2010年11月13日 (Sat)

鎌倉・光則寺の秋の花ーキツリフネ、ミコシグサ


 「キツリフネ」 
 ツリフネソウ科ツリフネソウ属

山地の湿り気のあるところに生える一年草です。
花期は6~9月と夏の花ですが、母屋のお庭に残り花が咲いていたので、撮らせていただきました。


“ツリフネソウ科”は以前は“ホウセンカ科”と呼ばれていたそうです。
熟した果実にさわると、果皮が急にはじけて種子をはじきとばすのが特徴です。


 「ミコシグサ(神輿草)」 
   フウロソウ科フウロソウ属

“ミコシグサ”というのは“ゲンノショウコ”の別名です。
果実の裂開した形が神輿(みこし)の屋根に似ていることから付いた名前です。


左の画像、とんがり帽子の下の丸い果実が熟すと、ぴょんと弾け中の種子を飛ばすのだそうです。
その瞬間を目撃したことはないのですが…草はいろいろな方法で次の世代を残していくのですね。

                            (撮影日:2010年11月6日)

2010-11-13 21:57 in 鎌倉 | Comments (2) #

2010年11月12日 (Fri)

鎌倉・光則寺の秋の花ーシロバナサクラタデ


明日はもう週末。
最近、日々が駆け足しているように感じます。
日曜日、鎌倉・長谷の大仏様をアメリカ・オバマ大統領が観光に訪れるそうです。
どこをどのように通って長谷にくるのかは知りませんが、きっと厳重な警備が敷かれるのでしょう。
この週末は、鎌倉デジ散歩は避けた方が良さそうですね。
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「シロバナサクラタデ(白花桜蓼)」  タデ科 タデ属

高さ0.5~1mの多年草で、湿地に生えるそうですが、光則寺さんでも東慶寺さんでも特に湿り気があるというような場所では無いところで咲いていました。
花は3~4㎜と図鑑には書いてありますが、光則寺さんのは2㎜程度だったように思います。
うっかりすると見逃してしまうほど、小さく可愛い花です。
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タデ科の中でもう一つ好きな花、「ハナタデ」
円覚寺・仏日庵の前の石垣の上、ちょうど肘をついて撮れるお気に入りの場所に咲いています。

 「ハナタデ(花蓼)」 別名:ヤブタデ
山野の林内や林縁などのやや湿ったところの多く、高さ30~60㎝の一年草と図鑑にはあります。
でも、仏日庵前のハナタデは、草丈5~10㎝程度でベニバナボロギクやダンドボロギクの足元で咲いています。 



2010-11-12 23:01 in 鎌倉 | Comments (2) #

2010年11月11日 (Thu)

鎌倉・光則寺の秋の実ーコマユミ、ミシマサイコ、クサギ


今日も朝から穏やかで暖かな一日でした。
明日はさらに気温が上がり、黄砂が舞う…との予報。
もみじが紅葉をせずに、散ってしまわなければ良いのですが。。

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今日は実を3種、ご紹介します。

 「コマユミ(小真弓)」の実 ニシキギ科

“小さなマユミ”というのが名前の由来だそうです。
枝に4枚の翼が付くニシキギの野生種ですが、翼が無いことで、見分けがつきます。
蒴果が熟すと割れて、赤橙色の実がぶら下がって、面白い姿になります。
まだ小さな木がですが、ハナヒョウタンボクの根元で赤い実を二つ付けていました。


 「ミシマサイコ(三島柴胡)」の実  セリ科ミシマサイコ属

和名(三島柴胡)は、静岡県三島から生薬の材料として出荷されていたことからついたそうです。
花は黄色ですが、なぜかいつも実になってからの撮影。
長い茎の上に付き数ミリしかない実、風が無くても揺れて揺れて…


 「クサギ(臭木)」の実  クマツヅラ科

読んで字のごとく、木を折ったり葉をちぎると、とっても臭いことから付いた名です。
でも、実は追い羽根に似た可愛い姿です。

8月頃に咲くクサギの花
白い花弁と長い蘂、赤い顎が綺麗です。
遠くからでもクサギの花と分かります。



                                       <  撮影日(実のみ):2010年11月6日  >

2010-11-11 21:34 in 鎌倉 | Comments (4) #

2010年11月10日 (Wed)

鎌倉・光則寺の秋の花ーアマミクサアジサイ、紅冠雪


紫陽花の花の時期は、6月から7月ですが、
秋にも楽しめるアジサイがあります。

 「アマミクサアジサイ」  
クサアジサイ属 奄美大島の固有所です。
普通のクサアジサイには装飾花が付きますが、アマミクサアジサイには付きません。
1㎝に満たない小さな花、見れば見るほど嵌ってしまいます。





ヤマアジサイ「紅冠雪(コウカンセツ)」は、花が付かないその年の新しい枝の先の葉が夏に白色に、そしてその葉が秋には紅葉するのが特徴だそうです。

 2010年6月20日撮影の「紅冠雪」
花が付いている枝の葉は、緑です。

 2010年7月18日撮影
花を剪定した後、今年の新しい枝が成長し、頂部の葉がほんのりと白くなってきました。

 2010年11月6日撮影
ずいぶん白くなりました。
この白い葉が紅葉した姿、今年こそは撮りたいと思います。

                           
2010-11-10 20:42 in 鎌倉 | Comments (2) #

2010年11月9日 (Tue)

鎌倉・光則寺の秋の花ーキチジョウソウ、フジバカマ


今日は朝から強い風。
ちょうどいい色になってきた桜や欅の葉が、風に吹き飛ばされ、あっという間に落ち葉の絨毯になりました。
もう少し色付きを楽しみたかったけれど、落ち葉を踏む音も秋の楽しみです。

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 客殿前のもみじ、少し黄色になってきました。
裏山には大きなもみじの木がありますが、赤く色づくのはまだまだ先です。 

 「キチジョウソウ(吉祥草)」

ユリ科キチジョウソウ属
山地のやや湿り気のある日陰に群生する多年草です。
この花が咲くと吉事があるという言い伝えから吉祥草(キチジョウソウ)の名が付いたそうです。
山門左手の山の斜面に群生しています。

時々植木屋さんが入って、刈られてしまうこともありますが、
翌年にはちゃんと生え、花を咲かせてくれます。

花茎は8~13㎝、淡紅色の花はやや肉厚で長さ8~10㎜、長めの葉に守られるように咲いているので、うっかり見逃してしまいそうです。
右の画に写っている紫紅色の球形は、実です。


 「フジバカマ(藤袴)」 キク科フジバカマ属

川岸の土手などに生える1~2mの多年草です。
中国原産で、日本へは奈良時代に渡来したと言われているそうです。
秋の七草のひとつで、乾燥すると香気があるそうですが、
いつも撮るのに夢中で、匂いを確認し忘れてしまいます。

この花には渡りをする蝶「アサギマダラ」が蜜を吸いに飛んできます。
ひらひらと華麗に舞い、フジバカマの花にとまる様子も、この時期の楽しみです。

                         (撮影日:2010年11月6日)

2010-11-09 20:10 in 鎌倉 | Comments (2) #

2010年11月7日 (Sun)

荒井沢市民の森ーオオニシキソウ


この週末は、久しぶりに土・日の2日とも撮影に出かけました。

昨日は、鎌倉・光則寺へ。
ネジキ、アマミノクサアジサイ、福来(ふくれ)みかん、ミシマサイコetc. 端境期なので花は少ないと思っていましたが、十分楽しめるほどの花や実に時間を忘れるほどでした。

そして二日目の今日は、自宅からバスで15分程度のところにある、横浜市の「荒井沢市民の森」に初めて行ってきました。
ここでは、思いがけない野の花や絶滅危惧種に指定されている植物を見ることができ、感動でした。

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まだアップできずに順番待ちの画像があるのですが、とっても面白い花と実を今日撮ってきましたので、先にご紹介したいと思います。

多分、空き地などで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

でも、地面に這うように生えているこの草に、小さな花や実が付いていることには気づかれなかったでしょう。



 「オオニシキソウ」  トウダイグサ科
北アメリカ原産の一年草です。
側生する小枝の先に杯状花序を付け、腺体にはエプロン状で白色または赤みを帯びた花弁のような付属体がついています。
蒴果には毛が無く、滑らかです。

愛でられることもなく空き地や道端で生きている草も、カメラを通して見つめると、不思議なそして面白い世界を見せてくれます。
                    (撮影日:2010年11月7日)
2010-11-07 22:31 in | Comments (6) #

2010年11月5日 (Fri)

北鎌倉、円覚寺・龍隠庵の秋の花


円覚寺の塔頭のひとつ「龍隠庵」は松嶺院の墓地の隣り、
境内からは円覚寺の仏殿・三門・遷仏場などを見下ろせる場所にあります。
境内にはいろいろな花が植えられていて、
円覚寺に行ったときには必ず立ち寄る、お気に入りの場所です。

 「ヤブマメ」 マメ科
日当たりの良い乾いたところや、やや日陰にも生えるつる性の一年草です。
花は淡紫色で長さ1.5~2㎝くらい、豆果は長さ2~3㎝です。
毎年この場所でつるを這わせ、花を咲かせています。


 「ジョウロウホトトギス(上臈杜鵑草)」
日本産のホトトギスの中の一種です。
急な崖などに生え草丈1mにもなるそうですが、絶滅寸前の状況になっているそうです。
黄色の釣鐘型の黄色の花がお行儀よく並んでいる様は、見事です。
この場所に生えることは知っていたのですが、咲き始めの状態を見たのは初めてでした♪
                        (撮影日:2010年10月16日)
2010-11-05 23:07 in 鎌倉 | Comments (0) #

2010年11月3日 (Wed)

北鎌倉、円覚寺・松嶺院の秋の花たちー10


最後の一枚が残っていました(^^ゞ
松嶺院の境内の通路を進んで行き階段を上がりきったところに、
作家の開高健さん、映画スターの佐田啓二、田中絹代さんのお墓もある墓地になっています。
その墓地の入り口で風に揺れていたコスモスの花。
逆光に花びらが透けて、とてもきれいでした。

                        (撮影日:2010年10月16日)
2010-11-03 22:14 in 鎌倉 | Comments (2) #

北鎌倉、円覚寺・松嶺院の秋の花たちー9


松嶺院の花たち、10月16日撮影分は今日が最終になりました。
この後、10月31日にも撮ってきたのですが、又の機会に紹介をさせていただこうと思っています。
一回のアップで画像が4枚という制限があると、全部をご紹介するのに日数がかかってしまい、間延びしてしまいました。
お付き合いくださり、ありがとうございました。


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名前がわからない花2種類。どちらも名札無しのごんべぇさん(^^)
左の白い花は「ヒヨドリバナ」かな…と思うものの、ちょっと違うような気も。
右のピンクの花は、花だけを見ると「シモツケ」のようですが、葉っぱがギザギザしていて、ちょっと違うみたいです。



こちらはどなたもご存じの「コムラサキ(小紫)」と「シロシキブ(白式部)」です。
鎌倉のお寺の境内には、必ずと言って良いほど植えられています。
                 
                 (撮影日:2010年10月16日)
2010-11-03 21:59 in 鎌倉 | Comments (2) #

2010年11月1日 (Mon)

岡倉石朋さん個展 “ ほほえみのほとけさま達 ”


午前中の曇天がうその様な青空になった午後、
北鎌倉、円覚寺内の塔頭「帰源院」のお茶室で開かれている 
岡倉石朋さんの個展 “ ほほえみのほとけさま達 ”に行ってきました。

数年前、鎌倉の萩の寺「宝戒寺」での個展でこのほとけさまに出会って以来、「すべてのことに、すべての出会いに感謝」という言の葉とともに微笑むほとけさまのファンに。。

そして、今回も笑顔の可愛いほとけさま達が、お茶室で待っていてくれました。
岡倉石朋さんに撮影とHPへの掲載の許可をいただきましたので、
みなさんに“ほほえみ”をお届けします。
また、お時間がございましたら、今週の木曜日まで開催されていますので、ぜひお出かけください(^^)

お茶室の入り口で出迎えてくれました


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岡倉石朋個展  ほほえみのほとけさま達

ところ: 北鎌倉、円覚寺・帰源院 お茶室
と き: 10月29日~11月4日(木) AM10:00~PM4:00

*会場の帰源院への入場は無料ですが、円覚寺の拝観料は300円かかります。
2010-11-01 18:09 in 鎌倉 | Comments (4) #