2005年9月30日 (Fri)

ノハラアザミ(キク科アザミ属)


 野原薊。2005年9月20日、北志賀・竜王スキー場ゲレンデで撮影。9月23日に紹介した、ヤチアザミのところで、ノハラアザミに似ていると書きましたが、実際に見てみると、相当に違っていました。図鑑で見たところでは似ていたのですけどね。
 ヤチアザミは走出枝によって群生するのですが、ノハラアザミはポツンポツンと生えていました。それに、生えているところが、湿地と草原の違いがあります。
 本によると、ノハラアザミはよくあるアザミのようですが、私は白馬ではまだお目にかかったことがありません。田んぼの畔にでもありそうですが・・。覚えたのでそのうち、見つけられるでしょうか?
2005-09-30 13:19 in 野草 | Comments (0) #

2005年9月29日 (Thu)

クロマメノキ(ツツジ科スノキ属)


 黒豆ノ木。2005年9月27日栂池自然園で撮影。
 今年の紅葉は1週間くらい遅れています。それでも、クロマメノキやウラジロナナカマド、ダケカンバなどがだいぶ色付いています。
 クロマメノキの花はあまり目立たないので、実が藍色になり、葉が紅葉するときが一番きれいです。もう少し経つと、もっと赤くなります。拡大写真で見ると、藍色の実が宝石のようです。
2005-09-29 21:20 in 樹木 | Comments (0) #

2005年9月28日 (Wed)

オオカメノキ(スイカズラ科ガマズミ属)の冬芽


 大亀ノ木。2005年9月28日、今日五竜アルプス平自然遊歩道で撮影しました。紅葉の始まったオオカメノキに冬芽ができていました。ウサギが並んでいるようで、面白いとカメラを向けました。後の緑の葉は昨日紹介した、ミヤマナラです。
 7月3日以来ひさしぶりに五竜に行きました。五竜は木の種類が多くて、楽しいです。7月に満開だったサラサドウダンもほんとうにたくさんの実をつけていました。ほかにもナナカマドやマルバマンサク、ブナ、ホツツジなどいろいろありました。また、少しずつご紹介したいと思います。なお、五竜の紅葉の最高の時期は、私の予想では10月12日・・・。
2005-09-28 19:46 in 樹木 | Comments (0) #

2005年9月27日 (Tue)

ミヤマナラ(ブナ科コナラ属)


 深山楢。2005年8月27日、八方尾根にて撮影。ミヤマナラはミズナラの高山型で八方尾根では1メートル~1、5メートルの高さです。
 我が家でも、この時期になると、敷地内にあるコナラの木から落ちるどんぐりが、トタンの屋根に当たってカーンという音がします。風が強く吹けばカーン、カン、カン、コロコロコロとにぎやかなものです。それで今日は、ミヤマナラのどんぐりを思いだしました。
2005-09-27 23:33 in 樹木 | Comments (0) #

2005年9月26日 (Mon)

ルイヨウショウマ(キンポウゲ科ルイヨウショウマ属)


 類葉升麻。2003年9月5日の撮影です。このような実がついてから落ちるまで1ヶ月以上あります。花は白くてサラシナショウマを短くしたような花です。また、葉はサラシナショウマの葉にそっくりで、ルイヨウはそのためにつきました。たとえば、ルイヨウボタンといえば、葉がボタンの葉に似ているということです。
 この写真のように、茎が赤くて、実が黒いので、コントラストが面白いのですが、なにぶん林の奥に生えているので、見たことのない人の方がが多いでしょうねぇ。
2005-09-26 14:57 in 野草 | Comments (2) #

2005年9月25日 (Sun)

ミヤマウド(ウコギ科タラノキ属)


 深山独活。2004年7月29日栂池・栂の森湿原で撮影。昨日紹介したトチバニンジンの隣にあります。これも目にすることがあっても、目に入らないような植物です。この写真は花が終わって実になろうとしているところです。秋になると、ウドよりずっと小さい黒い実になります。写真の緑の実がやや大きくなって黒い、と思えば間違いないです。
 ほんとは、黒い実になった写真をお見せしたかったのですが、在庫にありませんでした。昨日トチバニンジンを紹介したら、となりのミヤマウドが頭に浮かんで消えないので、この写真で我慢することにしました。
2005-09-25 22:45 in 野草 | Comments (0) #

2005年9月24日 (Sat)

トチバニンジン(ウコギ科トチバニンジン属)


 栃葉人参。2003年9月16日、栂池・栂の森湿原で撮影。栃の葉に似ていて、19日に紹介したツリガネニンジンと同じく、根が朝鮮人参に似ているので、トチバニンジンです。
 はじめて見たのは、もう6年くらい前でしょうか。最初に見たのはこの写真にある実の方でした。どんな花かしらと、思っていたのですが、これ以上地味な花はないくらい地味で、知らなければ、まず気がつくことはありません。それに比べ、実の方は目を引きます。どこにでもある花ではありませんが、今ごろ歩いてみると、この実が目に入ってきて存在がわかります。
2005-09-24 23:22 in 野草 | Comments (0) #

2005年9月23日 (Fri)

ヤチアザミ(キク科アザミ属)


 谷地薊。2005年9月17日、大町市で撮影しました。ノハラアザミに似ていますが、こちらは湿地に生えます。根から走出枝が出て、群生します。秋のアザミです。
 アザミも見分けがとても難しいです。見分けの難しいものは、私のような素人にとっては、八方尾根の○○、とか上高地の○○とか、いった「ご当地本」(私の命名です)が頼りです。あるいは図鑑でも、撮影場所と撮影月日の入ったものがとても参考になります。花の名前が同定できない時には、5冊から10冊くらいの本が、机の上に並びます・・。
2005-09-23 22:39 in 野草 | Comments (3) #

2005年9月22日 (Thu)

ハナイカリ(リンドウ科ハナイカリ属)


 花碇。イカリのような形をした花という意味です。2005年9月17日大町市で撮影しました。私は去年はじめて見て、今年も咲いているかなと思い、見に行きました。白馬村では見たことがありません。どこにでもある花ではなさそうなので、はっきりした場所は書かないことにします。美ヶ原などのお花畑にはあると聞いたので、来年はハナイカリのいっぱい咲いているお花畑を見たいな!!と思っています。
2005-09-22 20:59 in 野草 | Comments (0) #

2005年9月21日 (Wed)

ビッチュウフウロ(フウロソウ科フウロソウ属)


 備中風露。岡山県で発見されたので備中の名があります。2005年9月19日の撮影です。白馬村姫川の堤防の道にたくさん生えています。ピンクの花に網目状の脈が入っていて、とてもかわいい花です。行き止まりなので誰も通らないこの道には、ミゾソバやユウガギク、ノコンギク、イヌタデ、ノブドウ、などいろんな花が咲き乱れていて、年に2回くらいのぞきに行ってます。
2005-09-21 18:56 in 野草 | Comments (5) #

2005年9月20日 (Tue)

アズマレイジンソウ(キンポウゲ科トリカブト属)


 東伶人草。2005年9月19日、猿倉から白馬大雪渓へ向かう林道脇で撮影。トリカブトの仲間なのですが、はじめて見ました。倒れていて、あまり良い被写体ではありませんでしたが、他には咲いていなかったし、こんなところにあるとは思いもよらなかったので、載せることにしました。
 同じ場所にばかり行っていても、行く時期が違えば何かしら発見があるので、花散歩は止められません。この日、何かないかと草むらを見ていたら、知人に見つかって「無くなっちゃうからあまりじろじろ見ちゃ駄目!」とからかわれてしまいました。
2005-09-20 19:09 in 野草 | Comments (1) #

2005年9月19日 (Mon)

ツルニンジン(キキョウ科ツルニンジン属)


 蔓人参。今日2005年9月19日の撮影です。今年になってはじめて、猿倉から白馬大雪渓までの道を歩きました。もうほとんどの花は終わっていますが、それでも何種類かの花を見ることができました。
 ツルニンジンは蔓で他の植物に巻きついています。風船のようなつぼみと、清楚な花で、結構人気があります。ニンジンの名は、根が朝鮮人参のような根をしている場合と、葉が人参の葉に似ているときに、付けられことが多いです。ツルニンジンの場合は前者の朝鮮人参のような根に拠ります。他には、ツリガネニンジンが、やはり朝鮮人参のような根です。
2005-09-19 20:29 in 野草 | Comments (3) #

2005年9月18日 (Sun)

ホツツジ(ツツジ科ホツツジ属)


 穂躑躅。2005年9月4日。国道148号線にから、あまり遠くないところの岩場に生えています。八方や栂池でも見ることができ、高所のものの方がピンクがかっていて、この岩場で見るものは白いです。この岩場は他にもいろいろ生えていて、国道から近いだけに、あまり人には教えられない場所です。
 うちにお泊りのお客様は、ご案内しますけどね。
 ツツジ科の花は春か初夏に咲くものが多く、晩夏あるいは初秋に咲くのはホツツジくらいではないでしょうか。
2005-09-18 20:19 in 樹木 | Comments (0) #

2005年9月17日 (Sat)

ダケカンバ(カバノキ科カバノキ属)


 少し気が早いですが、2002年10月6日、八方尾根・下の樺の紅葉の写真です。8月21日以来八方に行ってないのですが、そろそろ紅葉が始まってくるでしょう。八方、栂池などは10月10日くらいまで。岩岳や大町・高瀬渓谷は20日頃、青木湖などは11月初旬という具合に、1ヶ月以上紅葉を楽しむことができます。
 これからは秋の草の他に、色付いた葉や実なども紹介して行きたいと思います。
2005-09-17 21:14 in 樹木 | Comments (0) #

2005年9月16日 (Fri)

ハンゴンソウ(キク科キオン属)


 反魂草。2003年9月16日、栂池・栂の森ゲレンデ。3日連続ほぼ同じ場所の写真です。栂の森ゲレンデの秋は、背の高い植物が生い茂ります。ゴマナ、ヨツバヒヨドリ、ヤナギラン、そしてハンゴンソウです。昨日と一昨日の背景に黄色の花が見えたら、それはハンゴンソウです。
 何かの花の写真の中の背景に、別の花の色が写っていれば、はっきりしていなくても、色でだいたい何の花か判るようになってきました。
2005-09-16 23:48 in 野草 | Comments (0) #

2005年9月15日 (Thu)

ヤナギラン(アカバナ科アカバナ属)の実


 柳蘭。葉の形からヤナギ、花をランにたとえて・・。ランの名は、ヤナギラン以外にもラン科以外の植物によく付けられます。ヤブラン(ユリ科)、タケシマラン(ユリ科)、タヌキラン(カヤツリグサ科)などなど。
 ヤナギランの実の背景の花は、昨日と同じくゴマナです。2004年9月11日、栂池・栂の森ゲレンデで撮影しました。
2005-09-15 22:46 in 野草 | Comments (2) #

2005年9月14日 (Wed)

ヨツバヒヨドリ(キク科フジバカマ属)とゴマナ(キク科シオン属)


 四葉鵯(濃いピンク)と胡麻菜(白)。2003年9月16日の栂池・栂の森ゲレンデ。
 ヨツバヒヨドリは葉が4枚輪生していて、ヒヨドリの鳴く頃に咲くので、ヨツバヒヨドリ。渡りチョウで有名なアサギマダラの食草です。この写真の中央のヨツバヒヨドリにアサギマダラがとまっています。
 ゴマナは胡麻に似た葉、という意味です。たいてい群生しています。群生しているので壮観ですが、花自体はイマイチ繊細さに欠けるというか・・・
2005-09-14 22:49 in 野草 | Comments (0) #

2005年9月10日 (Sat)

クロバナヒキオコシ(シソ科ヤマハッカ属)


 黒花引き起こし。3日連続で猿倉から白馬尻への林道の花です。クロバナと言ってもご覧の通り、深い紫色です。花がとても小さいので、あまり気がつかれませんが、よく見ると、魅力的な花の色です。
近い種類のヒキオコシは白い花です。クロバナヒキオコシの方がやや標高の高いところにあるように思います。この名前は、食べると、倒れている人でも引起こされるほど、苦いと言う意味だそうです。
2005-09-10 00:11 in 野草 | Comments (0) #

2005年9月9日 (Fri)

ミヤマニガウリ(ウリ科ミヤマニガウリ属)


 深山苦瓜。昨日と同じく、2002年9月2日に猿倉から白馬大雪渓に向かう途中の林道で写しました。始めは、ウチワドコロやタチドコロなどのヤマノイモ科の植物かと思いましたが、図鑑に見当たらず、ページを一枚ずつ繰って、このミヤマニガウリを探し当てました。つる性の植物はそこら中にいっぱいあって、普段はあまり気に留めないのですが、花が咲いていると、目につきます。花期は8月9月です。
2005-09-09 17:15 in 野草 | Comments (0) #

2005年9月8日 (Thu)

チョウジギク(キク科ウサギギク属)


 丁字菊。2002年9月2日、猿倉から白馬尻に行く途中に咲いています。私はこの日に始めてチョウジギクを見たのですが、一目で気にいってしまいました。毎年一度は見たいと思う花です。栂池自然園にも少しあるのですが、やはり白馬尻の近くのここのチョウジギクを見たい、と思っています。今年はなぜだか行くチャンスがなくて、見ないで終わってしまうかもしれません。
 綿毛に包まれた花柄が特徴です。
 
2005-09-08 18:31 in 野草 | Comments (0) #

2005年9月7日 (Wed)

今日もハクサンタイゲキ(トウダイグサ科トウダイグサ属)


 昨日よりももっと赤くなったハクサンタイゲキです。今年の夏は、ほとんど山(北アルプス)が見えることはありませんでした。でも、もう秋なので、山の見える日も多くなっていくと思います。
 この写真は、2002年9月19日の写真で、八方尾根から写しました。背景の山は白馬三山。左から、白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳です。
2005-09-07 19:48 in 野草 | Comments (2) #

2005年9月6日 (Tue)

ハクサンタイゲキ(トウダイグサ科トウダイグサ属)


 白山大戟。いち早く赤く紅葉して、赤い葉の中の緑の実もとてもきれいです。9月に入るとぐんと花の数が減ってさびしくなります。一年に何回も同じ場所に通っていると、花が終わってからも、ああこんな色の葉になるんだ、とか、こんな実になるんだとか、本当に飽きることがありません。花の後の魅力もぜひぜひ皆様に知っていただきたいです。
 写真は2004年8月25日、八方尾根で撮りました。
2005-09-06 09:18 in 野草 | Comments (4) #

2005年9月5日 (Mon)

信毎ホームページ大賞にノミネート


信毎(信濃毎日新聞)ホームページ大賞にこの『blogでつづるアルプの花日記』がノミネートされました。これも皆様の日頃の励ましのおかげと感謝しております。
 
 なお、発表は10月末の予定です。
2005-09-05 20:36 in その他 | Comments (6) #

クルマユリ(ユリ科ユリ属)


 車百合。2002年7月20日の撮影です。下の方の葉が輪生しているのでこの名があります。コオニユリやオニユリと花の形がそっくりですが、3つの中では、一番標高の高いところに咲くクルマユリがいちだんと鮮やかな気がします。
 この写真は栂池自然園・ミズバショウ湿原のクルマユリで8輪もついていますがが、八方尾根ではせいぜい2輪くらいしかつきません。湿原に生えているものの方が大きく花もたくさんつくようです。花の咲く時期は8月半ばまででしょうか。実もなかなか風情があるので、そのうちお目にかけられたらと思っています。
2005-09-05 15:21 in 野草 | Comments (0) #

2005年9月4日 (Sun)

オニシオガマ(ゴマノハグサ科シオガマギク属)


 鬼塩竈。ゴマノハグサ科シオガマ属の中では一番大きく花は4センチくらいあります。2002年8月21日の撮影です。つぼみは8月の始め頃からちらほら見られますが、花が咲くのはお盆過ぎ頃からでしょうか。栂池自然園・ミズバショウ湿原に大群生しています。
 9月に入り、めっきり秋らしくなり、花も野菊やイヌタデなど、どこかさびしい花になっていきます。あと少し、華やかな花をご紹介します。
2005-09-04 15:14 in 野草 | Comments (0) #

2005年9月3日 (Sat)

オオバセンキュウ(セリ科シシウド属)の葉とカエル


 大葉川芎の葉は、節ごとに下に折れ曲がっていく特徴があります。それを撮ろうと思ってファインダをのぞいたら、カエルがいました。葉腋のところにカエルがいるのが分かりますか?
 川芎の中の『弓』はこの弓なりの葉の茎からついた名前で、8月31日に紹介したミヤマセンキュウの葉もこの特徴がありますが、オオバセンキュウのほうがより顕著です。
2005-09-03 04:26 in 野草 | Comments (0) #

2005年9月2日 (Fri)

オオバセンキュウ(セリ科シシウド属)


 大葉川芎。2005年8月22日の親海湿原での撮影です。同じセリ科のドクゼリが終わった頃にやっと咲き始めます。セリ科の植物はどれもそうですが、ぐっと握った握りこぶしをそろそろ開くような感じで、花がひらいていきます。
2005-09-02 04:16 in 野草 | Comments (0) #

2005年9月1日 (Thu)

オオイタドリ(タデ科タデ属)


 大虎杖。2005年8月15日、八方尾根での撮影です。オオイタドリはいち早く黄葉するので、もう黄葉しているかもしれません。地味な花ですが、大型の植物なので、花が咲いていると目につきます。
 河原や道端、姫川源流などでもたくさん見ることができます。春の新芽(10センチくらいあります)はてんぷらにするとおいしいです。なるべく標高の高いところのものの方がおいしいです。
2005-09-01 21:50 in 野草 | Comments (0) #