2010 02月 24日

■[ NO. 87] 千の風になって ...... 2007年6月1の日記 ......


「千の風になって」この曲を最近よく演奏します。
1年ぐらい前だったでしょうか、友人に教えられたのですが、その時すでにこの曲を知っている人は多かったはず。

「私のお墓の前で」と始まる歌詞に最初は抵抗があって、実はなかなか歌いたいと思う曲ではありませんでした。

この曲を知っている人は、この原詩となる詩集も一緒に読んでいる人が多いんですね。身近で大切な人を亡くした人たちがこの詩集や曲と出逢い、救われたことから、同じように哀しんでいる人にプレゼントしていることも知りました。

私たちもこういう年齢ですからそれなりに悲しい別れも経験していますし、立ち直れないくらいつらい毎日を過ごしている人のお話も耳にします。

そういう時、音楽には人を救ってくれる力があると思いませんか。
実際、今苦しんでいる、悲しんでいる身近な人を私たちのコンサートに連れ出してくれる人がいます。たぶんその人は、自分も苦しい時があったから、開放してあげたい大切な人に同じことをしてあげたくなるのではないでしょうか。

時々いただくお手紙に中に、「コンサートに出かけて本当に良かった、もっと早くこうすればよかった」という人が結構多いことに驚きます。

私たちがどれだけの力になれるかはわかりませんが、ただどんな時も心をこめて精一杯演奏していることだけは確かです。

今年10月に6枚目のアルバムをリリースする予定ですが、これに「千の風になって」を入れることにしました。
この曲はレコーディング済みで、RABラジオ「サエラの想いで散歩道」では6月3日(日)に聴くことができます。どうぞお楽しみに。よかったらまたリクエストしてくださいね!
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