2010 12月 06日

■[ NO. 119] 番号が合う......2008年2月18の日記 ......


去年の秋京都へライブに行った帰り、ちょこっと神戸によりました。異人館へ行ってみたかったのです。

時間もないし下手に地図なんか見て歩いてもたぶんたどり着けず疲れるだけと思い、観光用のタクシーに乗って名所なるところも少し。ところがここで運転手さんに多大なるご迷惑を・・・。

私たちの性格を知っている人にとっては、あぁまたか、で済むと思うのですが、初めての人にサエラは疲れるかも。なにせ車を止め案内しようと思って降りた運転手さんは、まず勝手に好きな方へ行ってしまうお姉さんを捕まえなくてはならないのです。

やれやれと思っているところへ、今度は私がいつの間にかはぐれるのです。一緒に歩いているはずなのに、なぜか気付くと私は一人ぼっちに。たぶん歩くテンポが異常に遅いのだと思われます。(本人自覚無し)そのうち「あぁいたいた」と運転手さんが見つけてくれて一安心。でもその間にまたお姉さんは好きなほうへ行ってしまう・・・。

たった二人しか乗っていないのに、たくさんの幼稚園児でも乗せてるかのような疲れ方をしたのではないかと思われます。しかも会話は津軽弁だし、訳わかんなかったかも。

そうそうこのおもちゃは異人館で買ったもの。イギリスだったかドイツだったかどこの異人館かはさっぱり覚えていませんが、おしゃれなティーカップやランチョンマットや女性が好きそうな綺麗なものばかり並んでいるところに、なぜかこれがぐるぐると大車輪をしているではありませんか!

しばらく二人とも釘付けになり次の瞬間「これください!」と一緒に指差していました。値段も何も覚えていません。ただ単にほしかったのです。

そんなわけでこれが事務所のテーブルに二つならんで置いてあります。疲れるとどちらともなくこれをぐるぐる回してじーっと見ては癒されています。乾電池が入っていて磁石の反発で動く単純なものらしいのですが、意外に動きは複雑。感心してしまいます。

ところがある日これを娘に自慢したら「柏のジャスコで売ってた!」と言われちょっとがっかり。でも神戸で買ったんだもん!

それにしてもこんなに正反対の私たちがこれに同じ反応をしたことが不思議・・・・・
「気が合う」ことを津軽弁で「番号が合う」といいます。
まさしくこの時は番号が合ったのでした。
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