2011年10月31日 (Mon)

ホトトギス(杜鵑草)-3


円覚寺・松嶺院の境内には様々なホトトギスが咲いていました。そのなかで、淡いクリーム色のは初めて。。
クリーム色の花被片の内側の薄紫色の斑点は、程よく散らばり上品です。
また、基部の黄色の斑紋がはっきりしていて、鮮やかです。










「タイワンホトトギス(台湾杜鵑草)」
名のごとく、台湾ではもっともふつうに見られるホトトギスで、沖縄の西表島にも野生をしているそうです。
観賞用によく栽培されているので、鎌倉でもあちらこちらで見ることができます。茎はよく分岐して、高さ0.6~1mになり、花は散房状につきます。
花被片は淡紅色で淡紫色の斑点がありますが、この色も株によって変化が見られるように思います。

(撮影:2011年10月24日  円覚寺・松嶺院)
2011-10-31 20:20 in 鎌倉 | Comments (0) #

2011年10月30日 (Sun)

ホトトギス(杜鵑草)-2


ホトトギスの色や模様、形が気になり始めると、どれを見ても今までの花と違うような気がして…デジカメの中はホトトギスでいっぱいになってしまいました(^^ゞ
葉の感触もしかり。今まで気付きませんでしたが、葉の表面には細かな毛があり、“柔らかで繊細なビロード”と言う感触でした。(なかには硬い感触のものもありますが、、、)
この秋はホトトギスに嵌ってしまいそうです。



4枚目は光則寺で咲いていたものです。花被片の先がちょっと捩れて、紅色をしていました。

(撮影: 1…2011.10.24 円覚寺・松嶺院 / 2,3…2011.10.29 海蔵寺 / 4…2011.10.29 光則寺)
2011-10-30 21:16 in 鎌倉 | Comments (0) #

2011年10月29日 (Sat)

ホトトギス(杜鵑草)


「ホトトギス(杜鵑草)」  ユリ科ホトトギス属
花の斑点を鳥のホトトギスの胸の斑点に見立ててついた名です。
山地のやや湿った」ところに生える多年草ですが、鎌倉ではいたるところ、、、と言ってもいいほどに見ることができます。
茎はふつう分岐をせず、高さ0.4~1mほどになります。また、斜面などに生えたものは下に垂れ下がります。
花は葉の付け根にふつう1~3個ずつ付き、上向きに咲きます。
花被片は斜めに開き、長さ2.5~2.7cmで、内側に紅紫色の斑点が多数あり、下部には黄色の斑紋があるのが特徴です。

名の由来である紅紫色の斑点には、生えている場所によるものか、自然交配などによるものなのかはわかりませんが、いろいろな種類があり、その斑点の違いを見つけるのも楽しみのひとつです。
今日と明日は、ホトトギスのいろいろを見ていただこうと思います。




(撮影:2011年10月24日  円覚寺・松嶺院)

2011-10-29 20:13 in 鎌倉 | Comments (0) #

2011年10月28日 (Fri)

白花ホトトギス(白花杜鵑草)


円覚寺の塔頭・松嶺院には様々な花が植えられています。
なかでもホトトギスは、キイジョウロウホトトギス、白花、淡黄色など紫色以外のものもあり、楽しむことができました♪
今日は、松嶺院で見られた白花のホトトギス2種をご紹介します。

雄しべの先の葯が白色


雄しべの先の葯が淡紫色




(撮影:2011年10月24日  円覚寺・松嶺院)

2011-10-28 22:05 in 鎌倉 | Comments (0) #

2011年10月27日 (Thu)

キイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑草)


今日のMSN産経ニュースに“十津川村に秋を告げるキイジョウロウホトトギス”という記事が掲載されていました。
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 奈良県十津川村上野地の熊野川沿いの岩場で、台風12号による紀伊半島豪雨にも負けず、黄色い釣り鐘型の花をつけるキイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑草)が開花し、村に秋の深まりを告げている。
 同県南部や和歌山県など紀伊半島の渓谷に自生するためその名を冠し、上臈(じょうろう)とは宮中の高級女官や江戸幕府大奥の職名を指すことから「山里の貴婦人」とも。
近年は乱獲され、環境省レッドデータブックの絶滅危惧種に指定されている。
(記事を転記しました)
      --------------------
円覚寺では毎年秋になると「キイジョウロウホトトギス」が黄色い花を咲かせます。
今年もちょうど見頃。咲き始めの花には小さな蟻たちもお花見(?)に。。

「キイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑草)」  ユリ科ホトトギス属
釣り鐘型の花の中を覗くと、6つの雄しべに囲まれたユニークな形の雌しべを見ることができました。
(撮影:2011年10月24日 鎌倉・円覚寺)
2011-10-27 19:53 in 鎌倉 | Comments (0) #

2011年10月26日 (Wed)

ダンドボロギク(段戸襤褸菊)


草丈が0.5~1.5mになるという「ダンドボロギク」ですが、円覚寺参道脇の石段の上に生えているのは小さくてあまり目立ちません。
参道を歩く人々には目に留めてもらえませんが、ちゃんと花を咲かせ、綿毛を飛ばしています。
         ***********
「ダンドボロギク(段戸襤褸菊)」 キク科タケダグサ属 北アメリカ産の1年草。
名の由来は、1933年に愛知県の段戸山で発見されたことによります。
山林の伐採地などの荒地に、いち早く入り込んで広がりますが、すぐに姿を消してしまいます。
アメリカでは山火事の跡などによく生えるので、fire weed(火の草)と呼ばれているそうです。

茎の上部に円錐花序を出して、小さな頭花を上向きにつけます。
頭花はすべて糸のように細い筒状花からなり、花冠の先は淡黄色~緑黄色、下部は白色です。(画像の2枚目の花冠の下部は、きれいな淡紫色でした)
花の長さは1~1.5cmです。

総苞が開いて、白い冠毛がパッと広がっています。
中心部にはまだ長い筒状花が残っていて、綿毛が帽子をかぶっているように見えます(^^)♪







(撮影:2011年10月24日  円覚寺)
2011-10-26 20:29 in 鎌倉 | Comments (0) #

2011年10月25日 (Tue)

ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)


円覚寺・黄梅院に向かう途中の石垣の上、いつもハナタデやカテンソウ、ダンドボロギクetc.季節ごとの小さな花が咲いているお気に入りの場所です。
昨日は午後2時を過ぎてしまったので、タデ科の花は閉じてしまっていましたが、ダンボボロギクの花と綿毛、そしてヨウシュヤマゴボウの果実を撮ることができました♪
            **********
「ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)」 ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属 別名:アメリカヤマゴボウ
北アメリカ原産で、日本には明治初期に渡来した多年草です。
空き地や道ばたにふつうに見ることができます。
茎は太くて赤みを帯び、高さ1~2mになります。花は白色でわずかに紅色を帯び、直径5~6mm。果実は直径約8mmの扁球形で、熟すと黒紫色になります。

左は7月に大巧寺で撮ったものです。茎も花も白くて綺麗です。
右は昨日円覚寺で撮ったもの。茎とガクの部分がほんのり赤紫色に染まっています。
果実ができ始めた同じ状態ですが、時期によって色が違うのでしょうか。。

茎とガクは鮮やかな赤紫色になっていますが、果実はまだ緑色です。(円覚寺で撮影)

熟した果実です(撮影:ロシナンテ)
この実を見るたび、実をつぶして紅紫色の色水を作って遊んだことを懐かしく思い出します。

2011-10-25 22:32 in 鎌倉 | Comments (0) #

2011年10月24日 (Mon)

シュウメイギク(秋明菊)


今日は午後から思い立って“ちょっこし北鎌倉”でした♪
主な目的は、円覚寺のキイジョウロウホトトギスと松嶺院の秋の花、そして黄梅院のシュウメイギク(キブネギク)。
花曇時々晴れ…の撮影日和でした。

円覚寺の楓は、先日の台風による塩害で茶色に葉が変色をしてしまっていて、紅葉はあまり期待できそうにない状況でした。
円覚寺・仏日庵手前の楓も同じ状態でしたが、逆光に輝く瞬間は黄葉をしているように見えました。

            ***********
別名「キブネギク(貴船菊)」と呼ばれる「シュウメイギク(秋明菊)」です。
白やピンクのシュウメイギクは清楚で可愛いいですが、この色も紅葉の季節が訪れる前の境内を彩ります。



(撮影:2011年10月24日  円覚寺・黄梅院)

2011-10-24 21:37 in 鎌倉 | Comments (0) #

2011年10月23日 (Sun)

シュウメイギク(秋明菊)



「シュウメイギク(秋明菊)」 キンポウゲ科イチリンソウ属
人里近くの林の縁や石垣の間などに生える多年草ですが、本来の自生ではなく、中国から渡来したものが野生化したものといわれています。
ただ本当の意味での「シュウメイギク」は、別名「キブネギク(貴船菊)」と言われている、直径5cmほど、紅紫色の花びら状のガク片を30個ぐらいつけたものです。

画像のは両方とも園芸種と考えられますが、秋に鎌倉の寺社の庭で風に揺れながら咲いている様子は殊更に園芸種と言わなくてもいいのかもしれない…などと私は思ったりしています。  

(撮影:2011年10月9日  鎌倉・二階堂界隈)
2011-10-23 00:22 in 鎌倉 | Comments (0) #

2011年10月22日 (Sat)

ミョウガ(茗荷)


今日は叔母たちを案内して、久しぶりにみなとみらいから山下公園界隈を散策。
心配をした雨はお昼前には上がり、時折陽がさす暖かい一日になりました。
大桟橋には客船“Sun Princess”号が寄港していて、その船体の巨大さにびっくりでした。

            *************
2週続けて所用で撮影に出かけられなかったので、10月9日に撮影をした分をアップしたいと思います。
この日は、久しぶりに覚園寺~瑞泉寺~永福寺跡コース♪
主な目的は覚園寺のナンバンギセルでしたが、時期が遅かったのか影も形もありませんでした。でも、なかなか撮る機会のなかったミョウガの花を撮ることができて、結果オーライ…でした。

 「ミョウガ(茗荷)」 ショウガ科ショウガ属
東アジアが原産で、野生化もしていますが、薬味などにするために栽培される多年草です。
花は淡黄色で1日で萎んでしまいます。

スーパーなどで売られている“ハナミョウガ”は、花穂の中に複数個の蕾が存在しています。
また、市場には出ませんが、夏の初めに地下茎から地上にのびた若芽も“ミョウガダケ”と言って、ハナミョウガと同じ香りを持っていますので、細かく刻んで薬味や味噌汁の実にして美味しくいただくことができます。

(撮影:2011年10月9日  鎌倉・覚園寺)




2011-10-22 23:28 in 鎌倉 | Comments (0) #

2011年10月21日 (Fri)

ツリフネソウ(釣舟草)、キツリフネ(黄釣舟)


10月8日に撮った、横浜・市民の森の花たちのご紹介は今日で最後になりました。
2週間お付き合いくださり、ありがとうございました。
最後の花は、散策路や小川脇に今を盛りと咲いていた「ツリフネソウ」です。白いミゾソバと赤紫色のツリフネソウの花が咲き乱れている様子は、とてもきれいでした。

「ツリフネソウ(釣舟草)」  ツリフネソウ科ツリフネソウ属
細い花柄の先につり下がって咲く花の姿を、釣舟にたとえてついた名だそうです。
沢沿いの道ばたや水辺など、やや湿ったところに生える高さ50~80cmの1年草で、花期は9月上旬から10月中旬です。
キツリフネと違い、距(きょ)はくるりとカールしています。
花壇によく植えられているホウセンカやインパチェンスと同じ仲間ですので、距のある花だけではなく、熟した果実がはじけて種子を飛ばすところも似ています。
(撮影:2011年10月8日  横浜・市民の森)

市民の森には咲いていませんでしたが、鎌倉では見ることができるツリフネソウと同じ仲間のキツリフネをご紹介します。


「キツリフネ(黄釣舟)」  ツリフネソウ科ツリフネソウ属
ツリフネソウは距(きょ)が巻いていますが、キツリフネは後ろに伸びた距が巻かずに垂れ、葉の下に垂れ下がります。(画像ではその様子が確認しにくいのですが…)
また、ツリフネソウは花柄が上向きに立ち上がって花をつけますが、キツリフネは葉の下に垂れ下がっています。
花期はツリフネソウより少し早め、7月下旬~9月下旬です。
(撮影:2011年8月28日 北鎌倉 / 2011年10月2日 鎌倉・光則寺)
2011-10-21 23:24 in 花・風景 | Comments (2) #

2011年10月20日 (Thu)

ミゾカクシ(溝隠)、ダイコンソウ(大根草)


 市民の森の奥にある池から尾根への散策路入り口に、以前はたくさん生えていた「ミゾカクシ」の小さな花、今回は50cm四方程度にしかありませんでした。
少しずつ環境や植生が変わってきているのかもしれません。


「ミゾカクシ(溝隠)」 キキョウ科ミゾカクシ属  別名:アゼムシロ
溝の近くに生え、溝を隠すように繁茂するところからついた名。また、別名の「アゼムシロ」は田の畦にムシロを敷いたように群生する様子からつけられたそうです。
湿り気のあるところに生える高さ10~15㎝の多年草。葉は細く、地面を這って長くのび、節から根を出してふえます。
葉の付け根から長い花柄をのばし、幅1cm程度の淡紅紫色を帯びた花をひとつ付けます。
花は左右相称、花冠の裂片は横向きに2個、下向きに3個と片寄ってつきます。
この花を見て、どこかで見たことがある…と思われる方もいらっしゃるでしょう。園芸店などで売られている淡青~紫、ピンク色などの種類のあるロベリアがミゾカクシと同じキキョウ科ミゾカクシ属なんです(^^)








「ダイコンソウ(大根草)」 バラ科ダイコンソウ属
根生葉が大根の葉に似ているところから付いた名です。
山野に生える高さ50~80㎝の多年草です。花期は6~8月ですが、まだ見ることができました。
花は黄色で直径1.5~2cm。花の後、1.5cmの球形の果実になりますが、だれかさんの寝起きの頭のようで…愛嬌があります♪

(撮影:2011年10月8日 横浜・市民の森)

長々と続けてきた市民の森の花たちですが、明日で最終となります。
トリの花は、、、さて、何でしょう(^_-)-☆



2011-10-20 22:21 in 花・風景 | Comments (0) #

2011年10月19日 (Wed)

エゴマ(荏胡麻)


小川沿いの散策路脇に元気いっぱい、栄養満点風のシソが生えている…と思ったのですが、葉にはシソ独特のあの香りがほとんど無く、帰宅をして調べてみたところシソ科シソ属の「エゴマ(荏胡麻)」だと言うことがわかりました。


 「エゴマ(荏胡麻)」  シソ科シソ属
東南アジア原産の1年草です(帰化植物)
果実から絞った油“荏油(えあぶら)”をとるために日本でも栽培をしていますが、野生化もしているそうです。
先日、鎌倉・覚園寺の駐車場でも栽培をしているのかと思うほどたくさん生えているのを見ました。
案外いろいろな所で見ることができるのかもしれません。

(撮影:2011年10月8日 横浜・市民の森)

2011-10-19 23:30 in 花・風景 | Comments (0) #

2011年10月18日 (Tue)

コシロネ(小白根)、イヌトウバナ(犬塔花)


あまりにも小さな花で、許せる範囲のピントで撮れたのが一枚ずつという情けない状態でしたが、シソ科の花を2種をご紹介します。

 「コシロネ(小白根)」  シソ科シロネ属
別名:サルダヒコ・イヌシロネ
湿地に生える高さ15~60㎝の多年草です。茎はあまり枝分かれせず、直立します。葉の付け根に長さ約3mmの白色でやや平たい唇形花を密につけます。


 「イヌトウバナ(犬塔花)」  シソ科トウバナ属
山地の木陰に生える20~50cmの多年草です。葉は薄く、鋸歯があり、両面にまばらに毛が生えています。枝先の花穂に白色でやや淡紫色を帯びた唇形花をつけます。花冠は長さ5~6mmと、とても小さくて可愛いです。


(撮影:2011年10月8日  横浜・市民の森)



2011-10-18 22:04 in 花・風景 | Comments (0) #

2011年10月17日 (Mon)

タカサブロウ(高三郎)、シロノセンダングサ(白の栴檀草)



「タカサブロウ(高三郎)」 キク科タカサブロウ属

やや湿り気のある道ばたなどに生える高さ20~70cmの1年草です。
茎や葉には剛毛があって、さわるとざらざらしています。頭花は直径約1cm、まわりに白色の舌状花が2列に並び、内側に緑白色の筒状花がつきます。
右の画像のは虫にでも食べられてしまったのでしょうか、舌状花がまばらです。

市民の森のは水田と木道との隙間に生えていて、木道から身をかがめて撮らないとならないほど小さな株でした。また、円覚寺参道脇の疎水に生えているのは一株が大きく、花も実もいっぱい付いていました。生える場所でずいぶん差があるんですね。


「シロノセンダングサ(白の栴檀草)」 キク科センダングサ属
別名:シロバナセンダングサ、コシロノセンダングサ

コセンダングサの変種で、世界の熱帯から暖帯に広く分布しています。
日本には幕末に渡来したといわれ、近年暖地をを中心に急に多くなってきているそうです。
全体の姿はコセンダングサにそっくりですが、頭花には5~7㎜の白色の舌状花が4~7個あります。
画像のは2cm近くある大きな舌状花でしたので、「シロノセンダングサ」と決め付けて良いものかどうか…ちょっと不安です。(もし違っていましたら、教えていただけるとうれしいです)
市民の森の散策路脇では、この1株を見ただけです。

(撮影:2011年10月8日  横浜・市民の森)

2011-10-17 20:19 in 花・風景 | Comments (0) #

2011年10月16日 (Sun)

ヤブマメ(藪豆)


市民の森で撮ったマメ科の花を、もうひとつご紹介します。
とはいっても、鎌倉でも自宅近くの公園あたりでも見ることができる「ヤブマメ(藪豆)」ですが、生えている場所によっては、花の色の濃淡が微妙に違っていたりして、じっくり見ると面白い花です。

「ヤブマメ(藪豆)」 マメ科ヤブマメ属
林のふちなどに生えるつる性の1年草です。
花の長さは1.5~2㎝、旗弁は紫色で翼弁と竜骨弁は白っぽく淡い印象です。
豆果は、扁平で長さ2.5~3㎝で中には3~5個の種子が入っています。
種子は扁平で直径3.5mmほど。黒い斑点があり、ウズラの卵のミニチュア版という感じだそうです。
なかなか種子の観察まで気がまわらないのですが、一度虫めがね持参で撮りに行かねば…(^^)

(撮影:2011年10月8日  横浜・市民の森)

2011-10-16 18:23 in 花・風景 | Comments (0) #

2011年10月15日 (Sat)

ノササゲ(野豇豆)、ノアズキ(野小豆)


楽しみにしていた週末、もう一度市民の森でミゾソバやその他の花のその後を撮りに行きたいと思っていたのですが、朝からの雨と強い風に阻まれて待機。。
明日は曇りから晴れの予報ですので、少しでも撮りに行ければいいなぁと思っています♪
             *************

「ノササゲ(野豇豆)」  マメ科ノササゲ属  別名:キツネササゲ

山地の林縁などに生える日本特産のつる性の多年草です。
豆果の姿が面白い“タンキリマメ”や“トキリマメ”に似ていますが、花・葉・豆果の大きさが両者よりも倍くらいの印象です。
花は総状につき、淡黄色で長さ1.5~2cm。ガクは筒形で、ガク片はほとんど目立ちません。
豆果は長さ2~5cm、熟すと紫色になり、豆果が割れると中に入っている3~5個の黒色の種子がぶら下がるそうです。その姿はぜひ見てみたいのですが、一株しかなかったのと、遊歩道の目に付きやすいところに生えていたのでちょっと心配です。



「ノアズキ(野小豆)」  マメ科ノアズキ属  別名:ヒメクズ

山野の日当たりのよいところに生えるつる性の多年草です。
花は黄色で長さ1.5~1.8cmで独特な形(蝶形花)をしています。
花の中央の竜骨弁はクルリとねじれ、左側の翼弁と一緒に上を向いています。右側の翼弁は竜骨弁の基部をとり巻いています。なんとも面白い形で、どこから撮ったら良いのか…(^^ゞ
豆果は長さ約4㎝の広線形で短毛が密生し、なかに6~7個の種子が入っているそうです。これもまた種子が熟すまで見届けたいです。

(撮影:2011年10月8日  横浜・市民の森)
2011-10-15 18:12 in 花・風景 | Comments (0) #

2011年10月14日 (Fri)

ハナタデ(花蓼)、ボントクタデ(ぼんとく蓼)


ミゾソバと同じタデ科タデ属です。
タデ科タデ属の仲間はたくさんあるので、名前を調べるのが一苦労ですが、それもまた楽しかったりも…(^^)
小さな花は肉眼では細部までは見ることができませんが、パソコン画面で見ることのできる花はガラス細工のように繊細で可憐です。


「ハナタデ(花蓼)」  別名:ヤブタデ
山野の林内や林縁のやや湿ったところに多い高さ30~60cmの1年草です。
花序は細長くのび、紅色~淡紅色の小さな花をつけます。
ただ、ハナタデは葉の幅や花序の長さなどに変化が多く、花の色も濃淡があります。また花がイヌタデのように密ににつくものもあるそうです。


「ボントクタデ(ぼんとく蓼)」
水辺に生える高さ0.7~1mの多年草です。
花序は長さ5~10cmで先は垂れ、淡紅色の花をまばらにつけます。
名の由来は、香辛料に使われるヤナギタデによく似ていますが、辛みがなく、役に立たない(=ぼんとく)タデというところからつけられたそうです。

(撮影:2011年10月8日  横浜・市民の森)
2011-10-14 22:47 in 花・風景 | Comments (0) #

2011年10月13日 (Thu)

ゲンノショウコ(現の証拠)



先週も登場したゲンノショウコ、山野に普通に見られると言われる通り、市民の森の散策路にもたくさん生えていました。
ただ、白花が多く、赤花は見られませんでした。

その代わり…と言うわけでもないのでしょうが、ピンク色のが池の傍で咲いていました♪
初めて目にするピンクのゲンノショウコは、生えている場所のせいかもしれませんが、花が少し小さめのような気がしました。



(撮影:2011年10月8日 横浜・市民の森)
2011-10-13 22:02 in 花・風景 | Comments (2) #

2011年10月12日 (Wed)

イボクサ(疣草)


「イボクサ(疣草)」 ツユクサ科イボクサ属
湿地に生える高さ20~30cmの一年草です。
花が開いていなければ、ちょっと見にはツユクサと思って見逃してしまいそうです。
「疣草」という名は、葉の汁をつけると疣(いぼ)が取れるといわれることによるそうですが、可愛い花だけにちょっとかわいそう…かな。

茎は赤みを帯びていて、下部は枝分かれしながら地を這います。
葉腋(ようえき)に直径1.3cmほどの淡紅色の花がふつう1個つき、1日でしぼみます。


長くて葯(やく)が青紫色のが完全雄しべ、短くて葯が淡紫色のは仮雄しべだそうです。
また、花糸には、ムラサキツユクサなどにもみられる白い毛があります。

(撮影:2011年10月8日 横浜・市民の森)
2011-10-12 21:42 in 花・風景 | Comments (0) #

2011年10月11日 (Tue)

ミゾソバ(溝蕎麦)-2


ミゾソバの花被の色の変化を、昨日に引き続きご紹介します。

蕾の先と花被の先端、両方とも淡いピンク色です

多くのミゾソバはこの紅紫色でしょうか。

今回初めて見た色、パールピンクです。
ミゾソバの花被の下部は白なのですが、これは全体がパールピンク。
少し閉じかけていたのが残念でした。



(撮影:2011年10月8日 横浜・市民の森)

2011-10-11 19:00 in 花・風景 | Comments (2) #

2011年10月10日 (Mon)

ミゾソバ(溝蕎麦)


驚くほどたくさんのミゾソバの群落、直径は3mm程度の小さな花ですが、これだけ集まっていると見ごたえ十分です。





図鑑には“花被は長さ7mmで5裂し、裂片の上部は紅紫色、下部は白色”と書かれていますが、花被の色は白からパールピンクまで変化に富んでいました。
2日に分けて、その変化をご紹介したいと思います。

蕾の状態も純白、ほんとに綺麗です

蕾の状態の上部は淡いピンクですが、開いたものはほとんど白です。





(撮影:2011年10月8日 横浜・市民の森)

2011-10-10 21:46 in 花・風景 | Comments (0) #

2011年10月9日 (Sun)

市民の森散策ー2





谷戸の奥にある池から流れる小川沿いの散策路は、鳥の鳴き声と清々しい空気につつまれていました。
春、オタマジャクシが泳いでいた水田跡には今、ミゾソバとツリフネソウの大群落。
池から少し奥に入ったところにもツリフネソウの群落が復活、ホウジャクのホバリングの羽音がしていました。
いつまでもこのままの姿で残っていて欲しいと願わずにはいられない場所です。

(撮影:2011年10月8日 横浜・市民の森)
2011-10-09 20:41 in 花・風景 | Comments (0) #

2011年10月8日 (Sat)

市民の森散策


三連休の初日、お散歩には絶好の日和でした。
いつもでしたら“いざ!鎌倉”が定番なのですが、久しぶりに自宅から歩いて20分ほどの市民の森へ行ってみました。

周囲を尾根で囲まれた谷あいに佇む池へ行くまでの、小川沿いの散策路の傍らに咲く野の草花が今日の目的です。
撮影をした草花は明後日から少しずつご紹介をしようと思っていますが、今日と明日は散策路の風景を♪



上段左…歩き始めてすぐに出迎えてくれたノコンギク(だと思いますが…)
上段右…小川には可愛いミゾソバとツリフネソウがいっぱい♪
下段左…大きな大きなキンモクセイの木、黄金色の花をたくさんつけていました。
下段右…タマアジサイがまだ咲いていました。

(撮影:2011年10月8日  横浜市市民の森)
2011-10-08 22:25 in 花・風景 | Comments (0) #

2011年10月7日 (Fri)

ゲンノショウコ(現の証拠)





山野に普通に見られる、フウロソウ科フウロソウ属の多年草です。
名は、下痢止めの民間薬として有名で、飲むとすぐに効くということから“現の証拠”となったとのこと。
また、別名「ミコシグサ(御輿草)」は、果実がはじけた姿をお神輿の屋根に見立てたことによります。
今はまだ果実は熟していないので“お神輿”にはなっていませんが、もう少しすると見ることができます。
お神輿探しは秋の楽しみのひとつです♪

花は長い柄の先に2つ付き、紅紫色~白色で直径1~1.5cmの可愛い花です。

(撮影:2011.10.02  光則寺)
2011-10-07 23:42 in 鎌倉 | Comments (2) #

2011年10月6日 (Thu)

ヒガンバナ(彼岸花)





「ヒガンバナ(彼岸花)」 
ヒガンバナ科ヒガンバナ属で、田の畦や土手などに群生をする多年草です。
今では日本全国で見られるヒガンバナですが、もとから日本に自生をしていたわけではなく、古い時代に中国から渡来した帰化植物と考えられているそうです。
日本のものはほとんど結実せず、種子ができても発芽はしないそうです。

名の由来は、秋の彼岸の頃に咲くことによります。
別名「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」とも呼ばれます。
「天上の花」という意味で、慶事が起こる前触れには赤い花が天からふってくるという仏教の経典によるものだそうです。
幼い頃、ヒガンバナを摘んできてはいけないと母から言われていましたが、お墓の周りで咲くところから付いた「死人花(しびとばな)」という別名もあったからでしょうね。

鎌倉の寺社では赤いヒガンバナと共に白いヒガンバナも植えられています。

(撮影:2011年10月2日 鎌倉・英勝寺)
2011-10-06 20:18 in 鎌倉 | Comments (0) #

2011年10月5日 (Wed)

シロバナツユクサ(白花露草)


鎌倉市役所脇から長谷方面に抜ける道の途中、民家跡と畑の一角に白花のツユクサが生えているのを偶然見つけました(^^)
どこにでも生えているツユクサですが、白花を見たのは初めてで、大興奮してしまいました。
畑を管理している方がちょうどいらしたので、株を少しいただけないかとお話しをしたところ、「ちょうど今から草抜きをするところだったので、いくらでもどうぞ」とのこと。
抜かれてしまう直前に出会うことができた幸運に感謝をしながら、数株いただいてきました♪


白花の傍らには紫色









白花は紫色のツユクサの変異種だそうで、一度白になった株の種からは白色の花が咲くそうです。
それでも、どこにでも生えている雑草ですから、花色の違うものが咲いていてもなかなか気付いてもらえず、抜かれてしまうのかもしれませんね。

(撮影:2011年10月2日 鎌倉・佐助)

2011-10-05 20:42 in 鎌倉 | Comments (2) #

2011年10月4日 (Tue)

ミヤマアキノキリンソウ・ミヤマリンドウ・オンタデ


7回にわたってご紹介してきた草津・本白根の花や実、今日の弓池の花で最後になります。
本白根のハイキングコース、夏の花の時期には様々な高山植物の宝庫です。
今回歩いたのは6.5㎞、所要時間は約2時間で13000歩でした。
夏山リフト(7.8月に運行)を使えば、今回ちょっとハードだったと感じた部分をショートカットできますし、展望場所から来た道を引き返せば意外に楽かもしれません。
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では、弓池の周りで咲いていた花をご紹介します。
「ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草)」 キク科
高山の日の当たる乾燥地に見られる、アキノキリンソウの高山型です。
草丈30cmほどで、茎は硬く直立します。


「オヤマリンドウ(御山竜胆)」  リンドウ科
亜高山から高山の日当たりがよく、やや湿り気のある草地に生える多年草です。
茎は20~50cmで、枝分かれはせず、茎の頂きまたは上部の葉の基部に1~7個の花をつけ、晴れたときにも花は平らに開かないそうです。

「オンタデ(御蓼)」 タデ科 
本州中部以北の亜高山~高山にかけて生育する多年草です。
木曾の御嶽山で最初に発見されたことからこの名がついたそうです。
雌雄異株ですが、画像のは既に実になっているので、雌株ということになりますね。

(撮影:2011年9月26日  白根山・弓池)
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最後までお付き合いくださり、ありがとうございました(^^)
予定通り来年の夏に再訪できた折には、色とりどりの花たちをご紹介したいと思っています。
2011-10-04 20:51 in 花・風景 | Comments (0) #

2011年10月3日 (Mon)

白根山・弓池


本白根コースを一周し、ロープウェイ山頂駅前から出ている無料シャトルバスに乗車、白根レストハウスへ行きました。
時間的な余裕が無かったので湯釜見学はパス、近くの弓池を散策しました。
弓池には整備された木道があり、湿原の雰囲気を楽しむことができましたし、ヤマハハコやオヤマリンドウ、アキノキリンソウなどの花と少し色づき始めたナナカマドを見ることができました。





(撮影:2011年9月26日 白根山・弓池)

2011-10-03 21:03 in 花・風景 | Comments (0) #

2011年10月2日 (Sun)

マイヅルソウ・コケモモ・ツルリンドウ


から釜の縁を巡りハイマツの間を抜け、ダケカンバの林を下って行くと、右手に鏡池。
ハイキングコースから見下ろすと、湖底に亀甲模様と言われている模様を見ることができます。

「マイヅルソウ(舞鶴草)」の実  ユリ科
山地の上部から高山までの林内や草原に生え、草丈10~20cm。
名は葉の脈の曲がり方をツルの羽を広げた形に見立てたそうです。
花の時期は5月下旬から7月中旬で、茎の先に約10個ほどの小さな花をつけます。
鎌倉の寺社でも植えてあるところがあり、可愛らしい白い花を見ることができます。

「コケモモ(苔桃)」 ツツジ科
亜高山から高山の日の当たる裸地、草地、岩の多いところ、湿地に生える常緑の小低木です。
高さは5~20cmで、前年の枝先に白色~紅紫色で、つりがね形の花を2~6個下向きにつけます。
赤く熟した実は食べられ、ジャムなどに♪

「ツルリンドウ(蔓竜胆)」の実  リンドウ科
山地の林内などに生えるつる性の多年草です。
地上をはい、長さ30~80cmになります。
花の時期は8月上旬から9月下旬、葉の付け根に淡紫色の数個の花を咲かせます。

(撮影:2011年9月26日 草津・本白根)

2011-10-02 22:04 in 花・風景 | Comments (2) #

2011年10月1日 (Sat)

コキンレイカ(小金鈴花)・ガンコウラン(岩高蘭)



本白根山展望場所からは360度の眺望。眼下は草津の町、ほぼ正面に見えるのは浅間山です。
山肌を這うようにしている緑はハイマツ、コマクサの群生とハイマツの間には、赤や黒の実をつけた小さな植物などが生えていました。
陽は当たるものの、積雪や風をさえぎるものの無い岩場にしがみつくようにして生えている逞しさに感動でした。

「コキンレイカ(小金鈴花)」 別名:ハクサンオミナエシ(白山女郎花)
オミナエシ科オミナエシ属
山地の日の当たるやや露出したところや岩場などに生える15~50cmの多年草です。
葉はカエデに似ていて、茎の頂に黄色の小花を集めてつけます。

画像は花後で、長さ約3㎜の楕円形の果実をつけた状態です。


「ガンコウラン(岩高蘭)」 ガンコウラン科ガンコウラン属
高山の日の当たる、ハイマツ林の林縁などに生え、高さ10~20cmの常緑低木です。
地上を這い、マット状に広がります。
雌雄異株で、雄花の花糸は暗紅色、雌花には濃い紫色の雄しべがあるそうですが、他の高山植物より開花の時期が早いことと、あまり目立たないことから、目にする機会は少ないそうです。
画像の黒い玉が果実で食べることができ、ジャムなどに♪
和名の「岩高蘭」の名の由来は…何なのでしょうか。。

(撮影:2011年9月26日 草津・本白根)
2011-10-01 22:25 in 花・風景 | Comments (0) #