2009 06月 14日

■[ NO. 71 ] ストリートミュージシャン ...... 2007年2月2日の日記 ......


これは12月に博多へ行った時、突撃ライブをさせてもらった伝説のライブハウス「照和」での写真です。

お昼はキャナルシティで演奏したのですが、イベントの中だけの演奏だと物足りなくて急遽ここへ電話して
出してもらうことに。いつものことですが、隙間を埋めるのが大好きな相方は、しめしめ・・・という感じでした。
4ステージの内、1つ空いてたらしくラッキーな日でしたね。

この日は普段ストリートミュージシャンをしているという3人の若者が演奏していました。もちろん目指すは
プロ!(たぶん) お客様の中には、ここで昔頑張っていた「長渕剛」「財津和夫」「甲斐よしひろ」などの
軌跡をたどりに来てる方も。そんな資料もここでは見ることができるのです。

私たちはといえば、相変わらずマイペースで楽しくやれる場所があればありがたくて、なんですよね。
好きな唄を歌い、津軽弁でしゃべり、さっぱどして(意=さっぱりして)帰ってきました。
ここで歌っていた若者たちが、ライブ終了後ひとしきり懇談したあと「じゃ行ってきます」と街へ歌いに出て
行きました。

そういえば私たちもストリートで演奏したことがあったっけ。

残念ながら先月お店を閉めましたが弘前のレコード店「ジョイポップス」のオーナー、斉藤ひろしさんが
「ストリートで演奏したい!」と言う私たちの願いを叶えてくれたのは今から6年前のことです。
ギターさえあれば、というミュージシャンと違って私たちはキーボードを使うのでそれに伴う音響機材が必
要となり、なかなか実現は難しかったのですが、斉藤さんは「よし、やるか!」と言って機材を準備してくれ
たのでした。当時土手町のルネス街にお店があったので、その前で夕方5時からスタート! 
なんとなくせわしなくなる夕方に足を止めてくれる人はいるのだろうか・・・・・。

懐かしい歌謡曲やドリカム、なんでもありの演奏に最初は街に流れるBGMだと思っていたらしく、なかなか
私たちに気付いてくれませんでした。若者ならともかく、おばさんが街角に立ってマイク持ってるなんて
怪しいですもんね。
それが、誰かが足を止めたらあれよあれよという間に人が・・・。買い物袋を提げた主婦、営業帰りらしい
中年サラリーマンなど、普段こんなとこで立ち止まることなどしそうもない人たちがあっちにもこっちにも! 
人が増えるにつれうれしくて演奏をやめられなくなってしまったのでした。

もちろんこの人たちは「サエラ」は知らなかったと思います。でも演奏を聴いてくれたのです。
楽しかったなぁ、ほんとに。うれしかったなぁ、とっても。
できることならまたやりたい。あこがれのストリートミュージシャン!

ジョイポップスの皆さん本当にお世話になりました。そしてありがとうございました。





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