2011 09月 29日

■[ NO. 158]隊長あいさつ! ....2009年1月15日の日記 ......


津軽鉄道って知ってますか?
私たち地元の者は略して「つてつ」という愛称で親しみを込めて呼んでいます。

鉄道マニアもしくは旅行好きの方たちには、あこがれの乗り物のようですね。
先月のとてもしばれる朝も、「つてつ」のストーブ列車めざして栃木から来ましたという方に会いました。なんたってなつかしい石炭ストーブが列車の中にあるのですから。

さてこの風景、めずらしくマイクを持っているのは私ではなくお姉さん!
2年前の12月1日、ストーブ列車がこの年初めて運行されるというので、「ストーブ一番列車応援隊」と称してサエラと音響スタッフが乗り込み、車両の中で歌声喫茶ならぬ「サエラ歌声列車」を運行したのでした。

その出発前、ホームでのシーンです。お姉さんは一日隊長になり、出発式でのごあいさつ。皆でテープカットもしました。

歌声列車は午前と午後の2往復。一往復50分ほどの乗車時間でしたが、思い思いにお弁当を広げたり、車窓を楽しんだり、一緒に歌ったり、まるで子供の頃の遠足のようでした。見ず知らずの人との相席は意外と楽しかったらしく、みなさんすぐに仲良しになってたっけ。

ストーブの上であぶったスルメも皆でわけて食べました。においとともにいい思い出です。

実はこの「つてつ」、地元の人たちの大切な交通手段ではあるのですが、その沿線上に暮らしていない人にとってはほとんど乗ることはないのです。だから名前は知っているけれど、わざわざ乗らない限り、ストーブ列車を体験することはまずありません。私もニュースでしか見た事がありませんでした。

ですからこの企画を立てて呼びかけをしたら、県内あちこちからだけでなく地元の人まで、これを機に乗ってみたいという声がたくさんあり、ビックリしました。みんな一度は乗ってみたかったんですね。
今だと津軽の名物「地吹雪」も窓から眺められるかも。

また、春になったらストーブはありませんが「つてつ」に乗って芦野公園がオススメです。桜のトンネルが素晴らしく一日いてもあきません。また、金木へ行って斜陽館を観るのもいいですし、のんびり列車の旅を楽しみませんか。

あ~あ、それにしても今日はなんとしばれてることか、早く春にならないかなぁ・・・


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