2008年3月29日 (Sat)

待つわ!



桜の花があっという間に咲き出して、例年よりもかなり早いように
思う。
一定の温度にならなければ咲かないということは、今年は暖かいという事
だろうか。
ご時勢を象徴するかのように、気忙しいのは、どうも苦手である。
せめて自然くらいは、ゆっくりと流れて欲しいと願う。
 混み合うのを覚悟で再度カタクリの撮影にでかけた傍で、
携帯カメラのシャッター音が絶え間ない。
時には変った音に設定してあるものもあって、
この音って、一体何の為にあるのかいつも不思議である。

アズマイチゲからかたくりへ
カタクリからニリンソウへ
ニリンソウからイチリンソウへと確実にバトンタッチされて
自分の立場を誰よりもわきまえている花は偉いなぁ~~と思う。
本来なら林業の合間にカタクリの花を見て、
ほっとして「山にも春が来たなぁ~~」と想い、
汗を拭いて、又仕事へと向かったのだろう。

帰りには、今晩のおかずの天ぷらの材料にと数枚の葉を摘んで
もち帰ったのかもしれない。

必要最小限の物だけでいい。
足るを知るも待つことも、
今大切な課題のように思えてならない。
2008-03-29 18:25 in カテゴリー1 | Comments (4) #

2008年3月25日 (Tue)

春になれば・・・



今年もみかも山の春の妖精「かたくりの花」が咲く季節。
かたくりの花は、ユリ科の多年草で、6弁の花びらを外に反らせ、うつむくように咲きます。地中深くに球根があり、昔はこの球根からデンプン(片栗粉)をとったので 、かたくりの名が残ったようです。花が散って実がこぼれ、実生が花を咲かせるまでに約8年もの長い歳月を要します。かたくりは 水はけがよく、適度に湿り気と光がある場所を好みます。春先に芽をだし、花を咲かせてから葉が枯れるまでの期間がとても短く、夏から秋、冬の間は地上から姿を隠し、その大部分を地中で過ごすそうです。

カタクリの花の賑わいが終わるころに、ニリンソウやイチリンソウ、チゴユリが
満開になりますが、ハイキングの方が時たま通り過ぎてゆく中、ひっそりと咲く花もあります。

春を待って咲く花は、みなそれぞれに自分だけの姿をもって咲く。
そんな花をみていると、競うことの愚かさを感じさせられる。
自分なりに精一杯生きることが大事であって、
過去に捉われず、今を生きることによって、
自分なりの春がきっとやってくる。

春になれば、咲こう!
自分らしく。

2008-03-25 23:18 in カテゴリー1 | Comments (2) #

2008年3月23日 (Sun)

吉野梅郷



 昨日混雑覚悟で、青梅市の梅の公園へ出かけてみた。
土地名にもあるように、ここ青梅は梅の生産地で有名だったのだろうが、
昔ながらの生産農家も少なくなって、こうして各家の梅を一箇所に集め、
梅の公園として観光化。

見頃を迎えた初日の週末とあって、日向和田駅のプラットホームは
このときばかりは都会と化す。
踏み切りの傍に咲く、紫花菜の花が時たま風に揺れる。
一時間に数本の電車待ちの間、野草の花を愛でるのが
楽しみの一つでもある。

最初に来たときには、駐車場の方が、羽村の「チューリップまつり」が
来月開催されるから、是非きてくれよな!のお話に、再度出かけたが、
大きな公園でチューリップなどの春の花が有名になると、
地域のこうしたまつりも衰えてしまうのだろうなぁ~~~と
当時を振り返って懐かしくなる。

生き残りの為に、いろんな情報を発信して、これだけの人数を集める
吉野梅郷に梅も人も満開となる。
今月いっぱいは見頃とのことです。
2008-03-23 09:09 in カテゴリー1 | Comments (2) #

2008年3月16日 (Sun)

春が来た



 沼田市の北部、中発地のヒガンサクラが咲くという。
夏に帰省の際、家族に聞いてみたが、
「そんな桜の木があるらしい?!」くらいで何処にあるかも
知らないとの返事。
寒冷地の為開花は遅く、4月下旬の苗代つくりの時期に咲くので
別名「発地の苗代桜」と呼ばれているという。
寒い冬を絶えて咲く桜の色は素晴らしい。
しかしその木の下で花見などというよりも、この桜が咲いたら
仕事に追われる日々が待っているなぁ~~~と言う感じであろうか。

そして梅雨の季節、稲の間にはびこる雑草に草取りという
地味な仕事が待っている。
これだけは機会化できないので、手作業であろう。
しかも美味しいお米ほど倒れ易い品種と聞く。

又同じ県内の群馬県高崎市箕郷の古桜エドヒガンサクラは
別名「芋うえザクラ」といわれる。
こちらは芋植え時期の開花と重なることから名づけられたとかで、
開花は4月上旬とある。

もちろんこの桜に添え木はない。
樹齢何年かも記されていないが、どっしりとした大木には
風格と威厳を感じる。

春が来た
春が来た
何処に来た
山に来た
里に来た
野にも来た

いつの日にかこのブログに記載できることを夢みながら想いは
膨らんでいきます。




2008-03-16 18:03 in カテゴリー1 | Comments (2) #

2008年3月15日 (Sat)

自然界のいぶき



 雨上がりの朝、やぶ椿がキラキラと輝いて、次々に開花して、
畑の中ではホトケノザの紫の花が大分背丈を伸ばしてきた。
菜の花も数日前とは打って変わったかのように微笑んでいる。

ある程度の気温にならないと咲かないと言うが、
自分の出番をじっと待ち、出番になれば
精一杯咲く花の咲き方の美しいこと。

それに比べて人間様の方は、なんとああでもないこうでもない
と愚痴ばかり、
合理的といえば聞こえはよいが、学校通信はパソコンで、
わが子の頭の悪いのも、怪我をしたのも全て先生が悪い。
さて貴方が愛してやまないその子の本心はと問えば、
「お母さんが学校のことと先生の悪口をいわない事」だったとは。

こうして何もかも、すぐに結果がでないと切れて、
先日コンビニでアルバイトしていた方が万引きをした少年を
追って殺害された事件。
その少年からのお詫びの手紙をみて驚いた。
親御さんは誠意のある文章が欲しかったとおっしゃっていたが、
今は手書きではないのですね。

こうして何もかもが、合理的なおかつこころがない時代は
寂しいですね。

春を待って咲く野草にそんな虚しさを託したくなるのです。
2008-03-15 17:31 in カテゴリー1 | Comments (0) #

2008年3月10日 (Mon)

そんなに甘くない桜かな



今日は3月10日で砂糖の日、
そこで人生そんなに甘くないなどという特集をラジオで
聞きながら歯医者の定期健診へ。
お陰さまで、今回も5分ほどの検診で無事終了。

やはり日頃の心がけでいかんで、「甘かった」と嘆く事にもつながる。

ソニーも携帯部門の提供を国外に求めるようで、
世の中の流れを常に読み取る能力が必須とされる世界。

最初は一社だった携帯会社が今では数社競って、
さて何処が一番いいのやら。
つい大手などと甘い感覚で買ってしまうが、
貴方はなに派ですか?!

今年の桜は、いつもと違う想いで撮ってみたいと思う。
桜が一番美しい時間帯があることを知ったから。
それでも、きっと神様が
「そんなに甘くない!」とささやくことだろう。

2008-03-10 17:53 in カテゴリー1 | Comments (2) #

2008年3月9日 (Sun)

微笑みがえし



 中学のときの美術と体育担当のA先生は、
今日のような穏やかな天候の日は、「青空授業」を決行。
田の畦で写生をしている傍らで、なにやら一人言。
「仕事しているのもったいないなぁ~~日向ぼっこするには
絶好日和なのになぁ~~~」と言うなり横になり、
世間話を始める。

体育も美術も持って生まれた素質というものがある。
だから通知表の評価は出来ればつけたくないのだが、
つけないわけにも行かないから、真面目に日々努力していれば、
最低3以上(5段階評価)はあげる。もしもそれ以下であれば、
それは日々の行いがなってないと思え。

「一枚の画用紙にかける時間帯は、最低10時間かけてみろ!」
マラソンのときは、休み休み走る傍にきて、
「いいか!一度だけでいいから休まないで走ってみろ!」
何故か素直にそれを実践できる自分がいる。
何故になら、結果として成果がそこにあるから。


プロカメラマン秦達夫氏が
「いい桜の樹」とは”表情”がある桜のことをいうのでは
ないでしょうか。いい桜は話しかけると微笑みかえしてくれる。
なんていう話を聞いたことがあります。

恋人同士であれば、頬がふれあう距離でも問題ありませんが、
初対面だったり、嫌なことをされた人、生理的にうけつけない
人ですとその間はだいぶ遠ざかります。

出会いも色々ありますが、乾ききった土のごとく素直に吸収
できるような尊敬出来る人との出会いこそありがたい。

今もなおに、校庭では微笑みかえしの桜の蕾が
寒さに耐えて、いざ咲かんとしていることだろう。




2008-03-09 17:52 in カテゴリー1 | Comments (3) #

2008年3月7日 (Fri)

カラカラ空回り



 あの経営の神様、松下幸之助氏は、経営の基本は
当たり前のことを当たり前にやればいい!と言う言葉を残したが、
写真も同じではなかろうか。
花が美しいと思えば、光や露出をより美しく撮るように設定すれば
いいのではと。

そう言えば、初めてロウバイの花を目にして、暫く呆然と立ちすくんだ
記憶がある。
それはまるで蝋細工のようで、この世にこれほど美しい花があったのかと
思ったものだ。
あの日の伊豆の公園のロウバイの木も、今では大きくなったことだろう。
何事も基本からですね!!

アナログとデジタルの違いなども、少しづつ学んでいきたい。
基本に忠実に。
言うは易しで、カラカラと空回りの日々。
前田真三氏曰く、大きい写真(風景的な作品)小さな写真(アップでの
マクロ的な作品)両者を行ったり、来たり、留まることができない。

2008-03-07 23:59 in カテゴリー1 | Comments (0) #

2008年3月5日 (Wed)

よい種をまきましょう



    今日よい種をまきましょう

 愛した人も愛された人も
憎んだ人も憎まれた人も
争った自分も争った相手も
そしてあなたも私も
しばらくの思い出をとどめて
やがて忘れられていくのです
今しかありません
今をいかに生きるかです
この世に人は生まれて
美しい花を見ることができたのです
与え合い信じ合い
助け合うことができたのです
大自然の恵みに
先祖のご恩や父母の自愛に
感謝することができたのです
それだけが本当です
よい種をまきましょう
地球が花に包まれ
みんなの幸せがたくさん実るように
いのちあるうちに
よい種をまきましょう
そして野に咲く一輪の花でよいから
また生まれ変わろうではありませんか
それを信じて
今日よい種をまきましょう

    藤本幸邦著(あいすればこそより)

2008-03-05 18:19 in カテゴリー1 | Comments (3) #

2008年3月4日 (Tue)

惹かれるがままに



 日本の代表的な花と言えば、やはり桜ではなかろうか?
人生の中でも桜の花と共に、別れがあり出会いがあり、
節目節目の行事も多々ある。
小川の水に思わず手を浸けてみたいような、桜の下で咲く
タンポポや土筆に新たな希望を託したくなる。
そんな季節。

そんな中で、人の心は移り行きて、何故か今年は「山桜」に
心惹かれる今日この頃。
昨年までは、白に近い枝垂れ桜に夢中になったのに・・・・
何故だろう。
自分でも解らないながら、思うがまま、惹かれるがままに
まずは撮ってみたい会いたい花がある。

2008-03-04 16:13 in カテゴリー1 | Comments (2) #

2008年3月2日 (Sun)

その瞬間に



 雑誌『風景写真3-4月号』の発売にいそいそと書店へ行く。
定期購読とも思ったが、このいそいそ感が味わいたいが為に
それをしない。
今回の表紙は、丹地敏明氏の「花神」と題された秋田県の山桜。

 最初から素晴らしい写真のオンパレード。
その一部に「風景写真」の編集長を経験し、正統派の風景写真を
志向する兄・萩原史郎氏と、その影響を色濃く受けてきた弟・萩
原俊哉氏のロウバイの花咲く宝登山の撮影記事が記載されている。
東京にこの冬初の積雪があった翌朝・・・・はなんと私が宝登山
に行った日と同じ日、同じ時間帯であった。(それがどうしたと
言われれば、何も言うことはないが・・・・)

この二人のデジタル風景写真の魅力を伝える記事が、どこかの雑
誌に載らない月はないほどに、まだ浅いデジタル風景写真の裾野
を広げる一助を担ってきたお二人。

史郎氏が望遠なら、俊哉氏は広角で二人で撮るというスタイルに
よる効率的な取材は、スピードが要求されるデジタル時代の写真
雑誌のニーズに、結果的にマッチいていたと記載される。

最後に、予定の取材終了時刻が迫り、二人が別々に戻ってきた。
スタッフが「ここは終わりにしましょうか」と言ったその時、
突然強い風が吹いた。ロウバイやその背後の木立に積もった雪が
舞い、雪煙が上がる。瞬間、二人のレンズは同じ方向を向いてい
た。

確かにそのような異変が起った!が、わぁ~~~寒いぃ~~~と
カメラなどどうでもよくなっていた私。
その瞬間に、何が出来るか。
それが大きな差になるということですね。

ちなみにこの日のカメラは、萩原史郎氏はオリンパスE-3を
俊哉氏はニコンD300での撮影だったそうです。




2008-03-02 17:07 in カテゴリー1 | Comments (0) #

2008年3月1日 (Sat)

カタクリ咲くころに


 3月の声を聞くと、春はスキップしながらやってくる。
今年も佐野スプリングフラワーフェスティバル2008
 「かたくりの花まつり」
(3月12日(水)~4月6日(日))開催。
栃木県佐野市町谷112-1 
万葉自然公園かたくりの里は、日本有数の
規模で群生するかたくり群生地である為シーズンには全国から大勢の観光
客並ぶにカメラマンが訪れる。
 ここに住み着いた20年前は、訪れる方も少なくて、珍しい花々に「あぁ~
花園ってこんな感じかしら?!」なんて思いつつのんびりと散策したものだ。

3月の声を聞くと、
かたくりやアズマイチゲに出会える日を指折り数える日々。
間違いなく3月下旬になれば、春の妖精のような花が待っている。

2008-03-01 08:19 in カテゴリー1 | Comments (2) #