2014年5月4日 (Sun)

暮らしの引き算



新潟から持ってきた愛着のあるキッチン道具たち

小さな暮らしには必要ない大きな鍋だったり 沢山のキッチンクロスだったり

ひとつひとつを見直す暮らしの引き算時間

一番出番の多いのは換気扇フードにひっかけた14㎝の小さな鍋たち


煮込み用のストウブ16㎝のラウンド鍋 


一合のご飯を炊く17㎝のオーバル鍋

クリステルの20㎝のフライパンと中華鍋 照宝の18㎝の蒸籠

本当に必要なものは沢山ではなかった 。。。。 こと

手を伸ばせば何でも取れて 振り向けば料理専門のガスオーブン

暮らしを快適にするにはミニミニサイズがなりより便利だった 。。。こと

時間さえあれば 出したり 収めたり 並べたり まるでパズルのような暮らし

6月からの再開の天然酵母レッスンに埼玉在住の方々からのお申し込みをいただいたり

ゆるゆるとささやかな時間を過ごしながら粉粉ぱんレシピもミニサイズ版に移行中 

日高生まれの酵母さんも元気に育ってくれてます
2014-05-04 23:36 in | Comments (6) #

2014年4月27日 (Sun)

小さなこだわり




キッチンの左の取っ手と右の取っ手 一見見た目には違いがなさそうなのに

右の取っ手 カタログで見ただだけではわからなかった 。。。。 とにかく角に引っかかる 

それでもこの一か月半 もったいない精神で使ってみたけれど  もう限界

ネットで 一個 360円 左のなだらかな取っ手を見つけて6個注文しさっそく交換

見た目も大事ながら使い勝手最優先 小さなこだわりの総額 3888yen+送料

何度もキッチン作りや改装やったけれどそのたびに

どこか見落としがあったり考えが甘かったりの試行錯誤

365日気持ちよく使えるキッチン 。。。。 思案はまだまだ続くです

毎週土曜日は近くの阿里山オーガニックカフェに出かけてしばしのお茶時間と無農薬野菜の仕入れ





夕食はお野菜たっぷりワンプレート 野菜海苔巻き すべて日高野菜

ひよこ豆コロッケも姪たちに好評 。。。。 おだてられ調子に乗って喜んで

日高暮らし48日目 ゆるり時間が過ぎていきます
2014-04-27 15:28 in | Comments (6) #

2014年4月21日 (Mon)

背伸び



毎日 まいにち マイニチ 一生懸命に背伸びしてます

生きることや学ぶことに一生懸命背伸びしてるのではなく

恥ずかしながら 。。。。 思いっきり手を伸ばして物を取る暮らしの背伸びです

コーヒーミルで豆を挽く  棚の上の物を取る  高いシェルフの食器の出し入れ 

効率よく好きなものだけに囲まれて暮らすには目に見える形で物を並べたい

収めるものを限定してもやはり置き場所は限られている我が家

片付けてしまったモノは取り出すのに時間がかかり結局使わないままに

背伸びにちょっと不便でも見えるところに置いて数少ないものを使い回し

そんな暮らしの駆け引きを楽しめる気持ちの余裕が少しだけ 。。。。 埼玉時間


出来るだけ雑用は午前中に済ませ 午後はゆっくりコトコト新鮮なお野菜でスープや保存食作り

埼玉はとにかくお野菜がとても美味しいのでにわかベジタリアン 

サイボクハムで飼育されている「ゴールデンポーク」 

豚肉が甘い!!は初体験 揚げ物苦手なわたしがトンカツを揚げてます

住み慣れた新潟を離れて戸惑うばかりの一か月半

ゆっくり時間がありすぎるというのも貧乏症のわたしには少々困りもの

新潟でのキッチン工房 粉粉のお客様や友人や天然酵母ぱん教室の生徒さんたちが

代わる代わるに電話やメールで ガンバレッ と励ましてくださる

そのたびに皆さんが懐かしくて涙腺がホロリ ホロリ と緩む

「6月のお教室再開が楽しみです もうすぐ先生に会えますね」

戴いたメールに今夜はぬくぬく心が温かいものに包まれる

粉粉ぱんが紡いでくれたご縁の輪 倖せは目には見えないけれど

見えないものをしっかり抱きしめて  ガンバレ わたし 

ありがとうの心を忘れないで今夜も酵母さんと仲良し時間です    
2014-04-21 23:50 in | Comments (4) #

2014年4月13日 (Sun)

小さな工夫



全体の2/3をOvenとぱん機材が占めている我が家のキッチン

狭いながらも楽しい我が家 。。。。 そんな悠長な心境にはなれませんが

狭ければ狭いなりに考えるもので眺めてはあっちこっち入れたり出したり

ラクチンにするつもりがどこに収めたのかわからなくなる始末

窓の下にアイアンのポールを取り付けエコバックを吊り下げて

ゴミ袋  ラップ類  お茶  おやつ等々 こまごましたもののしまい場所に





ぱん捏ね器の下はストック野菜の置き場所に 。。。。 すき間探しの日々です

新潟で使っていた食器&鍋&キッチン用品は必要最低限の1/4にまで減らし

毎日のお掃除も暮らしもずいぶん楽になりなんでもすぐに手が届く溜めない暮らし  

思い立ったらすぐにやってしまえばあとは お昼寝とお茶時間

慌ただしい新潟暮らしをご存じの方が見られたら あらら 粉粉さん大丈夫 !!

なんて言われそうですが  はぃ 大丈夫です !!

暖かな日差しと四方からの風が交差する居間で日がな一日なぁんにもしないで読書三昧

小さな恒温器で酵母さんも気持ちよさそうに発酵中 5日目です
2014-04-13 22:02 in | Comments (6) #

2014年4月7日 (Mon)

日高野菜



お世話になった皆さまにお送りする粉粉ぱんを100個近く焼き上げて発送

久しぶりにゆっくりのんびり自分時間

まだまだ  これで良し と言えるほど片付いていない我が家のことは目をつぶり

地元のスーパー 農協の直売所 朝どり野菜販売所めぐり 




自然卵を見つけては嬉々  搾りたての牛乳を見つけて嬉々  新鮮野菜に嬉々

ここ日高市で作られている野菜をたっぷり買い込んでシンプルに蒸し料理

人参が甘い!! トマトが美味しい!! 瑞々しい小松菜。。。こんなの今まで食べたことない

自然卵も生みたて 。。。。スクランブルエッグもつやつや

何より嬉しいのは無農薬野菜がすぐに手に入る事

オーガニックぱん材料「アリサン」の本社が我が家から車で10分程の近さ

オーガニック 「阿里山カフェ」でランチやティータイム ここはわんちゃん入店OK

これから住む町のことを調べもしなかった転居までの二年間 どうなることかとかなり凹んだのに

ここ埼玉県日高市は自然に囲まれ桜がいたるところに咲き乱れる穏やかな所でした

小さな町の小さな家で小さな暮らしが始まりました

この町で粉粉ぱんを焼ける幸せ 。。。。しっかり抱きしめてガンバレわたしです
2014-04-07 00:09 in | Comments (6) #

2014年3月31日 (Mon)

粉粉ぱん日和



新潟から運んできた天然大理石の作業台が動かないように二方向から筋交いを入れてもらい 

三か月ぶりに粉粉ぱん作り再開  Oven も無事に稼働

埼玉で一週間前から新しく起こした酵母さんもご機嫌の様子

仕込みから12時間 新潟と 温度 湿度 の違いを心配したものの

ほっこり発酵生地が出来上がりまずはほっと一安心


時々新潟の大工さんが心配して電話をくれたり

生徒さんたちからの mail の激励があったり

キッチン工房 粉粉のお客様からお電話をいただいたり

沢山の皆様のおかげでやっとゆっくりぱん生地と仲良し時間が持てました

何をしていても 何処にいても 考える先にはいつも粉粉ぱんがあって

暮らしの全てがぱん作りに繋がっていきます

母にはもう食べてもらう事は出来ない粉粉ぱん それでもそっと母の手に乗せてあげたい

娘の顔を忘れてしまっても 話すことができなくなってしまっても

粉粉ぱんはいつも母の記憶の中に留まっていてくれると信じたい

埼玉の地で粉粉ぱんが紡いでくれるご縁を信じて小さな一歩が踏み出せた日

丁寧に 丁寧に ぱん生地と暮らしていける幸せが何より大切に思えた一日が終わりました
2014-03-31 00:11 in | Comments (6) #

2014年3月23日 (Sun)

まだまだ続行中です



引越しの荷物が少しづづ片付いてちょっぴり家の中に空間が生まれ

まぁ急がないで ゆっくり ゆっくり 。。。。は本当は言い訳

時間が空けばいそいそと母のところに出かけたっきり連絡不能状態

近くのスタバに行ってはお茶  少し荷ほどきしてはお茶 

椅子に腰を下ろせば再稼働までしばし間が空く

そんな中 月曜日から始まった浴室工事 

聞くとはなしに聞こえてくる水道屋さん&電気工事屋さん&ガス屋さんたちの会話

まるで掛け合い漫才をしているようで思わず 貰い笑い

のんびり仕事を楽しんでいるようで急かしてしまうとこっちが肩身が狭い


そんな工事関係者を横目に取り合えずぱんの型の手入れ

納まるところに収まって一安心

妹に ぱん屋を辞めたのにこんなに沢山の型必要なの と突っ込みを入れられても

これだけは手放せない 。。。。 修行時代からの宝物

埼玉暮らし二週間目

小さなキッチンの大半を占める電気OvenとガスOven、ぱん捏ね器にぱんスライサー

まるで飛行機のコックピットさながらの中で狭さを楽しんでいる自分に苦笑

四方から風と光が入りついつい こっくりこっくり時間

暖かな日差しの中で三日前に仕込んだ酵母さんも気持ちよさそうに発酵中

本日は有機穀物で作ったドライタイプの天然酵母を使って食ぱんの試作

ナンブ小麦との相性 香り 操作性 発酵時間 まだまだ修行は続きます

2014-03-23 10:36 in | Comments (4) #

2014年3月16日 (Sun)

荷ほどき 荷造り


新潟から届いた荷物の荷ほどき時間

お気に入りの物だけを 。。。。 と厳選して箱詰めした引越し荷物

大丈夫 絶対大丈夫 と思っていた考えがいかに甘かったのかを思い知らされた

持ってきたものの 1/3 が納まらない緊急事態

こうなったら腹をくくって再度仕切り直し

幸い新潟の生徒さんたちが  「 先生ちの荷物引き受けます!! 」 の

有難いお言葉に甘え再び荷造り 新潟に向けて本日発送準備完了

ゆっくり ゆっくり 片づけをと思いつつも

キッチンだけは何とかしなくては  眠るところも確保しなければ

右往左往しながら埼玉時間が流れていきます

朝日の当たる小さな家で小さな暮らしが始まりました

来週から二週間 浴室工事が始まる粉粉House

束の間の静かなお茶の時間  ゆるり ゆるりと過ぎていきます 


2014-03-16 10:46 in | Comments (6) #

2014年3月8日 (Sat)

夢の懸け橋



5年間ともに歩んできたショーケースが

天然酵母レッスンにきてくださっていた生徒さんご夫婦が長年夢を温めてこられて

2014年6月 Open予定 町歩き拠点となる Café日和山5合目 に無事お嫁入り

先日まだ建築半ばのお店を 「埼玉に出発の前に是非見てください」 とご案内をいただき

お二人の夢の欠片を分けていただいてきました

一階が Café 二階が 日和山及び新潟の町歩き資料室&展示室 

三階から新潟の町が見渡せる小さな展望台とのこと 。。。。 

高所恐怖症のわたしは三階の階段が怖くて途中で挫折 情けなゃ

随所にご主人のこだわりが施されていて気持ちのいい空間が広がっていました

「お金はかかりましたがここで妻が楽しんでくれたら、そして来てくださる方々がこの景色に

憩ってくださったらもう充分に元は取れていると思っています

夢の主役はわたしたちではなくこの日和山の素晴らしい景色なんです」

そう語るご主人の眼差しには一片の迷いも躊躇も見当たりませんでした

キッチン工房 粉粉から夢に向かって歩んでくださった方々がおられたこと

小さな願いから夢が広がって沢山の方々の夢の懸け橋へと歩き出してくださったお二人に

心からおめでとう そして 涙腺ゆるゆるありがとう


引越し荷物で手狭な工房で我が家の娘はヒーターの前に陣取ってお昼寝中

ネット環境が整うまで暫くブログはお休みですが引越し時間楽しんでます
 


2014-03-08 17:09 in | Comments (6) #

2014年3月3日 (Mon)

暮らしの足跡





日々の暮らしを営んできたキッチンのすべての物を箱に詰め終えて

空っぽになった空間  32年の時間を旅をする

家業の仕事の合間に大勢のスタッフの昼食を作り

みんなが寝静まった真夜中に翌日の食事の下ごしらえ

1998年の秋から2008年に工房が出来るまでの10年間

ぱん教室とお料理教室時間をここで大勢の生徒さんたちと過ごした場所

この狭い空間で へこんだり 笑ったり しながら過ごしたわたしのお城

埼玉の粉粉ハウスはこのキッチンの半分以下の広さしかないけれど

来週には新しい旅立ちの時  楽しい思い出だけを道ずれに旅立ちたい

いままでありがとう 。。。。。 いろんな思いが交差して最後の掃除がなかなか進まない

あと一息 。。。。 今週は凹んでいる時間の余裕は全くなし

ガンバレ ガンバレ ガンバレ わたし


2014-03-03 22:02 in | Comments (4) #

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