2008 08月 14日

■[ NO. 49 ] 暑いので、「ゾッとするお話」 ...... 2005年08月19日 の日記 ......


私たちの仕事は一方的に見られる仕事と思っている人が多いのではないでしょうか。もちろん
そのとおりではありますが、私たちだけが見られていると思ったら大間違いです。
お客様を見ている人だっているのですから。

そう・・・、それは私です。

相棒はピアノを弾くにあたり、譜面も見るし位置的に横向きが多く、さらにアップライトになると客席に
背を向けていることもあるのであまり見る事もできませんが、なんといっても私はどんな時も真正面なの
です。場内が暗く私にスポットライトが当たっていると、まぶしくてほとんど客席は見えない、と思うでしょ? 
そんな中でもギリギリ3列目くらいまでは私と一緒にライトに入ってて良く見えるんですよ、これが。
意外でしょ?

真剣に歌っていながらも視界に入ってくるものはどうしようもありません。あれは、あるホテルでの
アトラクションで演奏した時のことでした。
こういう場合お客様は食事をしていることが多いのです。その日は中央が回転するテーブルにお料理が
のっていて、1テーブル7~8人ずつ座っていました。ちょうど私のすぐ前のテーブルでも耳はこちらに、
それ以外は食事に集中しながら和気あいあいとステージが進行していたのですが、突然目の前の女性に
私は目が点になったのです。

会場は照明が少し落とされていて、例のように私にはスポットが当たっていたものですから、当然目の前
の女性ははっきり見えていたのです。その女性は私より少し年上の感じでした。
わりと短めのタイトスカートはしっかりとボディにフィットし、座るとかなり短くなっていました。
(女性ならわかると思いますが、スカートは座ると上にずり上がるのです)
その女性はお料理を取るのにテーブルを回せばよかったのですが、なぜか立ち上がって向こうの
お料理に手を伸ばしたものだから大変!
その瞬間、その女性のおしりが(スカートはすっかりずり上がって下着姿)丸見えだったのです。思わず
ドッキリカメラかと思いました。アメリカ人ならおでこに手をあて、オーマイゴッド!と言うところでしょうか。
でもこの光景は誰にも知られず私だけしか見ていなかったようなので(この女性自身気付いていない)
まずはほっとしました。同じ女性として気の毒ですもの。

それにしても、何事もなかったかのように歌い続けた私はすごいと思いました。顔色ひとつ変えず、
堂々と、しかも歌詞を間違えることもなく。これほど自分を褒め称えることもないと思うけど、それくらい
迫力のある光景だったということです。

私は普段ほとんどスカートをはくことはないので大丈夫ですが、女性の方、くれぐれもご注意を! 
特に食べ物に夢中になりそうな方・・・。
うちの相棒にもおしえとこ!

女性にとっては「ゾッとするお話」・・・でしょ?

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