高岡「800~1000m 2~4km 約5時間 今まで経験したことのないハングの数・ハング特別警報発令中」
快晴のはずだが、黄砂のようなほこりと思われる粒子のため空気中には白っぽいモヤがあり、よさ こい踊りで轟音と色とりどりの衣装で数千人の若い美女たちが高知市内で乱舞していたはずだが、見 ることはできなかった。東に20kmの南国市のビルなどは、全く見えなかった。 北の内陸部には積雲が東西にできていたが、エリア内に積雲ができることはなく、完全ブルーサー マルでのフライトになった。 天気予報は、昨日も今日も晴れで南南東から南だったが、昨日は、悲惨な1日中リッジコンディ ションだったため今日も心配していたが、サーマルコンディションになって良かった。 気象の世界では、ここ10年ほど雨量や気温などの新記録が続出し、「今まで経験したことのない○ ○」ということが続出しており、高知県四万十市江川崎(標高72m)で10日(土)に日本歴代4位 タイの40.7℃、今日は、40.4℃の猛烈な温度だったが、ここ高岡でも2個の新記録が出た模様。 ①大会以外でのフライヤーの数・・・推定で約80人(ハング約60人 パラ約20人) ②ハングフライヤーの数・・・推定で約60人(過去の記録は40数人だったと思う)
TOの風・・・11時半頃~12時半頃 南東~東のややサイド的な風 2~6m 12時半頃~3時半頃 南東~南のほぼいいアゲンスト 3~8m (2時頃からは常時南東5~7m位吹いていた) 3時半頃~4時半 東~東南東のサイド風 2~5mだったが徐々に弱る ソアリングできた時間帯・・・11時頃~4時半(約5時間 中だるみなし) 高度・・・800~1000m(メイン高度は500~600m) サーマル・・・ 800m以上のサーマルは、1時間に1本位の割合だったが、600m前後は1時間に 3~4本出ていた。発生場所は、いつものように東から焼け跡石土の森周辺とTO周辺と アンテナ、グランドではダイナムや第1小学校や土佐IC辺りにあったが、20分以上 グランドサーマルだけで飛び続けることはできなかったように見えた。 アウト&リターン・・・TOから2~4km位 ハングが多かったのでもう少し延ばすハングがいるのではないかと思っていた が、つなぐサーマルの発生が悪く、4km位だはなかったかと思う。 数機のハングは、いいリフトラインを見つけ、キープハイで800m以上の 高度をうまく移動していた。 フライヤー・・・推定約80人(ハング約60人 パラ約20人 ビジター推定約70人) 京都ハング約30人(京大生など京都の学生が中心) 関東のウインドスポーツ約20人 広島大学のハング5~6人か?その他のハングのビジターもいたが良く分からない。 四国の常連ハング数人(クラブ員は3人) パラビジターは、愛媛の常連ビジターさんや塩塚のフライヤー5~6人などいたが 正確な数はよく分からない。
ハングフライヤーは、1時間前後のフライトしかしないフライヤーが多いため、 エリア空域には20機前後しか飛んでいることはなく、混雑を想定して、左回りの 旋回ルールを作っていたが混雑した様子は全くなく、サーマルやリッジリフトに合 わせた自由なラインを自由に飛んでいた。 ハングフライヤーにも2~3時間フライトしてもらえると、飛んでいる人が30 ~50人位になり、サーマルの発生場所・周期・高度・幅などのデーターがグライ ダーの動きによりリアルタイムで分るのだが、それを見ることはできなかった。
アクシデント・・・1件 パラビジターのアウトラン (サブラン西150mの雑草の空き地 ケガ被害なし) 原因:東風がやや強いのに遠い風下側の距離からサブランを狙ったため グライダー特性(初級機か?)や風に合わせたランディング の仕方が理解できていなかった模様? 電線10m手前で電線を避けるため右急旋回してのランディン グだったため結果は良かったが、非常に危険だった。 アクシデントにはならなかったが、ハングの練習機がサブランにランディン グしてきた。原因は、東風と練習生だったため、河原に届かなかったらしい。
2013-08-11 12:05 in パラグライダー
#
|