2022年2月27日 (Sun)

大人のピアノ(入門編)

こんにちは。緑ヶ丘ピアノ教室たなかです。

コロナが小学生や幼稚園児にも広がり、学級閉鎖が続く中、大雪で
交通網が麻痺し、当教室の住宅街も除雪が入らず、車が出せない所もありました。幸い、教室前は住宅内でも道幅が広く幼稚園バスの通り道にもなっているので、除雪車が入るのも早く助かっています。昨日は町内会の排雪作業(パートナーシップ)も行われ、道幅が広くなり気温も上がったので雪が解けアスファルトが見える状態になりました。このまま春になることを願っています。

さて、今日は大人のピアノ入門のお話をします。
ピアノはいくつになっても始められます。60代でも70代でも大丈夫、経験がなくても、男性だっておじいちゃんだって大丈夫、いくつになっても上達できます。

先生に習いにいくのはハードルが高いから、とりあえず、「ネットでピアノレッスンを始めた」方、相当いると思います。

それで、うまくレッスンできている方は、どれくらいいらっしゃるのでしょうか。聞いてみたいです。

少しやってみたけど進まなくてそのまになっている方いませんか。

ネットで独学でレッスンというのはどういうものか、経験がないのでわかりませんが、ZOOM機能等を使って、画面の向こうに先生がいるのとは違って、孤独だし、ついサボりがちにならないでしょうかねぇ。私ならできそうにありません~~;


ピアノの入門のアドバイスです。

まずドレミファソラシドをスムーズに弾けるようにしましょう。右手だとファで1の指になります。
スムーズにひけるようになったら、上からドシラソファミレドもスムーズに弾けるようにします。上からは54321321の指になります。


そしてここからも大事。左手でもドレミファソラシド、ドシラソファミレドを練習します。 
左手は多少躓いてもいいことにしますが、できる人は両手でもドレミファソラシドを弾けるようにしておくといいと思います。
このあたりは、バイエルの65番の前のページです。

バイエルというのは、おそらく日本のピアノ教育で最も使われてきた教材です。 

「バイエルなんて古い」「バイエルだけやっていてはいけない」 「バイエルを使う先生はダメだ」とまで言われた教材ですが、現在はバイエルも大いに見直されているので、基本教材として大人の入門もバイエルから入るのはありかなと思っています。ただし、下巻(44番)あたりからです。ちなみにバイエルは106番半音階の練習で終了です。

半音階がスムーズに弾けるようになると「エリーゼのために」も割と楽にきれいに弾けると思います。
私の生徒達は、バイエル終了時に「エリーゼのために」もレッスンして初級終了としています。

大人の方は、バイエル等のクラシックの教本よりも自分が好きな曲を弾きたいからピアノをやりたいと思う方も多いですよね。

あなたの好きな曲、弾きたい曲は何でしょう。楽譜は探してみましたか。
ポップスなら1曲に対して、何通りものアレンジの楽譜が出ています。それこそ入門から初級、中級、上級まで。初級用だって同じ曲なのに何通りも楽譜があるんですよ。初級と書いてあっても弾きずらいのも沢山ありますが。


話がそれました。以前、教えていた大人の初心者で、ラの二つ下が何の音かわからないという方がいました。ドレミファソラシドを上っていく音はなんとなくわかるけれど、下がる音はすぐにはわからないと言っていました。

ピアノの音階は基本7音、半音を入れても12音で1周してドに戻ります。他の弦楽器(バイオリン等)や、管楽器(トランペット等)、人間の声でも間の音がいくらでも出せますが、鍵盤楽器は決められた音しか鳴らないので、耳の良し悪し(音感があるかないか等、つまり年齢や経験も)さほど気にしなくていいし、音も出しやすく覚えやすいと思います。

さて私の結論、ピアノを弾きたい方は、まず「ドレミファソラシド」を弾けるようにしましょう。これが基本だと思います。
 
でも子供の場合は全く違うアプローチから入るので、ご注意くださいね。










2022-02-27 19:00 in 雑記 | Comments (0) #

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