2016年3月22日 (Tue)

出会いのとき



大人になるというのは
すれっからしになるということだと
思い込んでいた少女の頃
立居振舞の美しい
発音の正確な
素敵な女の人と会いました
そのひとは私の背のびを見すかしたように
なにげない話に言いました

初々しさが大切なの
人に対しても世の中に対しても
人を人とも思わなくなったとき
堕落が始まるのね 堕ちてゆくのを
隠そうとしても 隠せなくなった人を何人も見ました

私はどきんとし
そして深く悟りました

大人になってもどぎまぎしたっていいんだな
ぎこちない挨拶 醜く赤くなる
失語症 なめらかでないしぐさ
子どもの悪態にさえ傷ついてしまう
頼りない生牡蠣のような感受性
それらを鍛える必要は少しもなかったのだな
年老いても咲きたての薔薇 柔らかく
外にむかってひらかれるのこそ難しい
あらゆる仕事
すべてのいい仕事の核には
震える弱いアンテナが隠されている きっと……
わたくしもかつてのあの人と同じぐらいの年になりました
たちかえり
今もときどきその意味を
ひっそり汲むことがあるのです

茨城のり子さんの「汲む」と言う詩です。
ある場所で八重の散り花を撮影していたら、
男性が突然叫びました。
「そこのおばさん、邪魔!」って。
周りにいた人達みんなビックリ。
人様を傷つけてまでして撮った写真には
その結果は如何にですよね。
いえいえ 人を人とも思わないことって、
自分にもあります。深く反省せねばです。









2016-03-22 00:41 in カテゴリー1 | Comments (0) #

2016年3月20日 (Sun)

親の言い分、娘の言い分



 娘に旬の苺を宅急便で送ったのに、
当の娘は不在で連絡も取れないとの電話。
ひとり暮らしの娘ゆえ親としては、不安が走る。
都内なので跳んで行くわけにもいかず、
何度携帯に入れても呼ぶだす音がむなしい。

「まさか見知らぬ男に??いやいや何処かで事故でも??」

いくら娘とはいえ、朝7時前に電話したことはないけれど、
今回ばかりは電話を入れるも出ない。

しかしながら数分後、
「ごめんなさい!今晩は受け取るようにするから」と
シリキレトンボの一言だけが返ってくる。

ともかく生きていてよかった。
何事もなかったことに安堵して、
仕事に向かう。

他人の事は謂えない。
私も若かりし頃は、
田舎を離れて都会に憬れた。
休日になると、
母は田んぼからバスを眺めては、
「あのバスに娘が乗っているかも」と毎回期待していたという。

ふと子供あっての贅沢な悩みかもと
遠くの空を仰ぐ。
2016-03-20 07:14 in カテゴリー1 | Comments (0) #

2016年3月7日 (Mon)

たかが・・・



 世の中本人にとっては深刻な問題でも、
他人様にはどうでもよいようなことって多いの
でしょうね。

類は類を呼ぶとは良く謂ったもので、
同じようなタイプが集まり易いのですが、
会社や学校となると、様々な人がいます。

そんな中でも、自分を失なわないように、地に
足をつけて生きていきたいものです。

曽野綾子さんが
こんなことを書いています。

★★
『私は子供の時から、親たちの家庭不和、戦争に
よる生命の危機、戦争に付随するいささかの
経済的な不自由、その他を体験したから、
自分の身に起きることには、たいてい「たかが」
と言う枕詞をつけることができるようになった。
たかが失敗作を書くぐらいで・・・、たかが
人に少しばかにされたくらいで・・・
たかが財布をなくすくらいで・・・
という塩梅である。そのうちに、たかが私の
一生くらいで・・・と思えて、ひっそりと
静かに死んでいければ大成功である。』★★


2016-03-07 21:42 in カテゴリー1 | Comments (0) #

2016年3月6日 (Sun)

怖い人



 怖い人と言っても暴力団なる話ではない。
昨今職場でも学校でも家庭でも居なくなったなぁ~と
思うその存在に『怖い人』がある。

何処に行ってもぬるま湯に浸かっているかのように。

怒ることは本当に悪いことなのだろうか?
普段は孫に甘い母は、
一度だけダダを捏ねる娘に対して
『何でも謂うことを聞いてばかりではいけない!』
と謂ったことがある。
ダメなことはダメ!!
出来ないことはできない!!と謂えと。

それが効いたかどうかは定かではない。
もしかしたら寅年生まれの頑固さゆえかもしれないが、
幼稚園の頃ピアノ教室の宿題をしないので、
ちょっとお尻を叩いたら、
『お母さんが殴ったので、ピアノは止める』と謂って
二度と触らなかった。

このピアノは二女にバトンタッチすれば好いと、
しぶしぶと諦めてものだ。

それでもめげてはいないのである。
若いのにのろのろと仕事をしていれば、イライラして、
『若いだから、トットと動きなよ!』と声がでる。

そして最後に『ありがとう』の一言を忘れないように。
2016-03-06 08:37 in カテゴリー1 | Comments (0) #

2016年3月3日 (Thu)

割れた窓ガラス



 ちょっとナーバスの気分になっている。
それは最初の火種は些細なことからである。
以前にも書いたかもしれないが、
『kさんは特殊学級だった』との話を流した。
現在の仕事に何の影響はないので、
嘘か本当か解らない。
そして今度は『臭い』の変わったのである。
しかも朝礼でも
『職場に香水は禁止』との話があり、
当然香水など付けている人は居ないのあるから、
その話はたちまち消えた。
悪口と言うのは燃え上がらないことには
面白くないのであろう。
今度は仕事上のことで、勝手なことをしていると、
マタマタ、ターゲットに上げられた。

ここのところ、お休みしている彼女。
そのいじめの相手数人は、
今まで食事に行ったり、会社の新年会でも同じ車に
乗り合わせて行くメンバー。

割れた窓ガラスを放置すると、他の窓ガラスも割られ
荒廃すると言う。

きっと彼女が辞めれば、又次の人に代わるのでしょうね。
そんなことに短い人生を費やすとは
悲しいことですが。

2016-03-03 08:37 in カテゴリー1 | Comments (0) #