2017年10月29日 (Sun)

完璧主義者の日本人は何処へ



朝日新聞の天声人語より抜粋

 アメリカの自動車会社がロ
シアと日本の工場に部品を発注
した。「不良品は一千個につき
一つとする」と求めた。ロ
シア側は困ってしまい「大変
困難な条件です。期日はどうしても間に
合いません」と泣きついた▼しかし日本
の工場は別の問題を抱えていた。返信は
こうである。「納期に向けて作業は順調
に進んでおります。ただ、不良品用の設
計図が届いておりません。早急に送付し
てください」。世界のジョークを集めた
早坂隆さんの著書から引いた▼笑いたく
なるほどの完璧な品質管理。そんな日本
メーカーの印象が、はがれ落ち始めてい
る。神戸製鋼所ではデータ改ざん問題に
終わりが見えない。一部製品では品質を
保障するJIS認証が取り消された▼自
動車でも日産に続いてスバルが資格の
ない従業員に検査をさせていたことが明
らかになった。正しい手続きであるかの
ような偽装もしていた。「30年以上前か
らこういう仕組みでやっていた」という
から異常が日常になっていたか▼こちら
は、よく知られたジョークである。豪華
客船が沈み始めた。脱出を促そうと、船
長は、英国人に「飛び込めばあなたは紳士
です」と言い、ドイツ人には「飛び込む
のが規則となっています」と訴えた。日
本人にはこうだった。「みんな飛び込ん
でますよ」▼どうせこのくらいのことは
みんなやっている。そんな甘えとも
なれ合いともつかぬ雰囲気が、よもや
広がってはいないと信じたいのだが。
2017-10-29 10:08 in カテゴリー1 | Comments (122) #

2017年10月26日 (Thu)

かきまわし王子



どんなに嫌なことがあっても、
幼子のちょっとした仕草に心が癒されるものです。

今月もダスキンさんの『喜びのタネまき新聞』
が届きました。

★★★★★
 かきまわし王子

 北海道北見市 佐伯美貴子さん

 66歳にやっと出会えた孫は「かきまわし王
子」だ。孫が我が家に来る時は手の届くところは
すべて片付け、薬や化粧品も高い場所へ。部屋の
ドアや引き出しにもストッパーを付けた。
 一歳半の頃はトイレについてきてはありったけ
のボタンを押したり、私がテレビを見ていると
チャンネルを変えたり、猫のしっぽを引っ張って
ひっかかれたことも。2歳を過ぎて少しはおとな
しくなった気がするが、まだ落ち着かないよう
だ。それでも私が歌うと首を左右に振ってリズム
をとるところや寝顔をみると、可愛いと思う。
 年に何度か遠方より顔を見せに来てくれるが、
すぐ会いたくなるのが孫なんだ。
★★★★★
2017-10-26 21:17 in カテゴリー1 | Comments (125) #

2017年10月24日 (Tue)

理性のある人・ない人



 世の中に沢山の人間がいても、
人はそれぞれ。

ちょっとしたことに腹を立てて怒るということも
昨今多いですね。
同じ人間同士なのに、車に乗ると偉くなったような
気持ちになって、怒鳴ってみたり、クラクションを
鳴らす人。

できるなら穏やかな気持ちで一日過ごしたいものです。

『職場の理不尽に怒らず おだやかに働く技術』
   横山信治著より抜粋
★★★
あなたは、他人からの批判に「イラッ!」とした
ことがありませんか?
他人の批判は、気になるものです。批判されれば、
誰もが良い気持ちはしません。

 私は若いころ、他人からの批判を気にしすぎて、
十二指腸潰瘍で入院したことがあります。
入院中に、向かいのベットの老人に悩みを打ち明
けたところ、「あんたを批判した相手は平気で
今頃、ビールを飲みながらプロ野球を観てるで」
と言われ悩んでいるのがばからしくなりました。

他人の批判に対する退去法は、相手が自分を批判
するに値する人物か否かを見極めてください。

 お釈迦様は「理性のある人に批判されないように
頑張りなさい」と言っています。
裏を返せば、「理性のない人の言うことは、気に
とめずに受け流しなさい」とおっしゃっているのです。
★★★★★

2017-10-24 21:09 in カテゴリー1 | Comments (125) #

2017年10月20日 (Fri)

粋な言葉遊び



 人との会話でもそうだが、
お互いに言葉を発するときに、
今思ったことを、すぐに言葉にする人がいますよね。
相手が傷ついてもいるのもお構いなしです。

それが例え親子でも、夫婦であっても、
常に相手を尊重しての会話が大事だと、子供の頃、
学校の先生が話してくれました。
『短気は損気』だとも教えてもらいました。
モノをいうときは、思ったことを良くかみ砕いてから、
相手の立場に立って話すことだと。

そんなことを思っていたら、
素敵な投稿を見つけました。

★★★
『粋な”秋無い”?』

 30年以上前、県堺の峠越えの
一本道を車で走っていたときの
こと。お昼時、食事をする場所
がなかなか見つかりません。し
ばらく車を走らせて、やっとの
ことで「新そば」ののぼり旗を
見つけました。
 車を止め、お店へ入ろうと5、
6段ほどの石段を上がったとき、
「春夏冬五合」と墨で書かれた
木製の看板が目に入りました。
立ち止まってしばらく考えるも
何と呼んでいいのかわかりませ
ん。するとちょうど、地元の常
蓮客らしき男性がお店から出て
きて、悩む私に「わかりますか?」
と声をかけてくれました。
「まったくわかりません」と答
えると、「春夏秋冬の”秋”が無
いので、”秋無い(商い)”。五
合は一升の半分なので、”半升
(繁盛)”。つまり、“商売繁盛”と
言う意味だよ」と、笑いなが
ら説明してくれました。合点が
いった私は、お店に入り食事を
楽しみました。
 それから秋がくると、新そば
の味とともに、あのしゃれた
看板を思い出します。

   小林恒夫さん(長野県・68歳)


2017-10-20 19:56 in カテゴリー1 | Comments (139) #

2017年10月16日 (Mon)

いつからだろう



 産経新聞朝の詩より抜粋

『いつからだろう』
大阪府枚方市 村中和三さん 51歳

「ミリバール」が
「ヘクトパスカル」に
なったのは

体育の日が
必ずしも10月10日で
なくなったのは

いつからだろう
世の中がふわふわ
してきたのは

進まなくてもよいのに
昔のままでよいのに
★★★★★
2017-10-16 21:05 in カテゴリー1 | Comments (158) #

2017年10月15日 (Sun)

自分に何ができるか!



衆議院候補者の声が聞こえる。
待機児童をなくします。
高齢者が安心して暮らせる社会をつくります。
消費税アップはしません。
言っていることは間違っていないが、
じゃ~どうやってそれをするのでしょう???

読売新聞に記されていた新聞協会最優秀賞に選ばれた方の
エッセーを記させて頂きます。

★★★
大学生・社会人部門
『見ていてくれた人』
 青山未花子さん 24歳(新潟市)

 新聞配達は、お客様に気がつかれてはいけない。
 大学は新聞奨学生として通った。猛暑、大雪、停電、
嵐をついて、ポストを目指して走った。心掛けていたのが、
「新聞配達は意識されないことが最良」ということだった。
 毎朝「今日も新聞が届いているな」と考える人はいない
と思う。新聞配達員が意識されるのは、不着、雨ぬれ、破け。
配達などで正しく手元に届かなかったとき。だから、意識
されるまでもなく当然毎日そこにある。それが新聞のあるべき
姿だと思っていた。
 けれど、最後の配達日、朝の2時、真っ黒なポストの前で
私を待っている人がいた。初めて手渡しで新聞を届けると、
引き換えにくれた手紙。
 「卒業おめでとう。毎日4年間、新聞を届けてくれたね。
あなたの未来は開けている、大きくなれる人。絶対幸せに
なって。心からありがとう」
 見ていてくれた人がいた。うれしかった。
 新聞配達員は、お客様に気付かれてはいけないけれど、
新聞を介して確かにお客様とつながっていると強く思う
★★★★★
 

2017-10-15 09:24 in カテゴリー1 | Comments (139) #

2017年10月12日 (Thu)

アリとキリギリス



 イソップ物語の『アリとキリギリス』ではないけれど、
暑い夏に一生懸命に働くアリとは対照的に
自分の好きなことをして遊んで過ごすキリギリス。
 先日ニュースでも、何年間か地元で働けば、授業料
が免除される精度を設けたが、実際はお金は使った
ままの人がかなりを占めているらしい。
何億円ものお金が使われているにも関わらず、返そ
うともしない心掛けはあり得ないことだと思うが。
しかもこれから一人一人当ってみますって言うけれど、
多分に学校はでたけれど、給料が安くて、思った以上
にきついし、今はフリーターやアルバイトだから、
食べていくだけがやっとだし・・・・・

「働かざるもの食うべからず」
汗水流して働くからご飯が美味しいのです。
「空腹に勝るごちそうは無し」
そこには本当の幸せが見えてくるのでしょう。

2017-10-12 23:05 in カテゴリー1 | Comments (139) #

2017年10月11日 (Wed)

心理戦争



『田中角栄明語録』小林吉弥著より抜粋

 「心理戦争」とは、どういうことか。
人間関係の中で、どこを押せば相手が身を
乗り出し、時を引いてしまうか、相手の気
持ちを斟酌する言葉のやり取りと言ってい
いだろう。この戦争を制した者のみが人か
ら好かれ、人脈に厚みを付けて行くことが
できるということである。
 しかし、この戦争の勝者になるには、な
かなか難しい条件がある。
頭デッカチの知識だけでは、とても勝てな
い。相手の琴線に触れることだから、神経
は極めて細やか、繊細さが不可欠である。
ために、田中角栄は言っていた、
「相手の気持ちが分からずに、人に好かれ
るわけがない」
 少年時代から社会の荒波にもまれ、人間
心理のアヤをいやというほど垣間見てきた
「人間学博士」と言われた田中ならではの
言葉と言える。
2017-10-11 23:35 in カテゴリー1 | Comments (148) #

2017年10月8日 (Sun)

神様のプレゼント



 秋になると、カメラ持参でキノコ狩りへ。
しかしながら、「二兎を追うものは一兎をも得ず」の
言葉どうりで、やっていることは、
どちらか一つになってしまう。
そんなわけで最近はカメラ一辺倒だったが、
久ぶりのキノコ狩り。
 山は荒れ果てて、以前あった道が
枯れ木に覆われて、いつの間にやら、けもの道に。

 何でもそうだが、毒きのこなどを食べたら、
大変なことになる。
親から子へと伝わった常識も薄れてしまい、
コーヒー牛乳を搾れる牛はどれ??なんて聞く
お子さんもいらして、体験不足が人生に
どのように影響するのやら危ぶまれる。

その後渡良瀬遊水地の夕焼けとばかりに土手を
歩いてみたが、いやはや思うようには焼けず終い。
テクテクと歩きながら、
「人生九割は無駄だと思えばいい。後の一割が 
実ったときにはその九割さえも付加価値となって
神様からプレゼント」を頂けるのですから。



2017-10-08 20:58 in カテゴリー1 | Comments (179) #

2017年10月5日 (Thu)

中秋の名月



 最近めっきりやらなくなったことの一つに
お月見があります。
数年前までは、旗日と謂えば、数件は門に日の丸
の旗を見かけました。
5月の節句には、こいのぼりが高く泳いでいました。

『もったいないぼあさんの知恵袋』真珠まりこ著より抜粋

★★★
 お月様を見ていると、おだやかでやさいしい気持に
なってくるから、不思議じゃね。
昔から人々は、空を見上げて月を愛で、収穫の感謝と
祈りを捧げてお供えをし、その風情を楽しんできた。
お月見を楽しむ人の心は、お月さまが美しいのと同様
に、今も変わらない。
 「うさぎはどうしておもちをついているの?」と子
どもたちに聞かれて、こんな説話を思い出した。
 「昔、あるところにうさぎとサルとキツネがいまし
た。ある日、おなかをすかせて倒れているおじいさん
に出会った三匹は、食べ物を集めに行きました。サル
は木の実を、キツネは魚をとってきましたが、何も持
ってくることができなかったうさぎは、「私には食べ
物をとる力がありません。ですから、どうぞ私を食べ
て」ください」と言って、火の中にとびこみ、自分の
身を捧げました。実は、おじいさんは、三匹の行いを
試そうとした神様で、うさぎを哀れみ、月の中に蘇ら
せました。
 うさぎはおいしいお餅をついて、おなかをつかした
人たちにあげようと思っているのかもしれないね。
 月のきれいな秋の夜、空を見上げないのは、もった
いない。★★★★

★★★★
2017-10-05 06:51 in カテゴリー1 | Comments (163) #