいいとわかっていても玄米食は長続きしませんでした

近年は新潟米と美味しい水と16雑穀

毎日一合のお米と磁整水260㏄に雑穀大匙二杯

健康食ブームと言ってもすべての食べ物を自然食にできるわけでもなく

一日何品目とかタンパク質12点とか細かく神経質に暮らすのは大変

大切なのは季節の物を出来るだけ素材の持ち味を大切に調理する

素材の味を生かしきれば調味料はほんの少し味の補てん程度

一汁2菜+雑穀

無理なく食事で健康維持楽しんでます
2016-11-13 23:53 in | Comments (4) #

2016年11月10日 (Thu)

八珍柿



いつもお米を送っていだいている新潟の三根山農場 長津さんから

今年も沢山の八珍柿をいただきました

渋柿を焼酎につけて渋を抜く

大層手間暇をかけて作る新潟の味

長津さんちはお父さん お母さん 長津さんと奥さん

ご家族でお米や畑や牛、豚、山羊まで飼育している

新潟にいたころはお味噌作りや餅つきやハーブ栽培など

沢山のことを教えていただいたり美味しいものにもあずかりました

日高に転居後もお米やお餅など送っていただきお世話になりっぱなし

年末につきたてのお餅と干し柿をいただくと

今年も口福な一年だったと幸せに思えました


「父と母も年を重ね わたしも手が回らなくなったので

今年からお餅は作れなくなりました 申し訳ありません」のメール


妹と二人で淋しいねと言いつつもこれもまたいた仕方のないこと

思えば20年以上も美味しいお餅でお正月を過ごさせていただいた事

友人たちにもいつもお送りして喜んでいただけたこと

今年はとても淋しいお正月ですが気を取り直してガンバレわたしです
2016-11-10 00:48 in | Comments (4) #

2016年11月6日 (Sun)

メンテナンスから戻りました



先日 製造元に研ぎに出した包丁がピカピカに磨かれて戻ってきました

メンテナンス一本 1080円 送料会社持ち

買ってから10年以上もたっているのにこのアフターサービス 

いい物を製造する会社の誠意と作り手の自信

小さなところにまで使うお客の立場に立っている物作り

改めて新潟県燕市は洋物製造の町

世界に誇れる技術職人の凄さを感じました

届いた包丁の切れ味は新品の時と同じように使い勝手も申し分なく

まだまだこれから長く愛用できる一品に

大事に使いたいと思います


本日の粉粉ぱんは国産胡桃とオレンジピールを包んだリュスティック

ほんのり甘くて香ばしいお食事ぱん

ナンブ小麦に全粒粉20%を加えた粉の香りも楽しめるぱんに焼きあがりました
2016-11-06 23:50 in | Comments (4) #

2016年11月3日 (Thu)

極みの食ぱん



師匠が焼かれた極みの食ぱん

12年前わたしの人生を変えた一個のぱん

某学校のぱん&お料理の講師を7年間勤め

その学校の天然酵母ぱん教室の材料の選び方、指導内容

経営方針に疑問を持ちながら生徒さんを指導することが出来なくて

行く道も見えなく暗澹とした日々

そんな時 書店で出会った伊藤幹雄先生の著書

ホシノ酵母と国産小麦で作る「生きているパン」
ープロの技と知恵で必ずできる美味しい健康パンー

真っ暗な中に一筋の光を見つけ再び歩き出せる勇気をいただいた

新潟から東京の町田まで片道5時間 足掛け6年

ただひたすら美味しいぱんが焼けるようになりたいという思いで

師匠にご指導いただいた総ての基本はこの食ぱんが始まりでした

いま高崎で群馬県産小麦ダブル8号でぱんを作られておられる師匠ですが

この「極みの食ぱん」だけはナンブ小麦で焼き続けたいという強い思い

色んなご事情があっての群馬県産小麦使用

師匠はお会いしている間に何度も

ナンブ小麦でぱんを焼き続けなさいと繰り返しおっしゃった

その意味の深さをしっかりと噛みしめて食べた食ぱんの味

少しだけ涙の味がしたような気がします

2016-11-03 00:34 in | Comments (6) #