2004 01月 02日

■[ NO. 5 ]  子育て支援コンサート「ほっとコンサート」...... 2004年02月18日 の日記 ......



私たちはさまざまなコンサートをしていて、そのひとつに「子育て支援コンサート」というのがあります。
今からちょうど4年前に始まりました。(東奥日報にもとり上げられました)
私たちは毎日のように色々なことを話し合います。
ニュースや新聞で気になったことなどを母親の立場で考えるのです。
ある時幼児虐待の報道が多いことが気になり、自分の子供が小さかった時のことを話しているうち、 二人とも育児ノイローゼだったことが分かりました。
そのため子供をよくたたいていた(程度によるが 虐待ともいえる)ということを泣きながら打ち明けたら(夫にも親にも友達にも言えず、ずっと苦しかった)
今まで背負っていた重いものがすっとなくなったような気がしたのです。
ということは、私たちと同じように人に言えなくて苦しんでいる人がたくさんいるはず!と思ったのです。

ならば私たちの体験談をありのまま話し、「あなただけじゃないんだよ」と伝えることは少しでも救いに
なるのではないかと思ったのです。
コンサートで話す内容は、もちろん自分の失敗談。(こんなことが今役に立つなんて、やっぱり子育ては
経験できてよかった) 「こうあるべき」 はみんな百も承知、それがそのとおりに行かないから悩むのです。
そして子供に当たるのです。綺麗事なんかますます苦しくなるだけ。
理想と現実のギャップに悩み、結果自分は最低の母親なんだと思ってしまうのです。
それまで社会人としてそれなりにやってきた自分の自信は、たった一人の子供さえきちんと育てられないんだと思うことにより、ボロボロと崩れてしまうのです。
懐かしい曲とともに子育ての話をしていると、それまでかまえていたお母さんたちの表情がどんどん変わっていきます。
なにかつっぱっていたものが外れる感じとでも言うのでしょうか。
「あっ、私と同じ」と思った瞬間です。
私も思い出すたびに涙が出てしまうので、未だにコンサートでは涙が…。

今現在子育て真っ最中で悩んでいるあなた、もしくはそんな感じの人を見たことがある、と言う人がいたら「子育て支援センター」というところで色々相談できます。(私たちの時もほしかった)
是非一度思い切って電話してみてください。

またいろんな企画をしているセンターの皆さん、こんな私たちのコンサート、いかがでしょうか。
どこへでも出かけます。お気軽にご連絡ください。

エントリーの編集

Ready to edit this entry.















  削除