2006年5月12日 (Fri)

The eel is delicious!




ウナギって旨いよね〜。
地方や店によって焼き方が違うし、秘伝(!?)のタレの味も違うけど・・・。生きてて良かったと思う味のひとつです。
基本的にゴハンにぶっかけたり、乗せてる食べ物が好きなんだな。

香港に行った時、一緒に食事した香港人達が円卓に乗った料理を一旦ごはんに乗せてから食うのを見て、「それは正しい!」と、勝手に納得しちゃったオレです。
普段別々に食ってる料理も、乗せちゃった方が旨そうなものって多いよね。ハンバーグも焼き肉も、牛丼みたくのっけて食いたい。
いや、食いましょう!

オレの友人でウルトラマンシリーズ等の監督やってるOくんのお母さんは、彼が子供の頃カレーとクリームシチューの区別が曖昧だったそうです。
確実に間違ってたのは、皿にご飯を盛ってカレーもシチューもドまん中からぶっかけてた事。ルーとご飯を左右に盛りつけるって考えが全くなかったみたいね。シチューはそれ以前の問題だけど。
でも、ぶっかけて食うのが好きなオレ的には、それはアリ。

Oくんがちょっと困ってるのは、レストランでクリームシチューをオーダーする時。
「ライスになさいますか?パンになさいますか?」もちろんライス!(出来ればドまん中からぶっかけて下さい!)と心で叫んでしまう事らしい。わかる!でもちょっと恥ずかしいよね。

そうそう、カレーとクリームシチューって食材似てるでしょ?
Oくんはどちらも大好物だったけど、最期にルーを入れるまでどっちになるかわからないのがドキドキものだったそうです。
なるほどね〜。

ちなみに我が家の母は、たぶん料理がそんなに上手ではなかったようで、特に揚げ物はとことん揚げちゃいます。
エビフライなんてこんがり以上にきつね色を越えちゃってました。
なので、普通に適度な揚げ具合のエビフライがもの足りない気がするオトナに育っちゃいました。

各家庭の食文化って恐いような、面白いような・・・。
2006-05-12 23:53 in @nai's #

 『YF』Blythe ten



以前にも書いたけど、南青山の『YF』は5月31日まで。
http://www.yfbbb.com/
「Blythe ten」だけに10体展示してるんだけど、オレのカスタムは4個ね。それがどれかはじっくりご確認下さい。

さて、社会復帰して今日は宿題&アニバ用のスタンドベースを作りました。
それから奥田瑛二監督の事務所ゼロピクチャーズより電話。
最新作の「長い散歩」(主演=緒形拳)の初号試写の知らせが来た。
先月のゼロ号試写の時に日程間違って行きそびれたんで、今回はキチンと行かなきゃね。いやホント、奥田さんに怒られる!
でも、前回は青山の試写室だったけど、今回は環境的には遥かに良いイマジカ。楽しみ〜。

そうそう、最近ゴタゴタしてたので曜日感覚がすっとんでたみたいで、今日は一日金曜日だと思ってました。礼服をクリーニングへ出しに行った時に発覚。その後子分のUにも言われて再確認。
びっくりびっくり。

今日のBGMは「KAMIKAZE TAXI」「トラブルシューター」
BGVは「泉谷しげる/ハレルヤ」「ENIGMA」「SALTiMBANCO」「倖田來未LIVE」

2006-05-12 00:50 in @nai's #

 Funeral of LUCKY.



1泊(!?)2日でラッキーこと川崎真弘さんの葬儀に行って来ました。

まず、この画像の2人が出会って36年ず〜っと仲良しカップルだった2人です。撮ったのは愛娘。すっげー良い写真でしょ?

9日18:00より通夜。
念のため、15時には千葉のホテルにチェックイン。
そのまま斎場へ。報道関係の受付をやりつつ、多くの方々と再会。
祭壇の周りにはえらい数の花と有名人や仕事関係者の札が並ぶ。
たぶん参列者は400人くらいはいたんだろうなぁ。焼香も時間がかかるよね。
22:00にはとりあえずの精進落し(会食)も終わり(?)、故人との関係の深かった人達だけが残った。それも数十人。

更に終電も終わった25:00
まだまだ残った(オレを含めた)十数人が集結。
竜童組他ミュージシャンの方々と20〜30年来の飲み友達や遠方から来てくれたファンと奥さん&娘さん。
テーブルのまん中に川崎さんのグラスを置いて、何度も献杯して飲み続け、笑って泣いて笑って笑って・・・。
オレがまだ中・高校生の頃に聞いてたバンドのメンバー達と、談笑して酒を酌み交わす。なんか不思議だよね。
結局オレは27:00で退散。ラストは朝5:00だったそうな。

9:00起床!11時には斎場に着き、12時から告別式。
ミュージシャンや映画人の弔辞は、一般のそれよりも遥かに深く心に響く。過去の経験上、そうなんです。
この日の弔辞は宇崎竜童氏と小室等氏。
宇崎さんは涙を溜めて、絞り出す様な声で「ラッキー、君は今どこにいるんだ?君に会いたくてみんな集まってくれてるよ。(中略)
君には感謝の言葉しか浮かばない。君は確実に天国へ行けるけど、オレはどうだかわからない。だからオレがそっちに行く時に、こっそり裏口を開けておいてくれないか?(後略)」

奥さんからの謝辞は「私達親子は誰よりも頑張ったし、彼の事が大好きでした。とっても楽しい36年間でした。(中略)私達はまだ頑張って生きますから、見守っていて下さい。」
棺に献花して、出棺。一緒に火葬場まで行く。
約50名に見守られて棺が扉の向こうへ・・・。
約1時間後、骨上げ。斎場へ戻ってから、ご家族と次に会う約束をしてから解散した。

日頃スーツなんか着ないオレなので、特に足が疲れました。
やっと日常に戻ります〜。


2006-05-12 00:48 in @nai's #

2006年5月8日 (Mon)

 working...Rest...working.



カスタムして休憩してカスタムして・・・。
その繰り返しの一日でした。
それにしてもイマイチの天気だったよね〜。

部屋はけっこう明るいとはいえ、PARCOの頃ほど照明がいっぱいあるワケではないので、メイクというか塗装は昼間に終わらせるようにしてます。夜は基本的に造形だけって感じね。
でないと、左右の色観や間隔がイマイチわからない気がします。

だったらスポットの照明買えよ!ってコトなんだけどね。
なんだか買い物に行ったら違うものばっかり買っちゃうもので・・・。

そうそう、カスタムに必要なものはキチンと買ってるつもりなんだけど、ハッと気づいた時にはもう遅いってのもあります。
店にいた頃だと、工具やカラー類は手元にあったから良かったんだけど、そうもいかなくなっちゃったからね。

今度から必要なものに気づいたらちゃんとメモして、「はじめてのお使い」みたいにならないようにします〜。
とりあえず明日はカラー6色と溶剤ね。

2006-05-08 01:04 in @nai's #

Deep sorrow...




これは5月4日のブログです。

作曲家の川崎真弘氏が他界されました。
http://www.tinkerbell-web.com/

今までこんなに泣き、笑いの繰り返しをした1日は無かった。

25歳の頃、娘が産まれて数日だった親友が目の前で事故死した時、実の母が動脈出血で運ばれ、手術の甲斐もなく記憶も戻らず亡くなった時も衝撃的だったけど、悲しいだけだった。
闘病に苦しんで亡くなった知人は何人もいたけど、川崎さんの死ほど深い悲しみと豊かな時間を味わった事はないなぁ・・・。

彼の存在を知り、是非会いたいと思ったのは1995年『KAMIKAZE TAXI』という映画を観た時だった。
作品の内容にも感動したけど、音楽が頭から離れなかった。
即、原田監督とはお会い出来たけど、川崎さんと会えたのはそれから2年後、10月の渋谷。『バウンスkoGALS』の完成披露試写の会場だった。奥様と娘さんと3人。すごくかっこいい家族。

早速紹介してもらい、「KAMIKAZEのサントラ探したんですけど出てないんですよね?」と言うと、「版権の問題で発売出来ないんだよ。」と、人懐っこい笑顔「今プライベートCDは作ってるから、送らせてもらうね。」と名刺交換。
その年のX'masに荷物が届いた。我が映画祭メンバーにも「聞いてやって下さい。」と20枚のCD。最高のX'masプレゼントだった。

その後は作品の撮影や、試写、パーティーのたびにお会いして、2001年。オレが翌年の映画祭での『映画音楽講座』の担当になったので、川崎さんに是非!と頼んだら、快諾してくれました。
とはいえ、映画音楽の作曲についての知識なんてほとんど無かったオレなので、それから約1年間は川崎さんの住む千葉の稲毛へ通う事になったワケです。

奥さんと3人で川崎さんの釣ってきた魚をツマミに何度も酒を呑み。くだらない話で脱線しながらも、少しずつ専門用語を叩き込まれ、本番の映画祭での司会も大好評!
あっという間に映画祭スタッフや参加者の人気者になっちゃって、湯布院の酒と仲間を気に入った川崎さんは、翌年からも毎年自費で参加してくれていました。
当然のように呑んで話し込む毎日で、ヘロヘロだったけど楽しい日々。

そして今朝11時、携帯が鳴った。
奥様でマネージャーでもある天翔さんから憔悴しきった声で「@naiくん・・・川崎がね・・・今亡くなったの。」
え???8月末に毎日一緒に呑んだのに? 1月末に「新居が完成したら泊まりに来てね。」って言ってたのに・・・?
娘さんのともみさんは海外在住でスチュワーデスをやっているので、もしかしたらまだ奥さんだけなのかと思い、数日間滞在出来る
準備をしてともかく稲毛に向かう。

原田監督に連絡すると「えぇ〜!!・・・。」と言ったまま言葉が止まった。他にも心当たりのある川崎さんと縁があった方々に連絡。みんな驚きを隠せない。

川崎さんの新居に着くと、宇崎竜童さん、阿木耀子さん、小室等さん、他、十数人だけの故人に近しい方々だけで亡骸を囲んでいた。
奥さんがオレに駆け寄って来て「わざわざごめんね」と嗚咽した。
娘のともみさんは仕事を辞職して帰国。奥さんと2人で闘病に立ち会ったそうだ。

奥さんも娘さんも、みんなも川崎さんの事を「ラッキーさん」とか「川崎ちゃん」と呼んでいた。

穏やかな死に顔だったけど、大柄な川崎さんが闘病で20kg痩せていて悲しみを一層深くした。

オレが持って行った川崎夫妻とのふざけた写真を、奥さんと阿木耀子さん2人と見ながら思い出話に泣き笑い。
原田監督夫妻と遊人、矢島健一夫妻も到着。
来客の度に奥さんやともみさんが出迎え、抱き合って泣き(みんなも泣く)、思い出話で笑うの繰り返し。
「気をつけないと寝返りしてるかもよ。」なんて言って笑いながらも思い出話でまた泣く・・・。
全員が亡骸に話しかけながら、話は尽きない。

あっという間に深夜になった。
「@naiくん、何日泊まってもいいわよ。」と奥さんが言う。
腰を据えて一週間くらい滞在出来る準備をしてたけど、オレがいると奥さん達はつき合って眠らないだろうと思い、今日は終電で帰る事にした。
新居の素晴らしいスタジオも、主人を無くして寂しそうだった。

2006-05-08 01:02 in @nai's #

2006年4月24日 (Mon)

 YOSHIMURA GSX-R @nai SP2



あ〜〜、天気微妙ぉ〜!
バイク乗れねぇ〜、タイヤ替えてぇ〜!!
で、結局は雨だよ・・・。あぁ、フロントディスクまた錆びてる。
愛車の@nai2号は今日もウェイティングのままでした。
悔しいんで写真だけ撮った。
かっちょいいなぁ〜♪やっぱり。
RCサクセションの「雨上がりの夜空に」でも歌おう・・・。

さて、今日の午後にはpukukuさん、kumingさん、Passaさん、ナッツの4名が来まして、またまたアニバーサリー提出用カスタム。
ユニット名は『pile-poil』これは凝ってます!
さすが昨年のDollybirdチーム!ピッピもミィもこの流れですな。
(ちなみに今年のDollybirdはオイラではありません)
でも画像は見せられません・・・。
6月のショウ&展示をお楽しみに。

あ、中1の常連客からカスタムの問い合わせがありました。
去年は小学生だったんだけど、オーダー内容は大人と変わらないんだよね。「シャドウは◎●で、チークは何色系で、リップは・・・。」って感じ。
いやいや、最近の(東京の)女の子ってのはこんなもんなんだね〜。おいちゃんも頑張るよ・・・。

自分の姪っ子だったら、「アホじゃね〜の?忙しいんじゃボケ!」なんて返せる(そんなコトしませんよ)んだけど、なんで他人だと、しかも子供だとちょっとテレるんでしょ?ていうか、返事出す時この漢字読めるのか?なんて考えちゃうよ。misakingもユニも小学生の頃から知ってるけど、どちらももう大学生になっちゃったから、テレないんだけどね。
そうか!手加減して話すのに慣れてないのかも!?
そ〜かそ〜か、早くも納得・・・。



2006-04-24 02:03 in @nai's #

2006年4月21日 (Fri)

 MAMECHIYO&YF



豆千代さんとYF。今日はこの2ブランドのお仕事でした。
豆千代さんは6月のアニバの作品ってコトで、毎度だけどコンセプトがしっかり固まった状況でオーダーに来るワケです。

てなコトで、午後からは豆千代さんと片腕の(珠)が来ました。
例によってアニバ用のカスタムは画像を公開出来ないんだけど、ベースは「ん?この髪の色ってまだあったの?」ってヤツです。
約2時間の作業でなんとかイメージどおりのカスタムが完成!

その後、デザイナーのlocさんが来ました。
彼は一青窈(ひととよう)やCHARAの衣装を作ってるヒトね。
今月28日にvogueのアートディレクター藤本やすしさんによるYFっていうセレクトショップが青山にOPENするそうで、そこに数人の有名デザイナーによるカスタムブライスが10体展示・販売されるそうで、そのブライスのカスタムね。
今日は3体のみ。これはCWCのイベントじゃないから画像はアリ・・・ってコトで。 でも、顔の全貌はまだお見せ出来ません。

あ、そうそう、その間に今回初のアニバ出品するアーティストユニットであるP@Gのカスタム。いや、カスタムは終わってたんだけど、オリジナルのスタンドのベースを作りました。笑える!
でも、これはアニバだからまだ内緒。

そんなこんなで今日も終わっちゃった。
オイラにカスタムオーダーしてる方々、も〜ちょっと待っててね。
毎日頑張ってるから〜!
あ、晩飯食ってなかった・・・。
2006-04-21 00:52 in @nai's #

2006年4月18日 (Tue)

NUMAZU&YUGAWARA



はい、沼津へ行って来ました。 今回はブライスの話題でなく、映画ね。

15日昼、吉祥寺を出発しようとしたら早速トラブル!っていうか、最近電車に乗らないオレが知らなかっただけなんだけどね。
工事のため中央線快速・特快は無しってコトらしく、上下線共に全線各駅停車。ぶひ〜。

諦めて、土曜の昼なのに通勤ラッシュのような電車で東京駅へ。
そこから新幹線で三島。在来線で沼津ね。
そのまま会場である駅前にて当日OPENのBIVIっていうビルにあるシネマサンシャインっていうシネコンへ。
すでに「自由戀愛」上映中。横からこっそり覗くと原田眞人監督発見。
「わざわざ悪いね。」いやいや、こちらこそ社長出勤で・・・。

上映後には徳ちゃんと原田監督のトークショー。
明日はオイラがやるのね。緊張感ないなぁ。
この日のスケジュールが終了して、パーティーに出席。
「金融腐蝕列島 呪縛」「突入せよ!あさま山荘事件」にも出演していた古本さんとも再会。
監督は同窓会へ移動。俺たちは2次会へ移動。
「ガオレンジャー」「自由戀愛」等の編集マンである須永くんや古本さんとバイク談義で熱くなる。

更に3次会。古本さんは帰り、須永くん達と3人で26:30まで飲み食い。ホテルでワールドGP見てロッシの優勝確認してダウン。

翌朝8時起床。シャワー浴びて荷造りして朝飯。
11時に地元スタッフが迎えに来て、海産物屋さんの集結した町に移動し、マジで新鮮なネタの寿司を食う・・・が!朝食からあまり時間がたっていないので完食ならず。

駅前イタリアンにてスタッフと合流。
湯河原からMさん到着。監督も到着。さて、オレの出番だね。
会場は満席。 作品は名作『KAMIKAZE TAXI』たぶん30回は観てる得意技。

オレ、監督、徳ちゃんとの3人で1時間のトークショウ。
やっぱり緊張感の無いオレのまま、拍手までいただいちゃいました。
え?いいの?こんなんんで???
湯布院映画祭のガチンコシンポジウムってホントにハードなのねと再確認。
ともあれ、お仕事終了〜♪

寿司食って呑んで、沼津&湯河原散策して、なかなか有意義なお休み(??)でした。さ、働こう!

2006-04-18 01:50 in @nai's #

2006年4月12日 (Wed)



「Let's go Blythe」ってタイトルのDVDがCWCから発売されましたね〜。で、早速見てみる。
去年のアニバのショウの部分は既に去年もらったDVDと同じ内容だったので、スルー。 Specil Interviewsのコンテンツの中のDollybird Costom Teamってのにオイラのインタビューがあったりします。

実はこのVTRの収録の日は台風だったんだな。(この日のブログはmixi7月27日を見よう!見れるヒトはね・・・。)
当然外は暗いワケで、しかも休日だったオレは集合時刻にもかな〜り寝ぼけてました。なので、インタビューもボケたままね。
ま、興味のある方はCWCへ。税込¥2.980也。
収録後、Dollybirdチーム全員で代官山にてお食事。かなぁ〜り雲行きヤバい感じになってました。食事中にジュンコ・ウォングさんが覗きに来て、帰った後で暴風雨!!「もぉオレ渋谷駅まで歩いて帰るよ。」と、みんなと別れたんだけど、雨に濡れる事を覚悟してハーフパンツで行ったのに、下半身ビショビショになっちゃいました。はぁ。

で、今日はKさんのBBBのカスタムに始まり、アニバへ突入。
アニバの顔は出来たんだけど、髪のスタイリングとベースがまだなんだよね。あれこれやって、髪は完成! 想像よりいい感じになったんじゃないの??
で、ベースです。エアブラシで塗って塗って塗って・・・。
明日には完成ですな。たぶん。
ガンガン塗ったんで、指にも色がついちゃったよ。
さて、続きをやるべ。
(画像は本日のお仕事のBBBカスタム。実は新しい試みが・・・。)

あ、BBSのは右上のちっちゃい「BBS」をクリックしてね。
2006-04-12 23:02 in @nai's #

2006年3月12日 (Sun)

Streetwise



さて、前回のブログではいろんな方々が「え?自分のコトなの?」と思っちゃって、各方面で波紋を呼んだみたいですが、決して誰かを想定して書いたワケじゃなくグローバルな視点での内容だったので、誤解の無い様にね。

で、続き。
某コンピューター学者の見解ですが、現代のPCや携帯は一種の「ナルシスの鏡」(ヤヌスの鏡じゃないよ)らしいです。
ギリシャ神話のナルシスは水面に映る自分の姿に惚れ込んだんだけど、そんな自分自身の姿のみを見ようとする自己の本質は、他人の視線を拒絶するということにある。

ヒトはみんな他人の視線を意識して生きています。
自分をどう見ているか。どうみられると嫌なのか。どう見てほしいのかということが、その人の行動なり価値判断なりの大きな動機になるんですね。
この「他人の視線」というのは、なかなか曲者で、単純なそれだけでなく他人を意識している自分の視線でもある。
誰かになにか言われたとか、誰が自分についてどんな話しをしたかというコトでも一定の水準を超えると、自分の中にそのヒトの視線が形成されてくるようです。

そうなると、その人物から直接でなく、自分の想像するそのヒトなら今の自分のコトをどう考えるかを考えるんですね。つまりは常に自分の中に「誰か」を抱えている。
これは厳しいといえば厳しいけど、そんな自分ではない視点をどれだけ許容出来るかということが、自分自身の成熟や成長の尺度でもある気がします。

ナルシシズムってのは鏡(結果的に自分の好みの音楽や画像やメールやサイトだけを集結したPCや携帯)を見る事で、自分が意識している他人を抹殺し、自分の視線だけで他人の位置を決める行為なんですね。
自分の姿に見入って、惚れ込み、否定的だと思う人を消し去り、肯定するヒトだけを相手にしか生きられない。
つまりは、狭い人間関係と情報機器の中で、ほとんどの他人と直接の視線にさらされずに、自分が空虚だと感じつつも空虚な自分を守ろうとしている。
その結果、完全に自分を肯定する人以外の他人は拒絶してしまう。

だけど、結局は人格も個性も経験も、それがもたらす人生の喜びも他人との関わりからしか出来ないんです。
だから、表向きに飾られた自分だけを見せている関係では、成熟する事は無理だと思いますね。家族でさえヒトが1人いたら、確実に厄介な事が付いて来ますから、それは相手から見た自分も同じなワケですよね〜。その許容範囲の広さが自分の豊かさを決めるのかもしれません。
続く・・・・。
2006-03-12 12:03 in @nai's #

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