2011年11月30日 (Wed)

ヤマラッキョウ(山辣韮)、リンドウ(竜胆)


「ヤマラッキョウ(山辣韮)」  ユリ科ネギ属
ノビルやアサツキと同じ仲間で、球形の紅紫色の花が綺麗です。
    (2011年11月12日  鎌倉・大巧寺)

11月中旬の海蔵寺の境内は、リンドウの青い花が主役。
もみじが紅く色づくまでのあいだ、シオンと百日紅の紅葉が輝きをみせています。



(2011年11月12日  鎌倉・海蔵寺)
2011-11-30 22:32 in 鎌倉 | Comments (0) #

2011年11月29日 (Tue)

フウシャギク(風車菊)、ユウガギク(柚香菊)


先日東慶寺のフウシャギクをご紹介しましたが、こちらは大巧寺に植えられている「フウシャギク(風車菊)」です。

花の大きさは約2~2.5cmと小ぶりですので、花弁の先がスプーン状だと気付きにくいかもしれません。
花色はわずかに薄紫色がのっているかなと思うほどで、派手さはありません。でも、たくさんの花をつけていますので、境内での存在感は十分です。


「ユウガギク(柚香菊)」  キク科ユメナ属
名の由来は“柚の香りがする”と言われているようですが、ほとんど感じられませんでした。
山地の草地、道ばたなどにふつうに生える多年草ですが、キクの仲間はよく似ているので判断をするのはなかなかです。
寺社の境内に植えられているのは名札が付いていることが多いので、とても助かります。

(2011年11月12日  鎌倉・大巧寺)
2011-11-29 22:45 in 鎌倉 | Comments (0) #

2011年11月27日 (Sun)

ツワブキ(石蕗)


今しばらく11月12日に撮った花たちにお付き合いください。
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秋も終盤になり花が少なくなった頃、鮮やかな黄色の花をつける「ツワブキ(石蕗)」、名の由来は“葉に光沢がある蕗”の意味の“艶蕗”がなまったといわれているようです。

キク科ツワブキ属、海岸の岩の上や崖などに生える多年草ですが、庭などにもよく植えられます。
茎はフキと同じように食すことができます。普通のフキとは違い、茎の中は空洞にはなっていなくて筋も無いので、食感がよく美味です。


花の直径は4~6cm
大巧寺には、まわりの舌状花がスプーン状になっているのや、中心の筒状花が花弁化した八重のように見えるものなどがありました。
園芸種もいろいろあるそうですので、変異をしているということかもしれませんね。

(2011年11月12日  鎌倉・大巧寺)



2011-11-27 22:00 in 鎌倉 | Comments (0) #

2011年11月26日 (Sat)

シロノセンダングサ(白の栴檀草)、マユミ(真弓)


この週末は9月に結婚をした二男が所用で戻ってきているので、鎌倉へは行かず、地元の(とは言っても、自宅から歩いて40分ほどかかるのですが…)舞岡公園に行ってきました。
さすがに花はあまり見られませんでしたが、木々の彩りと果実、綿毛などを楽しむことができました。
今日撮ったものは、後日ご紹介したいと思います。
画像は、今年初めて撮った舞岡公園内の“もみじ休憩所”の紅葉です。
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「シロノセンダングサ白の栴檀草)」  キク科センダングサ属
別名:シロバナセンダングサ
コセンダングサの変種で、現在は暖かい所を中心に多くなってきているそうです。
全体の姿はコセンダングサにそっくりですが、頭花に白い舌状花の付くのが特徴です。
以前はこの花を探し回ったこともありましたが、最近はあちらこちらで見かけるような気がします。  

「マユミ(真弓)」
ニシキギ科マユミ属  落葉小高木
ピンクの果実が割れ、赤い種子が覗いている様子はきれいです。
英勝寺前の踏切近くのマユミの木、撮影前に剪定されてしまって、切られた枝を持っての撮影でした^^;

(2011年11月12日  鎌倉・扇ガ谷)

2011-11-26 00:16 in 鎌倉 | Comments (0) #

2011年11月25日 (Fri)

サネカズラ(実葛)


1ヶ月ほど日が遡りますが、海蔵寺で撮ったサネカズラの赤い実を花と共にご紹介します。

「サネカズラ(実葛)」 
マツブサ科サネカズラ属の常緑つる性木本です。
別名の“ビナンカズラ(美男葛)”は、昔つるから粘液を採取し、整髪料につかったことによるそうです。
鎌倉の寺社で、つやのある葉が垣根や庭石に絡まっているのを、意外に多く目にするのですが、綺麗な状態の花や実になかなか出会えないことも…
花は雌雄異株、肉厚のクリーム色の花弁の中を覗き込まないと区別がつきません。

8月28日に円覚寺・黄梅院で撮影。1cmほどの小さな花、左が雄花、右が雌花です。
下向きに咲いているので、雌花・雄花を撮るのに一苦労です(^^ゞ


10月2日、海蔵寺で撮影。1cm程度の実が集まって5cmほどの集合果になっています。
2011-11-25 22:46 in 鎌倉 | Comments (0) #

2011年11月24日 (Thu)

トキリマメ


「トキリマメ」  
マメ科タンキリマメ属、山野に生えるつる性の多年草です。
この面白い実を見たいがために、夏の暑い時期に花の咲いている場所をチェック♪
今年は英勝寺から海蔵寺へ向かう途中で花を確認していましたが、残念なことにしばらくして全て刈り取られてしまっていました。
ところが先日、海蔵寺手前の民家の石垣の上に、トキリマメの実がいっぱいぶら下がっているのを発見。。
今年は諦めていたのでうれしくて、、、道行く人にも説明をしてしまいました。
8月21日に撮影

10月2日、自宅近くの公園で撮影。
豆の鞘が赤く色づいてきました

見れば見るほど面白い姿。どのように弾けてこの姿になるのか、見届けたくなります。
11月12日撮影

2011-11-24 23:22 in 鎌倉 | Comments (0) #

2011年11月23日 (Wed)

シラヤマギク(白山菊)、アシズリノジギク(足摺野路菊)、フウシャギク(風車菊)、コンギク(紺菊)


東慶寺には数種の菊が咲き、晩秋の境内を彩ります。
毎年この菊の花の咲くのを楽しみにしています。
清楚でいて逞しい、、、そんな雰囲気を持った花です。
たぶん、「シラヤマギク(白山菊)」ではないかと思うのですが、名札がないため断定はできません。  …2011.10.28撮影

山門裏で咲く「アシズリノジギク(足摺野路菊)」、ノジギクの変種だそうです。
葉の縁に短い毛が密生しているので、葉に白い縁取りがあるようにみえます。

花弁の先がスプーン状をしている「フウシャギク(風車菊)」、もとは中国原産だそうですが、大巧寺のフウシャギクとは花の大きさや雰囲気が違い、園芸種に近いのではないかなぁと感じています。

「コンギク(紺菊)」だと思います。
青紫色の花弁が美しく、密生して咲いている様子はとても綺麗です。
ノコンギク(野紺菊)の自生品種のなかから選ばれたもので、古くから観賞用に栽培をされてきたそうです。


(2011.11.12  北鎌倉・東慶寺)


2011-11-23 22:59 in 鎌倉 | Comments (0) #

2011年11月22日 (Tue)

リンドウ(竜胆)


晩秋の東慶寺での楽しみは、本堂前に群れ咲くリンドウの花です。
今年は天候不順のせいか、少し元気が無かったように感じました。
それでも、青紫色の花を楽しむことができました♪

「リンドウ(竜胆)」 リンドウ科リンドウ属
根を乾燥したものを薬用にし、漢方では竜胆(りゅうたん)と呼ぶそうです。
山野に生える高さ0.2~1mの多年草です。
花筒の中心に、柱頭が2つに別れているのが雌しべ、花筒について開いているのが5個の雄しべで、咲き始めの状態です。その後、雄しべが雌しべを包むように閉じ、花粉を雌しべにつけます。
秋遅い開花で確実に結実させるリンドウの知恵…でしょうか(^^)

花弁の色変わりが数株ありました。
花弁が少し変形しているので、園芸種ということでは無いのかもしれませんね。




(2011年11月12日  北鎌倉・東慶寺)
2011-11-22 21:35 in 鎌倉 | Comments (0) #

2011年11月21日 (Mon)

キチジョウソウ(吉祥草)、ノブドウ(野葡萄)


今日から11月12日に撮影をした鎌倉の花を、何日かに分けてご紹介します。

吉事があると開花をするという伝説に由来する「キチジョウソウ(吉祥草)」です。
ユリ科キチジョウソウ属、常緑の多年草ですので、花が咲いていることに気付かず、見過ごしてしまうこともあります。

瑠璃色に輝く「ノブドウ(野葡萄)」の実です。
もう少し早い時期でしたら、淡緑色や紫色、碧色の果実を撮ることができたのですが、、、


8月21日に撮影をしたノブドウ、花は直径3~5㎜の小ささです。
5枚の花弁と5個の雄しべ、盃形の花盤には蜜をたたえます。


(2011年11月12日  北鎌倉・東慶寺)



2011-11-21 22:13 in 鎌倉 | Comments (4) #

2011年11月20日 (Sun)

タチジャコウソウ(立麝香草)、ノコンギク(野紺菊)、ダルマギク(達磨菊)


昨日の風雨で歩道は落ち葉の絨毯。。
自宅から駅への道は晩秋になると欅の黄葉が綺麗なのですが、今年は楽しむ間もなく散ってしまいました。
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車道と人家の間の狭いスペースに、ピンクのヒメツルソバと白いタチジャコウソウがびっしりと生えていました。
どちらも乾燥に強い花、少しずつ居場所を広げつつあり、石垣の隙間でも可愛い花を咲かせていました。
「タチジャコウソウ(立麝香草)」 別名:コモンタイム  
シソ科イブキジャコウソウ属の常緑小低木で、料理用ハーブの代表格で魚介料理などに使われます。

プランターに植えられ、名札が立ててあった「ノコンギク(野紺菊)」、鮮やかな紫色がとても綺麗でした。
道ばたなどに生えている淡紫色のに比べると、はるかに花弁の色が濃い印象ですので、園芸種なのかもしれませんね。

散歩途中のお宅の石垣に生えていた白い菊、ネットでいろいろ調べた結果「ダルマギク(達磨菊)」ではないかと。。
ただ、自生種は本州、九州の日本海側の海岸の崖に生え、花色は淡紫色ですので、前出のノコンギクと同じく園芸種なのかもしれません。

(2011年11月5日  自宅付近)

2011-11-20 21:10 in 花・風景 | Comments (0) #

2011年11月19日 (Sat)

スイカズラ(吸い葛)、コマツヨイグサ(小待宵草)


朝から時折の激しい雨、夕方から先ほどまで台風のようでしたが、やっと静かになりました。
あちらこちらで土砂災害注意報や大雨注意報が出ていましたが、被害が出ていないといいのですが、、、
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消防署の裏山から市民の森へ入る入り口に市民菜園があります。
絨毯のように咲いていたイヌタデに導かれて菜園内にお邪魔をしました。

季節はずれのスイカズラ、花は3輪だけでしたが、枝に腕輪のように付いた実もあって得をした気分でした。
「スイカズラ(吸い葛)」 スイカズラ科スイカズラ属
花は春に咲きます。和名は花に蜜があるところから付いたそうです
また、花の色が白から黄色になるので、別名「金銀花」とも。。

「コマツヨイグサ(小待宵草)」 
アカバナ科マツヨイグサ属、北米原産の帰化植物です。
秋に芽吹き、春から黄色の花を咲かせます。
花の直径は3㎝ほど、マツヨイグサ属の中では一番花が小さいので「コマツヨイグサ」という名がついたとか…
“待つ宵”という名がついていますが、花は宵を待たずに昼間咲きます。

(2011年11月5日  自宅付近)
2011-11-19 00:01 in 花・風景 | Comments (0) #

2011年11月18日 (Fri)

ノギク(野菊)


2011ワールドカップバレーボール・女子、残念ながら4位でしたが、世界ランク1位のブラジルとワールドカップ2年連続1位のアメリカにストレート勝ち!!
選手たちが一戦ごとに成長していくのがわかり、また諦めない姿勢に感動しました。
来年の最終予選が楽しみです♪
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“野菊はもともとキク属の野生のものをいうが、一般的にはヨメナ属やシオン属、ハマベノギク属なども野菊と呼んでいる”と図鑑には記述されています。
ヨメナ属にはオオユウガギク、ヨメナ、ユウガギク、カントウヨメナなどがあり、野に咲いていた野菊が果たして何という名なのか、図鑑で調べようとすればするほどわからなくなってしまいます。素人には判断をすることは難しいのでしょうね。
近くの消防署の裏山に咲いていたのは、他で見るのに比べ花弁がスマート。
ヨメナではないかと思うのですが、葉の形や厚さ、手触りなどをしっかり確認をしてきていないので、はっきりと断定をすることができませんでした。

この2枚も野菊ということで…(^^ゞ




(2011年11月5日  自宅付近)

2011-11-18 22:46 in 花・風景 | Comments (0) #

2011年11月17日 (Thu)

クコ(枸杞)」、ガンクビソウ(雁首草)


今日は風の無い暖かい一日でした。
両親を伴って、江ノ島へ生シラスを食べに行ってきました。
人気のお店だけあって、平日にも拘わらず45分待ち。。でも、美味しかったのでOK(^^)




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「クコ(枸杞)」  ナス科クコ属
夏から紫色の花を咲かせ、秋の終わりにグミに似た赤い実をつけます。
この赤い実を干したものが薬膳やデザートなどに使われます。
花が咲き進むと花弁の色が茶色に褪せてくるのですが、2枚目のは葯が落ちずに咲き始めの状態を保っていました。

小下沢でも登場した「ガンクビソウ(雁首草)」ですが、花の状態が良かったので再登場♪
花の直径は6~8㎜、花の付け根には先の尖った形の葉が2~4枚、襟巻きのようにつきます。



(2011年11月5日 自宅付近)

2011-11-17 21:36 in 花・風景 | Comments (2) #

2011年11月16日 (Wed)

イヌタデ(犬蓼)、ホソバウンラン(細葉海蘭)


裏高尾・小下沢の次は鎌倉の花…と予告(^^ゞしたのですが、
その前に自宅近くをデジ散歩した画像がありましたので、先にご紹介したいと思います。
でも、小下沢でご紹介をした花もありますが、お付き合いくださいね。

自宅から10分程度のところにある斜面を利用した小さな小さな畑は、イヌタデ(犬蓼)がいっぱい♪
白っぽいものと濃いピンクのとが一緒に咲いていました。
タデの花を見ると、つい撮らずにはいられません。











「ホソバウンラン(細葉海蘭)」
ゴマノハグサ科ウンラン属の帰化植物です。
正面から見るとウサギ?トトロ??ウッドペッカー???愛らしい顔をしています。
蜂などが耳とお腹の間にもぐりこみ、花粉を足やお腹につけて運ぶそうです。

(撮影:2011年11月5日  自宅付近)
2011-11-16 20:41 in 花・風景 | Comments (0) #

2011年11月14日 (Mon)

ツリフネソウ(釣舟草)、シロヨメナ(白嫁菜)


今日で小下沢の花は最後となりました。
日影沢と共に、これから時々足を運びたい場所のひとつになりそうです。

       “ツリフネソウ”               “シロヨメナ”

今回どうしても名前の分からないのがあり、もしどなたかご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただけるとうれしいです。
残念なことに花はすでに終わった状態でしたので、ちょっと難しいかもしれませんが、よろしくお願いいたします。


沢の水辺近くに生えていました。
最初はキク科コウヤボウキ属の“ハグマ”の仲間かと思ったのですが、
葉は虫に食われてしまってはっきりとした形がわかりませんし、花序の下の方に丸いムカゴのようなものがいくつも付いていて、「はて、なんだろう??」と。。

(撮影:2011年11月3日  裏高尾・小下沢)
明日からはまた鎌倉の花たちをご紹介したいと思います。

2011年11月13日 (Sun)

シュウブンソウ(秋分草)、クサボタン(草牡丹)


木下沢林道脇を流れる沢の流れは緩やかでしたが、花探しに夢中で、流れに手を入れてみるのを忘れていました(^^ゞ


「シュウブンソウ(秋分草)」
見た感じ“ヤブタバコ”に似ていますが、葉の付け根からでた短い茎の先に付けた花は直径4~5㎜でヤブタバコよりちいさいものです。
キク科ヤブタバコ属で、花の中心部には筒状花、まわりにはとても小さいのですが舌状花がちゃんと並んでいます。
今回は花の時期を終えた状態と思われ、淡黄緑色の花が見られなくて残念でした。

木下沢林道を後にし、バス通りに出たところで目に入った薄紫色の「クサボタン(草牡丹)」、一株だけでしたが可愛い花をつけていました。
ひげのような綿毛で知られているセンニンソウと同じ、キンポウゲ科センニンソウ属です。
花は狭い釣鐘形で長さ1~2cm、先はくるっとカールして、外側に絹のような毛があります。ちょっと触ってみればよかったなぁと後悔です。


(撮影:2011年11月3日  裏高尾・小下沢)

2011年11月12日 (Sat)

ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)、イヌトウバナ(犬塔花)


昨日の冷たい雨が上がり、今日は10月中旬の暖かさでした。
久しぶりに鎌倉へ…
紅葉はもう少し先ですが、北鎌倉から亀ヶ谷へ向かう途中で秋色発見♪でした。

         ****************
裏高尾・小下沢の花たち、もう少し残っていますのでお付き合いください。

「ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)」
キク科ベニバナボロギク属でアフリカ原産の1年草、鎌倉でもよく見ることができる花です。
花序は先が垂れ、下向きにレンガ色の頭花を咲かせます。ちょうど頬紅をつけるためのブラシみたいです♪♪


「イヌトウバナ(犬塔花)」  シソ科トウバナ属
山地の木陰に生える20~50cmの多年草です。
花の色は白ですが、山地や田の畦などのやや湿ったところに生える淡紅紫色の「トウバナ(塔花)」に似ています。
よく花の名の前に“イヌ”が付くと、“役に立たない”代名詞のようですが、どうしてこの清楚な花に“イヌ”が付いたのか…どうしてでしょうね^^;

(撮影:2011年11月3日 裏高尾・小下沢)

2011年11月11日 (Fri)

タデ(蓼)、ミコシグサ(神輿草)、ノコンギク(野紺菊)


日影沢林道に似ていますが、それほど人の手が入っていないような印象の木下沢(こげさわ)林道です。
ただ、右手の山際には自然薯でも掘ったような穴のあとがたくさんあって、そこに生えていた草や花がかわいそうでした。
でも、きっとまた自分の居所で花を咲かせてくれるのではないでしょうか。

「ボントクタデ」ではないかと思います。
花穂が短いので、はっきりと断言はできないのですが…(^^ゞ
「タデの一種」とした方が良いのかも知れませんね。

まだお神輿にはなっていませんが「ミコシグサ(神輿草)」です。足元の小さな紅葉も綺麗です。

「ノコンギク(野紺菊)」
秋を彩る野ギクの代表です。
淡青紫色の花を茎の先にたくさんつけ、葉は両面に短毛があってざらざらとした感触です。

(撮影:2011年11月3日  裏高尾・小下沢)
    

2011年11月10日 (Thu)

メナモミ(豨薟)、シロヨメナ(白嫁菜)、ガンクビソウ(雁首草)


先日ご紹介したノブキと同じように腺毛を持つ「メナモミ」、人や動物にくっついて運ばれるます。
「メナモミ(豨薟)」  キク科メナモミ属
山野に生える高さ0.6~1mの1年草です。茎の上部には白い毛が密生し、枝先に黄色の頭花が散房状に集まって咲きます。
頭花は2cm程度で、まわりに舌状花が一列に並び、内側に筒状花があります。(画像では確認しにくいかもしれませんが…)
花茎から頭花にかけて腺毛があり、そう果と一緒に動物などにくっついて運ばれ、住処を広げる作戦です♪

「シロヨメナ(白嫁菜)」
山野ではよく見かけるキク科の花です。
小下沢でも清楚な白い花をたくさん咲かせていました。その中でも凛とした姿が印象的でしたので、、、

「ガンクビソウ(雁首草)」
山地の木陰などに生えるキク科ヤブタバコ属の多年草です。
下向きに付く頭花がキセルの雁首に似ていることからついた名だそうですが、若い方には“キセル”や“雁首(がんくび)”がどのようなものかご存知ないかもしれませんね(^^)
頭花は6~8㎜と小さいのでうっかり見過ごしてしまいそう。
でも、地味でも何ともいえない花姿は記憶に残るのではないでしょうか。

(撮影:2011年11月3日 裏高尾・小下沢)

2011年11月9日 (Wed)

ミヤマフユイチゴ(深山冬苺)、ゲンノショウコ(現の証拠)



「ミヤマフユイチゴ(深山冬苺)」  
モミジイチゴやナワシロイチゴと同じ、バラ科キイチゴ属です。
秋に白い花を咲かせ、冬に赤い実をつけます。
小下沢の林道沿いでは、たくさんのこの赤い実を見ることができました。


花弁の色が淡いピンク色、フウロソウ科の「ゲンノショウコ(現の証拠)」かと…(もしかすると「ミツバフウロ(三葉風露)」ではないかとも思ったのですが、はっきりと断定できませんでした)
花弁が細めで、鎌倉で見るものとはちょっと違う印象です。でも果実はちゃんとお神輿でした。

(撮影:2011年11月3日  裏高尾・小下沢)

2011年11月8日 (Tue)

アズマヤマアザミ(東山薊)



林道の脇、少し下がったところを流れる渓流の音を聞きながら、非日常のひと時を楽しみました。
晩秋の花たちを探しながらの牛歩の歩み、それもまた楽しい時間でした。

林道脇にたくさん生えていたアザミ、最盛期は過ぎているようでしたがまだ綺麗な花も。。


「アズマヤマアザミ(東山薊)   キク科アザミ属
山地、とくに沢沿いの林内や林縁に生える高さ1.5~2mの多年草です。
先が急に長く鋭く尖った葉が茎につきます。
花は葉の付け根に付き、上向きまたは斜め上向きに咲きます。

(撮影:2011年11月3日  裏高尾・小下沢)

2011年11月7日 (Mon)

ノブキ(野蕗)-2



『飴細工のような頭花・雌花が淡いピンク』  『雌花の下からそう果が伸びてきました』


   『そう果が伸びました』     『そう果の先の腺体が衣服にくっつき運ばれます』

ノブキ(野蕗)-1


木下沢林道沿いにたくさん生えていた「ノブキ」、葉はフキというよりゴボウ似、そこから細い茎を伸ばし小さな花をいくつもつけていました。
あまりにかわいくて愉快な花、また、咲き初めから果実になるまでの姿の面白さは最高!…というわけで、その様子をご紹介します。
ただ、一回の画像アップが4枚までですので、2回に分けて。。

                  『雌花が先に開き始めていました』                 


    『白い雌花と両性花』       『雌花の下に腺体のようなものが見えています』

「ノブキ(野蕗)」  キク科ノブキ属
やや湿った林の下などに生える高さ50~80cmの多年草です。
名は葉がフキに似ていることからついたようです。
頭花は1cm弱、まわりに雌花、中心に両性花があって、両性花は結実しません。
そう果は6mmほどのこん棒状のものが放射状に並び、先のほうに腺体があります。

(撮影:2011年11月3日  高尾・小下沢)

2011年11月6日 (Sun)

アメリカイヌホオズキ


高尾・日影沢からひとつ先のバス停“大下”で下車、木下沢(こげさわ)林道への道を入りました。
今までは裏高尾と日影沢しか行ったことがないので、どのようなところなのか、どのような花に出会えるのか期待をして。。
林道に入って初めて目に止まった「アメリカイヌホオズキ」、北アメリカ原産の帰化植物で、自宅付近にも生えている特に珍しい花ではないのですが、花も葉もいたみが無く、少し濃い目の薄紫色の花がとても綺麗でしたので暫し撮影モード全開に♪

「アメリカイヌホオズキ」 ナス科ナス属
イヌホオズキに似ていますが、やや湿ったところを好みます。
葉はやや細めで薄く、縁にあらい鋸歯があります。枝先に4~5mmの淡紫色または白色の花を2~4個付け、花後は花柄が下に垂れて丸いつやのある果実になります。


こちらは自宅近くに生えていた「イヌホオズキ」です。
温帯から熱帯にかけて広く分布をし、日本へは古い時代に畑の雑草として入ったと考えられているそうです。
葉は卵形でふちに波型の鋸歯があり、質はやや厚めです。
花の付く枝は節の間からでて、6~7㎜の白い花を4~10個つけます。
花後は花柄が下を向き、丸くてつやのない果実をつけます。




「アメリカイヌホオズキ」と「イヌホオズキ」どちらも似ているので、並べて見比べないと区別がつかず、いつも「どっちだっけ??」と悩ましい花です。
でも、どちらも可愛い花と実をつけますので、つい撮ってしまいます。

(撮影:2011年11月3日 高尾・木下沢 / 11月5日 自宅近く)

2011年11月5日 (Sat)

コウヤボウキ(高野箒)、シロヨメナ(白嫁菜)


上野原で思いがけず出会えた花のもうひとつは「コウヤボウキ(高野箒)」です。
数年前、奥多摩湖畔と御岳山で見たことはあるのですが、花期が9~10月ということもあって、上野原では初めて。。
ヤクシソウの白花に同じく一株だけでしたので、いずれ姿を消してしまうかもしれません。出会えたことに感謝です。

「コウヤボウキ(高野箒)」  キク科コウヤボウキ属
山地や丘陵地のやや乾燥したところに生えるキク科では珍しい草本状の小低木です。
枝は細く細かく枝分かれし、1年生枝の枝先に白色の頭花を一つつけます。
細いリボンを束ねたような頭花は1.5cm程度で可愛らしい姿をしています。
昔、高野山では竹を植えることが禁じられていたため、竹箒の代わりにこの枝を束にして箒にしたところから付いた名だそうです。

「シロヨメナ(白嫁菜)」
キク科シオン属で山野に生える高さ0.3~1mの多年草です。
ネット検索をすると別名「ヤマシロギク」との記述を多く見るのですが、私がいつも参考にさせていただいている図鑑“山と渓谷社・野に咲く花”では「イナカギク」の別名を「ヤマシロギク」としています。
野に咲くキク科の花は見ただけでは素人の私には分類をするのはとても難しく、“ノギク(野菊)”とした方が間違いがないのかもしれません。



野の花ではないのですが、途中の畑に咲いていたラッキョウの薄紫色の花がとても可愛かったので♪



(撮影:2011年11月3日 山梨県上野原市)
2011-11-05 20:16 in 上野原 | Comments (0) #

2011年11月4日 (Fri)

ヤクシソウ(薬師草)の白花


上野原の霊園脇の山際には、山や野の花が咲いているので、帰りの高尾への寄り道とともに、楽しみのひとつです。
11月に訪れたのは初めてでしたので、思いがけない花を撮ることができ大喜び♪
その思いがけない花のひとつは「ヤクシソウ(薬師草)」、黄色のヤクシソウは鎌倉でも見ることのできる花なのですが、白花が一株だけでしたが咲いていたんです♪♪


「ヤクシソウ(薬師草)」  キク科オニタビラコ属
山野の日当たりのよいところに生える2年草です。
名の由来は、薬師堂のそばで最初に見つけられたからとか、根生葉が薬師如来の光背に似ているからなど諸説あるようです。
枝先に上部の葉の脇に直径1.5cmの黄色の頭花を数個ずつ付けます。


ヤクシソウの白花、白花といっても純白ではなく淡~いクリーム色という印象ですが、黄色のヤクシソウの近くに一株だけありました。

(撮影:2011年11月3日  山梨県上野原市)


2011-11-04 21:13 in 上野原 | Comments (0) #

2011年11月3日 (Thu)

ツユクサ(露草)


今日は上野原への墓参の帰りに、裏高尾から少し奥に入った木下沢(こげさわ)林道へ初めて行ってみました。
時々行く日影沢とまた生えている草花が違うように思いました。
まだ画像の整理や名前調べなどができていませんので、木下沢で撮った花たちは明日以降にご紹介したいと思っています。
        

                  (裏高尾の秋景色) 
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上野原駅前のヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)の群落に混じって咲いていたツユクサ(露草)は普段目にするのに比べ、半分ほどの小ささでした。
ヒメツルソバに負けて小さくしか咲けなかったのか、それともそういう種類なのか…は不明ですが、可愛らしかったので撮ってきました(^^ゞ



(撮影:2011年11月3日  東京都八王子市裏高尾 / 山梨県上野原市)
2011-11-03 22:30 in 上野原 | Comments (0) #

2011年11月2日 (Wed)

イワシャジン(岩沙参)、リンドウ(竜胆)


円覚寺の塔頭の中で“山野草・花の寺”として知られている松嶺院には、季節ごとの様々な花が植えられています。


「イワシャジン(岩沙参)」 キキョウ科ツリガネニンジン属
中部地方から関東地方の山地の湿った岩石の間などに生える多年草です。
秋、細い花柄の先に8~10個ほどの花が総状花序につきます。
薄紫色の釣鐘形の花が風に揺れる様は、優しげでかわいいです。


「リンドウ(竜胆)」  リンドウ科リンドウ属
秋の山を代表する20~100cmの多年草です。
園芸店や花屋さんでも秋の花の代表で、紫色だけではなく白やピンクの花も並んでいます。
右側の紅紫色の方は草丈15cmほど、左の紫色のとは花の様子が少し違うように感じられました。

(撮影:2011年10月24日)
2011-11-02 20:17 in 鎌倉 | Comments (0) #

2011年11月1日 (Tue)

ダイモンジソウ(大文字草)


盆栽などで使われる岩に植えられ、花を咲かせている「ダイモンジソウ」。花の形からわかるように“ユキノシタ科ユキノシタ属”です。
自生種は、高山から低山までの湿気のある岩上に生える多年草で、葉は腎円形、白色の花を大の字の形に咲かせます。
円覚寺・松嶺院で見られるものは園芸種だと思いますが、ちょうど可愛らしい花を咲かせていました。




(撮影:2011年10月24日 円覚寺・松嶺院)
2011-11-01 22:23 in 鎌倉 | Comments (0) #